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自分を変えたい

読書が苦手な人が1ヶ月で6冊の本を読破するための【フラフープ音読】のススメ

2019年6月3日

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私はお世辞にも、読書が得意なほうではありません。30分も読んでいると目がトロ~ンとしてきますし、過去に何度も習慣化しようと試み、見事に失敗してきています。

そんなどうしようもなくズボラな私ですが、試しにフラフープを回しながら読書をしてみたところ、何と1ヶ月で計6冊の本を読破してしまいました。今まで出来なかったのがウソのようです。

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習慣化が成功した背景には、読書とフラフープを融合させただけではなく、さらに "声に出して本を読む" という負荷を加えたことも大きく関わっているように思います。

ぶっちゃけ、既に似たような手法を導入されている方もたくさんいらっしゃるかもしれませんが、まだ試していない方のために備忘録として残すことにしました。

【フラフープ】と【フラフープを回せる最低限のスペース】と【本】さえあれば誰でもできる、極めて成功率の高い自己投資法ですので、ぜひ取り入れてみてください。

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【準備】編

回しやすいフラフープを選ぼう

フラフープに苦手意識を持ってしまう理由の1つとして、おそらく "幼稚園にあるような備え付けのフラフープみたいなものしか使ったことがない" なんて方も結構いらっしゃるのではないでしょうか?

いわゆる "表面がツルツルのプラスチック製" で "直径が短い" フラフープのことです。あのタイプってめちゃめちゃ回しづらいですから、もし上手く回せなくても自分を責める必要はありませんからね。

個人的には、私が4年前から愛用している『鉄人倶楽部』のジョイント式フラフープをオススメしておきます。表面がラバータイプなので肌に吸い付きやすいですし、直径も90cmとそこそこ長いので遠心力が働きやすいフラフープです。

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フラフープを回す練習をしよう

当記事の内容を取り入れるためには "フラフープを延々と回し続けられるようになる" ことが最低条件となります。

というのも・・・かつての私がそうだったのですが、フラフープを回すのって割と難しそうに見えてしまうんですよね。子ども時代にやったっきり触っていない、みたいな方も多そうです。

とは言え、前項でご紹介したような表面がラバー加工されているフラフープであれば、体とフラフープとの間に摩擦が発生しやすいですので、比較的カンタンに回せるようになるかと思います。

参考までに、フラフープを始める際に私が参考にさせていただいた YouTube動画を載せておきます。フラフープ動画は他にも山ほどありますので、ご自分に合いそうなものを探してみてください。

 

フラフープ運動を日課にしてみよう

練習してフラフープの回転を維持できるようになったら、1日のどこかにフラフープ運動する時間を設けてみましょう。

ちなみに私の場合、【食後に左回り5分・右回り5分】という形で、4年弱ぐらい毎日欠かさず続けてきました。

習慣化するコツとしては "フラフープを常時、見える場所に置いておく" ことです。

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えらいもんで、こんな短時間のエクササイズとは言え、押入れにしまうとついつい存在を忘れてしまうんですよね。なので私の場合フラフープに限らず、習慣化したいものは見える場所に出しています。

 

【音読】編

5分程度で読み切れる原稿を用意しよう

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そもそも私が本の音読を取り入れるキッカケとなったのが、外郎売(ういろううり)です。アナウンサーや俳優・声優を目指す方々の練習用として定番の文章ですね。

以下サイトの原稿を印刷し、クリアケースに入れて利用させていただいています。A4サイズの紙2枚分でちょうど収まるので、かさばらなくて良い感じです。

参考リンク
外郎売・ういろううりの台詞・本文|みんなの知識 ちょっと便利帳

外郎売を、前項でご紹介した【食後に左回り5分・右回り5分】のフラフープ運動に付け足す形で1ヶ月ぐらい実践してみました。

で、効果についてですが・・・やはり1ヶ月程度では正直ピンと来ません。もっとも、1日20分程度の音読ですし、そこまで期待はしていませんでした。

ただ、ここでふと思ったわけです。

「これ、どうせなら外郎売の原稿を【本】に持ち替えたほうが、飽きにくくなるんじゃないか?」と。

 

外郎売から【本】に持ち替えてみよう

思えばこれが、読書量が飛躍的に増えるターニングポイントだったかもしれません。単純に、外郎売の原稿を置き、代わりに "未読の本をフラフープ中に音読" することにしたのです。

ビックリしました。あれよあれよという間に時間が過ぎていくんですよ。

右回り5分・左回り5分なんて、もう・・・あっという間です。

物足りなさ過ぎると感じたので、読書時間を増やすためにフラフープ運動自体も【右回り15分・左回り15分】に増量しました。今となっては、これでも時間が少なく感じます。

 

フラフープ音読のメリット

読書以外のことが一切できない

これぞ、私がずっと求め続けていた理想の環境です。というか、もっと早く気付くべきでした。

何せ "パーテーションを使わず、1つの部屋に2部屋分の機能を持たせる" という無理難題に対するシンプルな答えが、目の前に転がっていたわけですから。

つまるところ、フラフープを回している間は "フラフープの内側がもう1つの部屋になる" のです。例えるなら "魔法陣や結界の内側" みたいな感じでしょうか。

その部屋では1つのことしかできませんし、やれることは限られています。ですが、その代わり "誘惑に惑わされず、やるべきことに集中できる(せざるを得なくなる)" という環境がいとも簡単に作れてしまいます。

フラフープ運動の際に本を1冊持ち込む=本を1冊持って図書館に行く

図書館とほぼ同レベルの読書環境が、フラフープ1本で "自宅に" 作れるわけですね。何なら、声を出せない図書館よりも、こちらのほうが読書に没頭できるかもしれません。

 

運動効果も芋づる式で一気にアップする

上のほうでも書いたとおり、本を読む時間が物足りなく感じてきたことで、結果的にフラフープを回す時間も増えました。

以前までだと、食後にフラフープを回す10分間って、暇つぶしでテレビをダラダラと観ているだけだったんですね。なので、内心「早く終わらないかな・・・」なんて思いながらやっていた部分はあったと思います。

10分ならまだしも、ただただフラフープを30分以上回し続けようと思っても、モチベーションはなかなか上がらないものです。そこに "声に出して本を読む" というアクションが加わったことで、目的が "手に持っている本をなるべく早く読み終える" に変わり、タイムアタック要素が生まれます。

例えば、400~500ページのビジネス書ともなると、1日のスキマ時間だけで読破するのは至難の業です。さらに "音読しながら" という負荷が加わると、どんなに頑張っても1週間弱は掛かります。

そうなると「せめて、今日中に100ページは稼いでおこう」みたいな感じで目的意識が生まれ、芋づる式に "フラフープもそれなりの時間は回し続けなければならなくなる" というわけです。

その結果、以前に比べて明らかに汗をかくようになりました。脇汗がヤバい・・・

立ちっぱなし・喋りっぱなし・前頭葉使いっぱなし・フラフープ回しっぱなしで、30分ブッ通しですからね。そりゃ、体に変化が出ないわけがありません。こんなもん、どう考えても絶対に効果があるでしょう。

 

フラフープ音読のデメリット

急に始めると咳が出やすくなるかも?

私の場合、それまで1日20分(右回り5分・左回り5分を朝昼1セットずつ)だったのを、一気に1日1時間(右回り15分・左回り15分を朝昼1セットずつ)に増やしたんですね。

で、それが原因なのかどうかは何とも言えないのですが、しばらく咳が止まらなくなってしまいました。どうやら、周りから喘息を心配されるレベルで、変な咳をしていたみたいです。

なるべく鼻で呼吸するようにし、口呼吸をしないよう心がけてはみたものの、あまり効果はありませんでした。

もっとも、もう1つの容疑として "最近、昼食のスープに七味を振りまくっていた" というものもあったりするので、音読が原因じゃない可能性もあります(現在、様子見中です)。

 

本を床に叩きつけそうになる

当たり前ですが、フラフープを回し始める段階で勢いを付けなければなりません。よ~い・・・ドン!の「ドン!」の部分です。

この「ドン!」のタイミングで、勢い余って本を床に叩きつけてしまったことがあります。慣れればそういったことは無くなりますが、まあ・・・もし投げたのが『Kindle』とかだったら、心配になりますよね普通に。

ただ Kindleは軽いので、実を言うと手から離れる危険性は意外と少なかったりします。むしろ、紙のビジネス書とかのほうが重いので、遥かに遠心力が付きやすい(投げやすい)です。

 

おまけ:フラフープが苦手なら・・・

もちろん中には、フラフープが苦手だったり、回すスペースが確保できないという方もいらっしゃるでしょう。

ですが、結局のところ "運動しながら本を読めれば良い" だけのことなんですよね。

というわけで、フラフープの代用品として使えそうなものを挙げてみました。

【音読しながらエクササイズできそうな器具】

いずれも "運動中、手が自由に使える" タイプのトレーニング器具ばかりです。

安全性やコスパを考えると、ステッパーあたりが一番無難でしょうか。資金や設置スペースに余裕があるなら、エアロバイクやルームランナーなども良いかもしれません。

バランス系は・・・いちおう挙げてはみたものの、読書に集中できるか否かとなると微妙ですね。危ないか。

 

まとめ

  • 読書以外のことが一切できない
  • 運動効果も芋づる式で一気にアップする
  • 急に始めると咳が出やすくなるかも?
  • 本を床に叩きつけそうになる

数的にはメリット2つ・デメリット2つとなっていますが、メリットの項の "運動効果" には複数の要素が含まれています。

  • 基礎代謝アップ
  • 体幹が良くなる
  • 腰痛の改善
  • ダイエット効果
  • お腹まわりのシェイプアップ
  • 整腸作用 ※これは私の体感です

いずれもフラフープ自体のメリットですが、"1日トータル20分" と "1日トータル1時間" とでは、効果の現れ方が劇的に変わってくるはずです。

ただやはり、当記事で1番言いたいのは「読書や音読が続かない人は、ぜひ "フラフープ音読" を試してみてほしい!」ということです。

今まで何をやってもロクに続かなかった私みたいな人間が習慣化に成功したということは、再現性の高さが折り紙つきである何よりの証拠だと思います。

 

あとがき

余談ですが、私が読書および音読の習慣化に成功したもう1つの理由として、ビジュアルノベル(いわゆるギャルゲー)を受け入れたことも関わっていそうな気がします。

ギャルゲーについては、中学時代の『ときメモ』や高校時代の『To Heart』以来、敬遠していたんですよね。なので、それなりに偏見は持っていたはずなんですが、いつの間にか無くなっていました。

最近のノベルゲームって、とにかく "喋る" んです。
で、喋ってくれるから、流し読みでも頭にどんどん入ってくる。

でも、本は喋ってくれない。だったら「自分が音声パートを担当しよう」と。

うん・・・間違いなく、ノベルゲーからも影響受けていると思います。

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