PCメガネ(ブルーライトカットレンズ)が壊れてしまったので、新しいものを導入することにしました。
値段・性能・デザイン・認知度など、どこを基準にするかが悩みどころです。何せ、有名・無名問わず数えきれないほどのメーカーが乱立していますからね・・・
そこで今回は、個人的に購入を検討している PCメガネをいくつかピックアップしてみます。
値段&レビュー数で選ぶ
WEEGU
- ブルーライトカット率:不明
- Amazon相場価格:約2,000円
当記事執筆時点で Amazonカスタマーレビュー93件。圧倒的なレビュー数ですが機械的なコメントは特に見当たらず、星4.5をキープしています。
- PCメガネで検索すると先頭に出てくる
- セールが頻繁に行われている
- Amazon's Choice(即発送・高評価・安い商品に付けられる称号)
上記3点が好循環となり、おそらく多くの方が一番最初に手に取られている PCメガネなのではないでしょうか。
なお、高評価と書きましたが、これだけのレビュー数があれば当然、低評価も出てきます。「映画館の3Dメガネみたい」だとか「安物買いの銭失い」だとか。
正直、どこの馬の骨かも分からないブランドだし、ブルーライトカット率の表記も無し。デザイン性も決して高くないです。
それでも「とりあえず悩むのも面倒だし、サクッと買っちゃおう」だとか「仮に失敗しても、この値段だったら許せるかな」といったノリで、気軽に買えちゃうのが魅力なのかもしれません。
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『WEEGUブルーライトカットメガネ』レビュー:100均レベルじゃないぞ!意外と質感も掛け心地も良い低価格PCメガネ
プラスチックだけど漆っぽさを感じる黒。スッと顔に収まる気持ち良さ。パッと見は安物ですが、実際に触ったら印象が大きく変わりました。
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知名度で選ぶ
JINS PC
- ブルーライトカット率:約35% ※Amazonカスタマーレビューより
- 公式ショップ価格:5,000~12,000円
- Amazon相場価格:約10,000~30,000円
おそらく、PCメガネ界隈では最も有名だと思われる眼鏡ブランド(2016年8月時点で全国307店舗)。
Amazonでも一応購入可能ですが、正直『JINS PC』公式のオンラインショップで買ったほうが圧倒的に安いです(Amazonでの相場価格は明らかに吹っ掛け過ぎ)。ラインナップも豊富ですし、お財布事情に合わせてエントリーモデル~ハイエンドモデルから選ぶことができます。
タイミングが良ければセール価格で購入することも可能ですし、買うなら公式ショップのほうが良いでしょうね。
あと、値段の割には Amazonでの高評価が多い印象を受けました。
Zoff
- ブルーライトカット率:約50%
- 公式ショップ価格:5,000~7,000円
- Amazon相場価格:約4,000~6,000円
『JINS PC』の次ぐらいに有名だと思われる眼鏡ブランド(2010年11月時点で全国98店舗)。
こちらも公式オンラインストアが存在しますが、Amazon相場価格は適正なので、会員登録だったりデザイン選んだりするのが面倒であれば Amazonでサクッと買っちゃうのもアリかもしれません。
なお、こちらも公式ショップにて定期的にセールを開催されていますので、セール狙いで公式ショップから買うのも良いかと思います。
エッシェンバッハ(Eschenbach Optik GmbH)
- ブルーライトカット率:約40%
- Amazon相場価格:約3,000~6,000円
1913年設立。ドイツのニュルンベルクに拠点を置く、老舗のルーペ&老眼鏡ブランド。
Wikipediaがドイツ語版しか掲載されていませんが、日本でも一部の方々には割と知られているみたいです。
老眼鏡専門メーカーなだけあって "度あり" の PCメガネがほとんどですが、上記商品リンクのように度無しのものもいくつか存在します。購入の際は商品タイトル欄に度数表示が無いかどうか必ず確認しましょう。
なお、最近の商品にしては珍しく日本製(ドイツじゃないの?)とのことなので、原産国にこだわりがあるのであれば是非どうぞ。
デザインで選ぶ
Cyxus
- ブルーライトカット率:約30~40%
- Amazon相場価格:約2,000~3,000円
2009年に設立された、アメリカの眼鏡ブランド。※公式サイト参照
丸いフレームの他、"緩やかな八角形" のフレームや "上半分が角ばっていて下半分が丸みを帯びている" フレームなど、おしゃれなデザインの PCメガネが取り揃えられています。
面白いのは、"ブルーライトが本当にカットされているか確認できる測定キット" が同梱されていることです。
未だ、人によっては「PCメガネなんて付けたって効果無し!プラシーボ効果だ」なんておっしゃる方々もいるようですが、こういったツールがあると俄然説得力が出てきます。
参考までに。PCメガネが壊れて以降しばらく付けるのをやめた自分は、裸眼でモニター見続けていると眼が痛くて痛くて仕方ありません。これがプラシーボ効果だったら、さすがに自分の感覚を疑います。
eight tokyo
- ブルーライトカット率:22%以上
- Amazon相場価格:約4,000円
眼鏡の本場である福井県・鯖江市の眼鏡メーカーと協力し、日本人に合うデザインを追求している眼鏡ブランド。もちろん日本製。
上記の商品リンクを見れば一目瞭然。外出時にそのままファッショングラスとしても使えるぐらい、フレームの素材・デザインが洗練されています。
まさに、ブランド名を体現したかのような PCメガネだと言えるでしょう。
ブルーライトカット率の高さで選ぶ
SOXICK
- ブルーライトカット率:約90%?
- Amazon相場価格:約4,000~5,000円
ドイツの軍事品質保証特許制品!とのことですが、事情通の Amazonカスタマーレビューによると、どうやら中国のブランドみたいです。
ブルーライトカット率は、なんと驚異の90%!
本当に90%かどうかは怪しいですが、カスタマーの方々によりアップされた実物の写真を見る限りだとレンズが真っ黄色なので、それなりにブルーライトカット効果はあるのではないでしょうか。
デザインに関して言えば、先ほどご紹介した『eight tokyo』ほどではないものの、個人的には割と好みです。
ただ、人によっては「掛けたらハリーポッターみたいで笑ってしまった」「レンズを拭くたびにカタカタと動く」「レンズ内側が反射する」などといった意見もあり、評価がやや分かれています(概ね高評価)。
とは言え、カスタマーレビューの日本語を見る限りだと、この手の中国製品にありがちなスパムコメントはなさそうです。レビュー数が多い割に機械的なコメントは見当たりませんし、気になるのであれば買ってみても良いのではないでしょうか。
まとめ
まとめると、こんな感じです。WEEGUの身元不明感がエグい。
-- | ブルーライトカット率 | 相場価格 | 国 |
---|---|---|---|
Cyxus | 約30~40% | 約2,000~3,000円 | アメリカ |
eight tokyo | 22%以上 | 約4,000円 | 日本 |
Eschenbach | 約40% | 約3,000~6,000円 | ドイツ |
JINS PC | 約35% | 約10,000~30,000円 | 日本 |
SOXICK | 約90%? | 約4,000~5,000円 | 中国? |
WEEGU | 不明 | 約2,000円 | 不明 |
Zoff | 約50% | 約4,000~6,000円 | 日本 |
「とにかく悩みたくない!とっとと導入したい」というのであれば、クチコミの多さ&低価格で『WEEGU』。
ブルーライトカット率の高さを優先したいなら『SOXICK』。
外でオシャレな伊達メガネとしても使いたいなら『eight tokyo』。
こんな感じでどうでしょうか?
なお、これは私の独断と偏見によってチョイスしたラインナップに過ぎません。もっと良い PCメガネが埋もれている可能性もあるので、気になったらご自身で探されてみてください。
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