いわゆる "やる気ブースト" が掛かると話題の『L-チロシン』を 7日間ほど飲んでみました。
※1週間と表記していないのは、検証の途中であまりにもブランクが空き過ぎてしまったからです
L-チロシンには、以下のような効果があると言われています。
- 先送りの改善・倦怠感の減少
- 集中力・判断力・決断力がアップ
- 白髪の予防
- 眠気の防止
- 冷え性の改善
- 不安感・希死念慮・ネガティブ思考の解消
- 怒りっぽくなる
- シミができやすくなる
副作用については他にも "頭痛" "吐き気" "胸焼け" "関節痛" などが出る人もいらっしゃるようです(個人差があります)。ただ、最もよく見かけるのは先述した 2つですね。
あと、メリットとデメリットが表裏一体となっている場合もあります。例えば、白髪予防とシミ増加はいずれも "メラニン色素" が要因となっていますし、冷え性の改善と頭痛には "血行の促進" が大きく関わっているはずです。
なお、上記はネットショップのレビューやブログ記事などから拾い集めてきた情報なので、くれぐれも鵜呑みにし過ぎないようお願いします。
さて、口コミだけをご紹介していても仕方がないので、今回も自分自身が実際に L-チロシンを摂取してみた結果をシェアしていきたいと思います。
『ナウフーズ L-チロシン』を開封してみる
同社の『コリン&イノシトール』と一緒に注文。"内側がプチプチで守られたオレンジ色の袋" に入った状態で届きました。
ボトル側面には「1カプセルを1日に1〜3回、なるべく食事の間に服用してください」との記述。
また、すぐ下の長文は、以下のような内容となっています。
「L-チロシンは、神経伝達物質であるドーパミン・アドレナリン・ノルアドレナリン、および皮膚色素であるメラニンの生成に必要な、条件付きで必須のアミノ酸です。 ノルアドレナリン(ノルエピネフリン)とアドレナリン(エピネフリン)は、急なストレスに対する身体反応の主な要因であり、ドーパミンとともに、ポジティブな気分と精神的覚醒をサポートするのに役立ちます。 加えて L-チロシンは、甲状腺の正常な機能にとって特に重要です」
例のごとく、ボトルには "ビタカフェ" のステッカー。
カプセルは『DMAE』『コリン&イノシトール』と同じサイズです。
実録・L-チロシンを1週間飲んでみた
1日目(11/7)
先ほど、L-チロシンを初めて摂取。さぁ、どうなる?
L-チロシン摂取1日目。
副作用がキツいと聞いていたので、試すまでに随分と期間を空けてしまった。怖かったし。
ところが実際に飲んでみたところ、拍子抜けするほど何の変化も起きなかった。イライラすることも一切無し。むしろ変化が無さ過ぎて「本当に効果あるの?」といった疑惑も同時に沸いてきた側面はある。
ただ、飲んでからすぐに開始した頭脳労働は、滞りなくスムーズに進めることができた。チロシンの効果かどうかは怪しいけど。
というかスマドラに手を出すぐらいなら、普通にコーヒー飲んでたほうがよっぽど能率が上がりそうな気もするんだよなぁ…身も蓋もないことを言うようだけど。
まあ…スマドラは、掛け合わせて飲んだほうが効果を発揮しやすいなんて話も聞くし。
それぞれ単品でひと通りの検証が終わったら、L-チロシンとコリン&イノシトールを同時に飲むとかして、経過を観察してみようか。
2日目(11/8)
L-チロシン摂取2日目。タイミングを逃したため、本日は夕方5時頃に摂取。
すぐに頭脳労働に取り掛かり、2時間ちょいで作業完了。耳栓を付けての集中作業だったこともあるが、まあまあ捗ったほうだとは思う。
事前準備が功を奏してか、思ったよりも早く終わったので次の作業もやってしまおうかな。
3日目(11/9)
L-チロシン摂取3日目。
今日も夕方5時以降(17時45分頃)に摂取。もしかするとスマドラって、脳内メモリに余裕がある朝方よりも、パフォーマンスが落ちてくる午後に飲んだほうが良かったりするのだろうか。
とりあえず、今から作業開始。
集中力が途切れてきたので作業終了。
短期的にではあるが、後回しにしていた作業に手を付けることができた。
ただ、これには耳せんの効果も含まれているような気もするし、チロシン単体でどのぐらいの効果が出ているかは不明。
4日目(11/11)
チロシンの Amazonカスタマーレビューにもう一度目を通してみた。
- 継続的な服用で耐性が付いてしまう
- ここぞという時に飲んだほうが良い
- 効果には個人差があり、1錠では足りない人もいる
DMAEやコリン&イノシトールのように継続的に摂取するよりも、良きタイミングを見計らって集中的に摂取するタイプのスマドラなのかもしれない。
1日休みを設けての、L-チロシン摂取4日目。
本日も夕方…というか夜7時に飲んだ。これから作業開始。作業終了後に再度、ログを残すつもり。
作業終了。大体3時間ぐらいか?
大きなトラブルも無く、かなり円滑に作業を進めることができた。
事前準備をしていたことも功を奏した気もする。ただ、もしこれにチロシンの効果が絡んでいるのだとするならば、現時点では1番パフォーマンスが発揮できた日かもしれない。妙に滞りなく終わったし。
5日目(11/30)
『L-チロシン』摂取5日目(5回目)。
前回の検証から3週間弱も間隔を空けてしまった。まあでも、チロシンは耐性が付きやすいと聞いてるし、むしろこのぐらい空けてちょうど良かった気もする。
さて、仕事に取り掛かるとするか…
作業終了。
前半に仮眠を10〜20分ぐらいとったけど、気付けばほぼブッ通しで10時間も働いていた。ドッと来るような疲れも特に無し。
さすがにこれは、チロシンの効果も若干あったりするのかなぁ…前回からたっぷり18日も間隔空けたし、効きが良くなっている可能性はあるのかも。ただ相変わらず、効いているという自覚は無い。
6日目(12/1)
L-チロシン摂取6日目(6回目)。前々回だいぶ空いてしまったので、連続で飲んでみた。
というわけで仕事開始。
作業終了。3時間半ぐらいか?
ある程度事前準備をしていたこともあってか、作業自体はスムーズに進めることができた。眠気なども特に無し。
ただ、今日の件とは関係ないけど、日中に思いっきり爆睡してしまった(6〜7時間ぐらい?)。
これが、先日のチロシン摂取による副作用なのかどうかは分からない。とは言え、直近で運転を控えてる人などは、念のため摂取を控えておいたほうが良いのかも。
7日目(12/6)
L-チロシン摂取7日目(7回目)。前回から数えると5日ぶり。
正直、こんなに飛び飛びの検証を "一週間チャレンジ" 的なノリで記録に残すことに、データ的な価値があるのかどうかは分からない。が、とりあえず7回分は飲んだということで、チロシンの検証は一旦お休み。
というわけで、作業開始。
昼食をとるため、作業中断。
9時半から始めて14時頃までブッ通しだったから…4時間半ぐらいか。耳栓も併用していたので何とも言えないけど、割と集中して取り組めていたように思う。
あとがき
振り返ってみると、どうやら 5日目はブーストが掛かっていたみたいです。もちろん例のごとく、全くピンと来ていません。
あと、巷の評判によると "副作用でイライラしやすくなる" とのことなんですけど・・・検証ログをご覧いただいたのであれば一目瞭然ですね。イライラの感情なんて、一切湧きませんでした。※個人の感想です
ただ、私の場合は自営で仕事をしているので比較的ストレスフリーではあるものの、お勤めの方が L-チロシンを摂取した際にどうなるかは不明です。例えば、嫌な同僚や上司などといった "他者との関係" にイライラの原因があったりするのであれば、何かしらのタイミングで副作用が顔を出す可能性もゼロではないのかもしれません。
ちなみに、当記事はたまたま DMAEを飲んだ状態で執筆したのですが、購入直後の検証ログをとっていた時期には気づかなかった変化がありました。
おそらく最初の検証の時点で既に兆しはあったとは思うんですけど、無駄な行動(テレビ・YouTube・ゲームなど)に気持ちが揺れ動きかけた際にうっすらと "抑止力" が働いている感覚があるんですね。断言できるほどのものではありませんが「別にやっても良いけど、やらなくても良いかな」ぐらいの軌道修正は掛かっている気もします。
で、なぜこのことを L-チロシンの検証記事でわざわざ書いたのかと言いますと、L-チロシンと飲み比べてみたからこそ両者の効き方の違いに気付いたんですよね。
『L-チロシン』は、やろうとしている行動にブーストが掛かる(ただし、効き方にムラあり)。
『DMAE』は、やろうとしている行動から脱線しないように軌道修正してくれる。
ともあれ、エンジンが掛かったときの L-チロシンの効果が凄まじいことは何となくわかりました。
何度も言いますが、ハッキリと自覚できているわけではなく "そんな気がする" レベルの話です。効果には個人差がありますので、ダメ元で色々と試してみて、合わなかったらスパッとやめるのも全然アリだと思います。
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