ノートパソコンの場合、8GBもあればメモリ絡みでストレスを感じることはありません。

実際、8GBメモリ搭載済みの中古ThinkPad X230を初めて触った当時も「これだけ動いてくれれば十分かな」と満足してました。

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何せ、それまで使っていた『dynabook Satellite B453』が初期状態で 2GB(最終的に6GBまで増設)でしたからね。加えて CPUが Celeron 1005M(第3世代)と非力だったこともあってか、6GBに増設した後もソフトによってはフリーズする場面があり結構ストレスを感じていたのを覚えています。

それに比べたら現在の環境なんて天国だろ・・・と思っていたはずなのですが、16GBメモリに増設された中古の第3世代Core i5搭載デスクトップPCと出会ったことで、上には上がいるということを思い知らされることに。

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巷には「メモリは 8GBもあれば十分。16GBは蛇足」とおっしゃる方々も存在します。私も「詳しい方々がそこまで言うんだったら、そうなんだろうな」と調べもせずに納得していました。

ところが、実際に 16GBメモリ搭載PCのパフォーマンスを目の当たりにしたことで印象が激変。8GBメモリ搭載PCにあった “ソフト起動時の若干のモタつき” “ウィンドウ開閉時の若干のモタつき” すらも、ほぼ無くなっていたのです。

こうなると、欲や好奇心が出てくるのが人間というもの。「X230も16GBに増設したら、さらに動きが良くなるんじゃないか?」ということで、メモリの増設を試してみることにしました。

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ThinkPad X230のメモリを8GBから16GBに換装してみた

今回使用したのは、シリコンパワー『SP016GBSTU160N22』という 16GBメモリ。

スペックも価格も同条件の CFD『W3N1600PS-8G』とどちらにしようか迷いましたが、何となくシリコンパワーにしてみました。いや・・・今思えば “例の件” も若干影響していたりして。

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ThinkPad X230のメモリは、本体裏の中央部分に装着されています。左の写真で赤く囲った箇所のネジを、精密ドライバーなどを使って開けてください。

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中には、韓国『SKハイニックス』社の 4GBメモリが 2枚装着されていました。

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ちなみに ETTとは “Effective Tested” の略で、簡易検査のみを行ったメモリのことを指します。

このパソコンは『ワジュンPC』という中古パソコン専門メーカーで購入したものなのですが、同社が目を疑うほど低価格の中古パソコンを安定供給できている背景には、こういったパーツ1つ1つのコストを安く抑えることで実現できている部分もあったりするのかな・・・と感心させられました。

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なお誤解の無いように言っておくと、上記のメモリは今でも普通に使えます。壊れたからメモリを新調したわけではありません。

 

というわけで、さっそく 16GBメモリに換装してみましょう。

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無事に 16GBメモリへの換装が終わりました。

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パソコン側でも、きちんと認識されているようです。

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ベンチマークを計測してみた

メモリに特化したベンチマークソフトということで、今回は『MaxxMEM2』というソフトを使用してみました。

念のため、シングルモニター(パソコン本体のみ)とデュアルモニター(本体に外付けモニターを+1枚接続した状態)の両方で計測してみましたが・・・いかがでしょうか?

上がった値・下がった値などありますが、正直なところ “誤差の範囲” としか言いようのない結果に見えます。個人的には。

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なお、全て “PC起動直後” の値ですが、ベンチマークソフトは計測する度に数値が変動することもよくあるため、上記の結果を鵜呑みにしないほうが良いかもしれません。

ちなみに、定番ソフト『CrystalDiskMark』による計測結果はこれ以上に数値の変動が激しかったため、今回は写真の掲載を控えることにしました。他にも、起動時間を計測するものなど様々なベンチマークソフトを併用しましたが、検証結果として提示するには少々分かりにくく「良くなっても悪くなっても構わないから、もうちょい変化が欲しかったなぁ・・・」というのが正直な印象です。

 

体感速度は上がったの?

あくまでも私自身の体感に過ぎませんが、大体こんな感じです。

  • 起動時間 → 特に変化を感じなかった。
  • ソフト起動時の挙動 → わずかに早くなった気がする。
  • その他もろもろの挙動 → わずかに早くなった気がする。

“気がする” というのがポイントですね。

下手にデスクトップPCの『OptiPlex 3010 SFF』が随分とヌルサクで動いてくれちゃったせいで大きな期待が掛かってしまいましたが、今回の場合はヌルヌルというよりも “フレームレートが低いままで、ややキビキビと動くようになった” みたいな表現がしっくりきます。

『OptiPlex 3010 SFF』が30フレームだとしたら、『ThinkPad X230』は半分の15フレームぐらいで動いている感じでしょうか?ゴールまでの距離はほぼ同じなんだけど、コマ数が間引かれているように感じるというか・・・よくわかりません。

ただ『Photoshop』『GIMP』などのメモリを大量消費するような画像編集ソフトの使用に関して言うなら、16GBメモリの恩恵は間違いなくあるでしょう。Evernoteクライアント(Windows版)でページ間を頻繁に移動する際なども、以前に比べてストレスが減りました。

 

あとがき

結論を言いますと「ネット見たりブログ書いたりするぐらいであれば 8GBのままでも良いんじゃない?」といった印象です。

ただ、前項でも触れたとおりメモリを大量消費するソフトを頻繁に利用する機会があるのであれば、16GBに増設しておくと余計なストレス自体は減ると思います。8GBでも問題ないんですが、ソフトの起動に若干時間が掛かりますからね・・・

正直なところ「8GBから16GBになったら何もかもが爆速になったぜイエ~イ!」的なスタンスで記事を書く気マンマンだっただけに、肩透かしを食った感は否めません。そう考えると、”8GBで十分” 派の方々の主張も、あながち間違いではないのだと思いました。

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