デスクトップPCが最近、突発的にフリーズするようになりました。

原因は不明ですが、使っているのが9年前に発売された Celeron搭載PCなので、おそらく “熱暴走” や “HDDの寿命” あたりではないかと推測しています。

動作速度についても不満を感じる場面は多く、前々から「どこかのタイミングで性能の高いパソコンに買い換えよう」と考えていました。もっとも、2010年製の Celeronパソコンで Windows10をマトモに動かすということ自体が無謀っちゃ無謀だったわけですが・・・

というわけで、今回は DELLの『OptiPlex 3010 SFF』という、中古のデスクトップPCを購入してみました。

CPUは Core i5-3470 3.2GHz(第3世代Core i5)。さらに、私が購入したものはメモリが16GBに増設・内蔵ストレージがSSDに換装されているため、かなりキビキビと動きます。後ほどベンチマーク結果もご紹介しますが、以前レビューした中古パソコン『Lenovo ThinkPad X230』よりもサクサクです。

関連記事

今さら『Lenovo ThinkPad X230』レビュー:デスクトップPC並に快適な作業環境を持ち運べるモバイルノート

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『DELL OptiPlex 3010 SFF』のスペック ※ワジュンPCカスタム版

スペック
モデル名 DELL OptiPlex 3010 SFF
CPU Intel Core i5-3470 3.2GHz
チップセット Intel H61 Express
グラフィックス 内蔵Intel HDグラフィックス2500/4000
OS Windows10 Pro
ストレージ SSD 240GB
メモリ 16GB RAM ※DIMMスロット×2搭載
ネットワーク 有線LANのみ
I/Oポート USB 2.0ポート×8(前面×2、背面×6)、内蔵USB 2.0×2、RJ-45×1、VGA×1、HDMI×1、前面パネル:マイク入力およびヘッドフォン出力、背面パネル:マイク入力/ライン入力、ライン出力
リムーバブルメディア DVD+/-RW、DVD-ROM
サイズ 高さ29.0×幅9.3×奥行き31.2cm
重量 5.70kg
電源ユニット 240W PSU(ActivePFC搭載)
リリース 2012年6月5日

詳しいスペック情報はこちらでどうぞ。

ちなみに SFFとは “スモールフォームファクタ(省スペースパソコン)” を意味します。

当モデルには他にも MT(ミニタワー)や DT(デスクトップ)などのラインナップがあり、SFF(スモールフォームファクタ)はその中で最も小さい筐体だということです。

MT(ミニタワー) > DT(デスクトップ) > SFF(スモールフォームファクタ)

 

『DELL OptiPlex 3010 SFF』のベンチマークを測定してみた

『CrystalDiskMark』でストレージのデータ転送速度を測定してみました。

ちなみに、一番左の『MSI G41M-P33』は、当記事の冒頭で「突発的にフリーズする」と言っていたデスクトップPCのことです。2012年頃に友人からタダでもらったものなのですが、当時はここまで性能の低いパソコンだったとは知りませんでした。

『Lenovo ThinkPad X230』は今回購入した OptiPlexと性能的に同じぐらいかなと思っていましたが、こうして見ると結構差がありますね。『DELL OptiPlex 3010』のほうが、読み書きともにバランスが良いことが分かります。

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↑だけだと正直ピンと来ない方もいらっしゃるかもしれませんので、さらに『ドラゴンクエストX ベンチマークソフト』でもスコアを計測してみました。

上から順に、解像度640×480、解像度1280×720、解像度1920×1080での比較となっています。

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640×480ではあるものの、上記3モデルの中で唯一『DELL OptiPlex 3010』が “快適” の評価を獲得。少なくとも、ドラクエ10が快適に動かせる程度の性能は確保されていることが判明しました。

もっとも、パソコンをゲーム機として利用されるような方々は、型落ちの中古パソコンなんてわざわざ選ばないでしょう。

一方、仕事用として中古パソコンを検討されている方であれば(本項の測定結果を見る限り)中古パソコンも魅力的な選択肢の1つになり得るのではないかと思います。ストレスフリーで複数の作業を並行して行えるパソコンが4~5万円で手に入ってしまうわけですからね。

 

『DELL OptiPlex 3010 SFF』のココが良い!

標準で HDMI端子を搭載

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実を言うと、本機を選んだ決め手のほぼ9割9分が “HDMI端子の有無” にあります。

私が所有しているパソコンは(アナログのD-Sub端子は当然付いているものの)DVI端子・DisplayPort端子などはパソコン側には付いているけどモニター側が対応していない、あるいはその逆パターンみたいなケースが非常に多く、なかなか噛み合いませんでした。

上位モデルの『DELL OptiPlex 7010』とも散々悩んだのですが、あちらは HDMI端子が無い代わりに  DisplayPort端子が2つ搭載されています。で、私が所有しているモニターは D-Sub・DVI・HDMIの3種類にしか対応していなかったため、HDMIが使える『DELL OptiPlex 3010』を選びました。

余談ですが・・・HDMIと DisplayPortはよく、ライバル的な扱われ方をされがちです。

最近のテレビや PS4は HDMI端子が標準搭載されているため、一般的には HDMIのほうが知名度は高いかと思います。一方の DisplayPortは、パソコンユーザーには一定の認知度があるけど、一般的には微妙な印象です。

もう、これが答えなんですよね。家電の標準的な規格である HDMIがパソコンにも搭載されているとなると、どうしても普及率に差が出てしまいます。最近では、映像も出力できる USB Type-Cが MacBook・ニンテンドースイッチ・スマホなどで採用されていることもあってか “DisplayPort=徐々に衰退していく規格” といった見方をされている印象が強いです。

参考記事

VESA、DisplayPortコネクタのフェードアウトを示唆。将来的にはUSB Type-Cに集約|PC Watch

USB Type-Cとは?|サンワサプライ株式会社

というか実際、私が OptiPlex 7010と OptiPlex 3010どちらを買うか悩んでいた時も「あれ?何で上位モデルの OptiPlex 7010のほうが、ほぼ同条件にも関わらず5000円ぐらい安いんだろう?」といった疑問が頭をよぎっていました。

HDMIを実装する場合、メーカー側にはライセンス料が発生する(DisplayPortはライセンス料が不要)というのも1つの理由なのかもしれませんけど・・・そもそもこれ中古パソコンだし。となるとやはり “普及率の高いHDMIが標準搭載されている” ということが、本機の市場価値の高さに繋がっているのかもしれません。

 

小さい

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元々、デスクトップPCに省スペース型(SFF)というジャンルがあることを知らなかったので、届いた実物を目にした時は驚きました。「想像していたサイズの2分の1ぐらいしかない!」って。

ハードウェアには詳しくないので、私が今まで使っていたパソコンがミドルタワー型なのかミニタワー型なのかはよく分かりません。ただ少なくとも、気軽に配置を移動できるほど小回りが利くサイズではなかったことだけは確かです。何せ、天板をサイドテーブル代わりに利用していたぐらいなので。

その点『Dell OptiPlex 3010 SFF』は省スペース型のため、縦置きのみならず横置きでもかさばりません。ブラウン管が廃れた現在、この置き方をされている方がいらっしゃるかどうか分かりませんが、モニターの下に敷いて台座として使えなくもないぐらいにはコンパクトです(見栄えはともかく)。

 

静音性が高い

これも以前使っていたパソコンとの比較になってしまうのですが、ファンの回転音が静かです。

今まで使っていたパソコンはファンの音が生活を侵食してくるレベルで大きく、起動時間が長くなってくると本体がカタカタと振動し始めるため、正直なところ不快感は否めませんでした。

CPUが高性能だから?
省スペース型ゆえにファンが小さいから?

理由は分かりませんが、パソコンを新調してからというもの、パソコンから放たれる騒音に悩まされることはほぼ無くなりました。

あと、パソコン自体のスペックが一気に上がったことで、気軽にスリープ機能を使えるようになったことも大きいです。もちろん、先述した静音性はあくまでも “通常起動時” の話なのですが、スリープ時はファンも止まるため完全に無音になります。

そもそも、以前のパソコンは1つ1つの動作にものすごく時間が掛かっていたため、スリープ機能自体を使っていなかったんですよね(スリープからの復帰時にフリーズする可能性があった)。電気代は喰うし、ファン回転音はうるさいしで、起動しているだけで妙な罪悪感がありました。これが無くなったのは大きい。

 

金網を模したメカニカルなデザイン

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HDMI端子の有無と並んで、私がそれとなく重視していたのが “デザイン性” です。

デスクトップPCって基本的に業務用として利用されることが多いからなのか、なかなかデザインの良い本体が見つからないんですよね。実際、他のデスクトップPCも物色してみたんですが、どうもパッとしないというか・・・持ち歩くものでもないのでデザイン性は犠牲にしても良いっちゃ良いんですけど、部屋の景観を考えると「もしこだわれるのであれば、こだわりたい!」と思ってしまうのが人の性。

『DELL OptiPlex』シリーズはフロント部分が金網を彷彿とさせるメカニカルなデザインになっており、“良い意味で” ギークな雰囲気にひと役買っています。金網ボディの上に打ち付けられた “DELL” ロゴ入りのプレートも相性抜群。インダストリアルメタルが聴きたくなってくるようなデザインです。

 

『DELL OptiPlex 3010 SFF』のココが惜しい!

掃除しにくい

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以前のパソコンはケースが大きかったので、定期的に中に溜まったホコリを除去するのが容易でした。

『Dell OptiPlex 3010 SFF』は小さな本体の中にパーツがギュッと詰まっているため、ブラシを使って掃除するのは結構大変そうな気がします。

もっとも、エアダスターでホコリを吹き飛ばしてしまえば良いだけなので、この点についてはそこまで不安視していません。

余談ですが・・・もし普段パソコンの内部を掃除していないのであれば、絶対にしたほうが良いです。以前使っていたパソコンはホコリが溜まってくるとファンがパタパタパタと鳴り出し、本体が小刻みに震えるため、非常に不快だったのを覚えています。

 

あとがき

探してみると分かるかと思いますが、中古パソコンで HDMI端子が標準搭載されているモデルって意外と見つからないんですよ。

とりわけ、”デスクトップ” でなおかつ “2010年代初頭” ともなると、果たしてエントリークラスのパソコンに HDMI端子を搭載できていたのでしょうか・・・ライセンス料のことを考えると、当時はおそらく難しかったのではないかと思います。

参考記事

パソコンのHDMI端子は何に使う?|日本経済新聞

何せ、日経が「パソコンのHDMIって何に使うの?」みたいな記事を出していたのが2010年ですからね。この頃は、まだまだ過渡期だったのではないでしょうか。

ともあれ、今回はなかなか良い買い物ができました。

記事冒頭でも書きましたが、16GBメモリと SSDの存在は大きいですね。同じく第3世代Core i5で似たようなスペックの『Lenovo ThinkPad X230』には 8GBメモリを積んでいるのですが、16GBメモリを積んだ本機に比べると所々モタつくことがありますし「8GBと16GBって結構変わるじゃん!」って思いました。メモリ搭載量の大小は、パソコンを購入する上での最優先事項かもしれません。

なお、記事冒頭に関連記事へのリンクを張っていますが、今回レビューした Dell OptiPlex 3010 SFFは『ワジュンPC』という中古パソコン専門ショップで購入しました。ここのショップは、型落ちの高性能パソコンにえげつないほどオマケを付けまくった挙げ句、激安価格で販売しています。中古パソコンに対してネガティブな印象を持たれている方は認識が大きく変わる可能性がありますので、興味があったらのぞいてみると良いかもしれません。

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