簡単に言いますと、この本に書かれているのは「くだらない見栄を張ってんじゃねーよ!」みたいなことです。【みっともない成功者にならないための予防マニュアル】とでも表現すれば良いでしょうか。

また「大きな夢を持て」「目標設定がうんたらかんたら・・・」だとか仰るエラい方々の金言によって “対外向けの立派な夢・目標づくり” に縛られてしまった方々の心を解き放ち、本来の自分を取り戻すキッカケを与えてくれるはずです。

「いいかい、まず自分がやるんだよ。人は変えられないの。自分が変わったときに人って変わるんだよ。まず自分が率先してやってみな。人に言うのはその先だよ」

『斎藤一人の道は開ける』30ページより引用

本書の最序盤にこのような記述があるため若干の心苦しさはあるのですが・・・書評と割り切り、いつもどおりにレビューさせていただきたいと思います。

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個人的に感銘を受けた箇所

成功しても態度を変えない

うまくいってもただ威張らない。こんな簡単なことで偉いですねって言われて、ありがたいことだよ。ずーっと変わらないだけなんだもん。

(中略)

だからおまえもずーっと同じにしてな。

金持つ前と同じにしてりゃ、それだけでいい人って言われるんだよ。こんなラクなことないじゃない。

『斎藤一人の道は開ける』69ページより引用

一括りには出来ませんが・・・例えば芸能人なんかだと、比較的これが出来ている方が多い印象です。理由はおそらく、芸(=商品)とお金が直接的に結びついていないからだと思います。

で、これまた一括りには出来ないのですが、メディアに出演するタイプの “IT社長” 系の方々などは、金のニオイがプンプンしてくるようなルックスで、鼻持ちならない立ち居振る舞いをされているイメージが強いです(ド偏見)。根底に “金持ちアピールしなければ、周りから見向きもされない” みたいなコンプレックスがあるのか、もしくは “金持ちアピールをすることで欲に目がくらんだ子ネズミを集め、セミナーを開いて金を吸い上げたい” のかは分かりませんが、こちらは逆に商品とお金が密接に結びついている印象です。ホスト・キャバクラ業界なんかも、これと似たような構造を感じますね。

事情は分からないです。ただ後者のように、業種によってはそういった振る舞いをせざるを得ない場合も、もしかするとあるのかもしれません。例えば “横柄な態度自体が成功者の証である” と勘違いした子ネズミ達を興奮させることで、実の無いお金の流通を活性化させる狙いがあったりとか。

お金を稼ぐことがイコール “虚栄心を満たす” ことに直結している方々なんかは、おそらく先述したような方向性に行ってしまうんだろうな・・・と思います。

著者の『斎藤一人』さんは、ググっても本人写真が一切出てこないことで有名です。単に成功したいだけであれば、本来なら斎藤さんのようなスタンスでも良いはずなんですよね。

 

目の前にいる人が一番の財産だ

自分より成功した人と出会えば知識はたしかに増えるな。

でも、それぐらいなら本を読むだけで十分なんだよ。

目の前の人に喜んでもらおうと本気で付き合っていくなかで人は考え方をあらためたり、いままでの生き方を変えながら成長していくんだよ。

(中略)

最近、ネコも杓子も人脈、人脈って言うよね。名刺を配って握手して、コネが広がるって思ってるかもしれないけど、あれってどうなんだろうね。

おまえだって、『シゲと知り合ったら何かいいことがあるかもしれない』なんて思われて、名刺片手に寄って来られて嬉しい?

出会いは目の前の人だって考えれば、商人が、ただひたすら尽くさなければいけないのは、いったい誰かな?

(中略)

俺たちは一生のあいだにわずかな人としか知り合えないんだ。

いま日本の人口が1億2千万人ぐらいだけど、1日10人ずつ会っていってごらん。それだけの人に会うには3万3千年もかかっちゃう。それくらい人が多いんだよ。

それより自分に縁のあった人と仲良くしてれば幸せになれるんだよ。知らない人にまで会いに行く時間もないし、それに使う金ももったいないし。そんなことしたってしょうがないと思う。

だから俺は、いま会っている人が大好きなの。

『斎藤一人の道は開ける』79~83ページより引用

人脈至上主義な方々への警鐘。

2011~2012年頃の自分が、まさにこんな感じでした。結局、その時に “お金と労力をかけてまで” 出会った方々とは一切連絡をとっていません。

前項でも似たようなことを書きましたが・・・そういった方々が “人脈アピール・成功者アピールなどをすることによって、お金に目がくらんだ方々を興奮させる” というのを、1つのテクニックとして利用している可能性は高いと思います。

逆に言うと、これが「テクニックとかじゃなくて、ガチです」って話なのであれば、記事冒頭でも書いたような “みっともない成功者” に該当してくるのかもしれません。とは言え、人それぞれ考え方は異なりますし、そういったスタンスを否定するつもりも特にありませんけど。

つくづく、途中で気付けてよかったな~と思います。

自分はまだまだ道半ばで足掻いているだけの人間ですが、少なくとも現在は「自分の力を駆使して道を開拓していこう」という方向性に軌道修正することができました。

身近な人間を疎かにしてまで、お金 “だけ” でしか繋がりを持てない赤の他人に対して熱を上げる。その結果、得られるのは案外 “虚しさ” だけだったりするものです。

 

スタッフの一番のお客さんは給料をくれる経営者である

何も社長の方ばかりを向いて仕事しろとかコビを売れって言ってるんじゃないよ。

社長が一番喜ぶことを一生懸命やること、つまり陽なた家に来てくれる人を全力で大切にしていくことが、みんなの一番のお客さんである社長を喜ばせることにつながるんだ。

(中略)

社長ひとりも喜ばせられないで、千人2千人のお客さんを満足させることなんかできっこないよ。

『斎藤一人の道は開ける』85~86ページより引用

サラリーマン時代に、対象的な2人の上司のもとで働いていたことがあります。

1人は、私が勝手に人生の師匠だと思っている、とても魅力的な上司です。色々な遊びを教えてもらったり、色々な場所に連れて行ってくれました。今でも大好きです。

もう1人は典型的なブラック企業のオーナーで、お客さんに影響が及びかねないほどの “やってはいけないズル” を部下に対して強いる人でした。実際にお客さんからクレームを受けたことも何度かあります。

後者みたいな方は論外ですが・・・もしあなたの上司が前者に該当するような方なのであれば、全力で支えてあげてください。そして、上司の良いところをたくさん盗みましょう。

上司に恵まれるか恵まれないかは、本当に運次第です。

いくら給料をくれるからといって、その上司が不正を平気で行うような人間なのであれば、喜ばせる必要は無いですし、そんな会社はすぐに辞めたほうが良いでしょう。

喜ばせてオッケーなのは、あくまでも “ホワイトな会社” の上司に限ります。

 

自分も人も幸せになる方法を考える

いま目の前にいる人が幸せになったら、自分も幸せになれるんだよ。

ただ一つだけ間違えちゃいけないよ。

人の幸せのために自分を犠牲にしちゃいけない。みんなのために自分を虚しくするんじゃないんだ。ここだけは間違っちゃいけないよ。

(中略)

自分のことを考えちゃいけないんじゃないの。自分のこと『だけ』を考えちゃいけないんだよ。自己犠牲が成り立たないのと同じように、『自分だけ』も成り立たないんだよ。

人も自分もちゃんと幸せにできるんだよ。そこの点をちゃんと探さないとダメだよ。

『斎藤一人の道は開ける』93~95ページより引用

もちろん「相手の笑顔が、自分へのご褒美」というスタンスであれば全然問題ないとは思うのですが・・・

自己犠牲的な(嫌われるのが怖くてイヤイヤやっている)人って、周りからしてみれば「あの人は親切で、良い人だなぁ」と好印象に映るかもしれませんが、本人への負担の蓄積が大きいんですよね。このタイプは後々、精神を病んで「私があんなに親切にしてあげたのに!」みたいな感じで、感情が逆恨みへと発展してしまう可能性もゼロでは無いと思います。

極論ですが、こういった方はむしろ(他人に迷惑を掛けない程度で)自己中心的に考えるぐらいがちょうど良いのかもしれません。

 

今の夢は本当に自分のやりたいことなのかをちゃんと考える

あるセミナーに参加したときのことだ。一番前の席に陣取っていた僕に、講師が「あなたの夢は何ですか」と質問した。「仲間と楽しく働ける店をつくることです」と正直に答えた。すると講師は、悪いサンプルを見つけたように、

「はい。あなたは失格です。そんな具体性のないものは夢とは言いません」

会場にドッと笑いが置きた。頭がカッカして、そのあとの話はほとんど耳に入らなかった。

(中略)

「夢は人生のエネルギーだ」「夢は数値化し、具体化するほど実現しやすくなる」「もっと大きな夢を持て。大きな夢が持てないのは、あきらめているからだ。心にストッパーがあるからだ」。そして、もう一度自分の夢を書くように言った。僕は仕方なく、何年後には何店舗出店、年商何億、経常利益いくらと書き並べた。

講師は満足したように、「よし。これできみも夢を持てた。がんばれよ」と僕の肩をたたいた。

『斎藤一人の道は開ける』109~110ページより引用

著者の『永松茂久』さんの実体験だそうです。

世のセミナーに行く気が失せるような最高のネガティブ・キャンペーン(褒め言葉)ですが、ぶっちゃけセミナーなんて行く必要は全く無いと思います。むしろ、そのムダな時間を自分の作業に割り当てたりだとか、浮いたお金で設備投資でもしたほうが、よっぽど有益です。

ちなみに引用文の中で、講師のセリフとして “どこかで聞いたことがあるような目標設定法” が出てきますが、これも善し悪しだと思います。いわゆる “逆算思考” ですね。

確かに逆算思考は、具体的な計画を立てるためには必要不可欠なものかもしれません。ですが、そもそも「それで、あなたは動き出す気になりますか?」って話なんですよね。個人的には、 “積み上げ思考” も同じぐらい大事だと思います。

参考記事
あなたは逆算思考?それとも積上思考?|Campus Magazine

永松さんは “仲間と楽しく働ける店をつくる” を夢として掲げられていましたが、これの何が問題なんだ?と言いたいところです。

夢(大目標)として “仲間と楽しく働ける店づくり” があった上で、そこに至るまでの「じゃあ、具体的に何をしたら良いのか?」といったプロセスを中目標・小目標として考えれば良いわけで。この講師の方は、セミナーで教鞭を執る自分に酔っているだけのように見えます。これはさすがに反面教師かなぁ・・・

 

格好をつけるために持った夢は危険と心得る

いまの日本では足元を見ずに、空想的なことを言うのがカッコいいと思われてるんだよ。

こんなすごいことをやりましたとか、誰もやらないことをやってますって、どうなんだろうな。

それに憧れて今やるべきことを放棄しちゃう人ってたくさんいるんだけど、結局そういう連中は自分が何していいのかが全く分からないんだろうと思うよ。分からないから、すごいこと聞くと、それいいですねって。残念だけど、基礎ができてない人にはそれできないんだよ。

(中略)

人がやらないことをやったからカッコいいだなんて。人がやらないことなんて、やる必要がないことなんだよ。

『斎藤一人の道は開ける』113ページより引用

単に「見栄ばっかり張っていないで、やることやれよ」といったことだけではなく、この中には「需要のない分野を掘り下げても、あんまりメリット無いよ」といったメッセージも含まれているように感じました。

なお個人的には斎藤さんの考えに近いのですが、その一方で「多様性は別にあっても良いのかな」と思う部分もあったりします。格好つけたくて持った夢が失敗に終わったとしても、それはその人の責任ですし。

ただやはり、各分野で生き延び続けているのって、基礎がしっかりしている(ように見える)方々ばっかりなんですよね。努力を隠すのが上手いんだよなぁ、プロの方々って。

 

「すごい」地獄にはまるな

人からもっと『すごい』と言われたいがために物や地位に固執する地獄。

すごい、すごいって、すごいを目指して転落する地獄なんだ。この地獄はいたるところにあるんだよ。

『斎藤一人の道は開ける』115ページより引用

何が怖いかって、一度見栄を張ってしまうと周りの目が気になって、引くに引けない状況に追い込まれてしまうことです。自分で自分の首をしめちゃうわけですね。

これがまだ、無料の範囲内で固執できるようなものであれば良いのですが、この手のものは大抵お金が掛かります。

とは言え経済力に余裕があるうちは、この罠に気付きにくかったりしますし・・・結局は、一度痛い目を見るしか方法はないのかなぁ。

 

夢よりも使命感を持て

俺はどちらかというと、夢よりも使命感の方を大切にしてるんだよ。よく考えてみな。何のためにそれをやるのかっていうことは、言いかえれば『それをやる意味ってなんですか?』ってことになるよな。

(中略)

人が動くきっかけになるのって実は行く先、つまり夢より、使命感である意味の方が重要なんだよ。人間って夢を失くしてもかろうじて生きてはいけるよな。

(中略)

自殺しちゃう人っていうのは得てしてこの『自分がここにいる意味』を失っちゃってる人が多いんだよ。それだけこの『意味』っていうのは大切なんだよ。

『斎藤一人の道は開ける』122~123ページより引用

自分も、夢というよりは使命感で動いているところが大きかったりします。

例えば、私が使命感として持っているのは「安全に寿命を全うする」ということです。そのために、無い頭をしぼって必要な行動をとったり、必要な道具を買い集めていたりします。

“格好良い夢” に向かって突き進む人生には憧れますが、まずはこの世界を生き延びなくてはならないんですよね。なるべくなら、苦しまずに死にたいし。

もし具体的な夢が見つからないというのであれば、夢を “使命感” というワードに置き換えて考えてみるのもアリかもしれませんよ。

 

勝って威張らず、負けて腐らず

勝った時におごらないってのは意外と誰でもできるんだ。でも負けた時に腐らない、これが難しいんだよ。

『負けた時の負け綺麗』って言葉があってな、負けてもきれいなことが言えるかどうかだよ。

そういうのを聞いてると、『ああ、こいつは伸びるな』とわかるんだ。負けたくないとか、見返してやりたいとか言ってるやつは、意外と成長しない。

『斎藤一人の道は開ける』139ページより引用

負けるが勝ち】とか、【試合に負けて勝負に勝つ】なんて言葉もありますよね。

自分はどちらかと言うと嫉妬深いほうだと思っているので、こういったことを自然にできちゃう人は尊敬します。

負けた時って、やっぱり悔しいんですよね。でも、ここでどういった反応ができるかによって、人としての器量が試されるのだと思っています。

 

現状そのままで幸せになる方法を考える

世の中には学歴がないからって劣等感を抱く人もいるけど、そうじゃないんだよ。

東大を出た人間は、東大を出てよかったと思えるような生き方をすればいい。中学出の人間は、中学出でよかったって生き方をすればいい。

(中略)

太っていたら太ったまま幸せになれる方法を考える。これって、とんでもなく大事なこと。

『斎藤一人の道は開ける』148ページより引用

「今あるものを駆使しよう」みたいな話。

例えば自分も、どうしても必要なものにはお金を掛けますが、明らかな無駄遣いはしないようにしています。工夫でどうにかなるのであれば、それに越したことはないですからね。

もちろん物だけではなく、引用文にもあるように “学歴・職歴などに振り回されない” ことも大事です。

サラリーマンの方々なんかだと「就職・再就職で不利になる」などといった不安が頭をよぎってしまうかもしれませんが、学歴や職歴なんて所詮は先人が勝手に決めた肩書に過ぎません。淡々と、自分のやるべきことに取り組んでいればスキルもどんどん上がるでしょうし、肩書なんか無くても自信を持てるようになるかと思います。

 

楽しいから一生懸命にやるではなく、一生懸命にやれるから楽しくなる

本当に嫌いな仕事は続けられないよ。もし本当に嫌いなら、イヤだ、イヤだとグチをこぼしながら行くより、自分に向いた仕事をさっさとさがしたほうがいいと俺は思うね。

だけど、どんな仕事でも面白く、楽しくしちゃう方法があるよ。

(中略)

一つは、当り前だけど真剣にやることだよ。

サッカーでも何でも、真剣にやるから楽しいの。真剣にやらなかったら、サッカーだって野球だって楽しくないよ。

『斎藤一人の道は開ける』154ページより引用

現時点で「まあまあ興味はあるけど・・・」ぐらいのものがあるのであれば、もうちょい前のめりで取り組んでみることで、”興味がある” から “好き” にレベルアップする可能性はあります。

個人的にオススメなのは、自分がハマりたい分野の “必要な道具” をひと通り揃えることです。

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いわゆる “形から入る” ってやつですが、こういうのも案外バカにできなかったりします。苦手意識を持ってしまう原因に、作業環境の悪さが絡んでいることも可能性としてはあり得ますからね。

 

1分間知恵出しゲーム

この繁盛店をもっと繁盛させるにはどうしたらいいか。1円もかけずに、もっとお客さんに来てもらうにはどうしたらいいか。

そのアイデアを、できるかぎりたくさん書き出してごらん。制限時間は1分だよ。

『斎藤一人の道は開ける』157~158ページより引用

こういうのって、意外と盲点だったりしますね。アイデア出しは、全然やったことありませんでした。

実際、”制限時間を設ける” というのは割と効果的でして、私も筋トレやブログの記事を書く際などにフル活用しています。

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ブログ記事については文章が荒くなるので使用をやめましたが、アイデア出しなどは世間に公開するものでもないですし、制限時間を設けるのはアリだと思います。今度からやろうっと。

 

神様が用意してくれた椅子

神様が、『おまえ、店長になれ』『課長になれよ』『社長になってごらん』って言うときは、まだまだ実力がないんだ。

でも、しばらくは見守ってくれるからね。そのあいだに実力をつけるんだよ。

『斎藤一人の道は開ける』164ページより引用

完全に心当たりがあります。

サラリーマン時代、実力が無い状態で先代の店長から後任を任されたことがあるのですが、やっぱり最初は舞い上がっちゃうんですよね。そして、プライドだけがどんどん高くなっていくという。

逆に言うと、”自分に実力がないということを俯瞰で見れている” 方は、そのまま椅子に座り続けられるのだと思います。自分はそもそも上司を務め続けられるようなタマではないと思っていたので、細々と自営でやっているほうが気楽ですが・・・

もしあなたが駆け出しの上司で「管理職を長く続けたい」というのであれば、現在の評価はかなりオマケしてもらっているということを早めに自覚された上で、天狗にならないよう自分自身を厳しく律していくことをオススメします。

 

神様を味方にしたければ、神様もいらないほどがんばればいい

神様は、神の味方もいらないほどがんばる人に味方してくれるの。だからどんどん伸びていく。

神の味方が欲しかったら、神の味方がいらないぐらいやってみる。そうすると他力が出てくるんだよ。

『斎藤一人の道は開ける』170ページより引用

願掛けの “願掛けしないバージョン” ですね。

本当に神や仏がいるかどうかはさておき “自分の願望をしっかりと意識する” ことにより、結果としてパワーが分散せずに一箇所へと集中する、みたいな。

何かに対して一生懸命になっている時って、知らず知らずのうちに、願掛けに近い状態を再現しているんだと思います。集中力的な意味合いで。

 

人はだれかを恨んだまま幸せにはなれない

たとえばおまえが一晩中その人のことを思って眠れないとする。

(中略)

でもな、相手はおそらく高いびきをかいて寝てる。

『斎藤一人の道は開ける』182ページより引用

世の中から元いじめられっ子による凶悪事件が無くならない理由は、結局 “傷付けられた相手のことをいつまでも忘れられない” からなのかもしれません。

でも結局、恨んでいる相手も寿命が来れば自動的に死ぬわけで。どんなに頑張ったとしても、100年後には自分も相手もこの世から消え去っているのだと考えると、恨んでいる時間がもったいなくなってくるってのはありますね。

 

話を聞いてくれる人のために外見を良くするのは愛である

人はベンツに乗ったり、ロレックスしているほうがすごいと思うんだな。

俺、すごいなんて思われたくないよ。

でもね、もしボロボロの服を着ていたら、どんなに言ってることが正しくても耳を傾けてもらえない。誰も話を聞いてくれないんだよ。

『斎藤一人の道は開ける』186~187ページより引用

例えが悪いかもしれませんが、詐欺師が小奇麗な格好で近付いてくるのもこれが理由ですね。

ただやはり、身だしなみを綺麗に整えておくと、周囲からのリアクションが全然変わってきます。実際「あんた、前はそんな態度じゃなかったじゃん!」みたいなケースは、サラリーマン時代にイヤというほど味わいました。

引用文ではベンツやロレックスなどといった極端な例を挙げられていますが、できる範囲でキレイにしておくだけでも全然良いと思います。例えば “髪が目にかからないよう、短髪にする” とか。

 

著者に会うよりその本を何回も読む

1500円の本を10回読めば、1回150円になるだろ。100回読んだらいくらになる?

(中略)

そう考えると安いもんだよ。

よく自分のこと考えてみると、教わって役立ったことって何だろうって思うよ。自分で考えたほうが早いかも分からないぞ。

本をしっかり読んで、自分でどんどんどんどん実践していくほうが効果が高いかもしれないよ。

『斎藤一人の道は開ける』193ページより引用

繰り返しになりますが、セミナーなんかに行くよりも “良い本を何度も読み込む” ほうが効果は遥かに大きいです。

セミナーではないんですが、大昔にとあるビジネスオフ会に参加したことがあります。で、確かにその一瞬はモチベーションが上がってやる気になるんです。でもそれって内から湧き出たものではないので、すぐに冷めてしまうんですよね。一種の催眠術みたいなもんです。

他人から無理やり上げられたモチベーションは、簡単に下がります。だからこそ、モチベーションを維持するための仕組みを自分自身で作り上げなければならないわけです。

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成功はみんなのおかげさま

自力でがんばりましたって言うやつがいるんだよな。

たとえば、私は自力でがんばって勉強しました。親にもお金を出してもらわず、塾にも行かずに東大に入りましたって。

そんなの自力でもなんでもないんだよ。そうじゃない。

東大があったから入れたんじゃないの。東大をつくってくれた人がいるんだな。

『斎藤一人の道は開ける』211~212ページより引用

自分もたまに、こういう思考に陥りがちなところがあるので、反省しなければ・・・

世の中にあるものは例外なく、誰かが作ってくれたり、運用してくれているものばかりです。だからこそ、我々の見えないところで汗を流して働いていらっしゃる方々には感謝しなければいけませんね。

 

あとがき

本書が他の斎藤さんの著書と違う点は “弟子の永松さんの成長物語を兼ねている” ということです。ゆえに、永松さんに語りかける斎藤さんのセリフが喋り口調(というかタメ口?)になっており、スッと入ってきます。

当記事ではごくごく一部しかご紹介できませんでしたが、比較的ライトなページ数の割に、感銘を受けた箇所がものすごく多かった気がします。これはぜひ、通しで読んでほしいなぁ・・・

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