HAGANEYA(@imech_jp)です。
ポモドーロ・テクニックとは「短期集中 → 休憩 → 短期集中…を繰り返すことで、面倒な作業を達成する」仕事術のことです。
よく「面倒な作業は、”細かく切り分けていく”ことによって敷居が下がる」と言われていますが、それの「時間」バージョンと言っても良いと思います。
ポモドーロ・テクニックの始め方
やることはとってもシンプルです。
- キッチンタイマーを用意する
- キッチンタイマーを「25分」に設定して、作業を始める
- 時間になったら作業をやめ、キッチンタイマーを「5分」に設定して休憩する
- 5分経ったら、再びキッチンタイマーを「25分」に設定して、作業を再開する・・・を繰り返す
キッチンタイマーは、100円ショップで売っているようなものでも構いません。ですが、可能であれば「テンキー(数字ボタン)」タイプのものを導入することをオススメします。
理由は「ボタンを押す回数を節約したい」からです。
論より証拠。私が以前、100円ショップで購入したキッチンタイマーをご覧ください。
このタイプのキッチンタイマーだと、25分を打ち込むのに「最低25回」ボタンを連打する必要が出てきます。
最初は何とも思わずに使っていましたが、気がついたら使わなくなっていました。馬鹿みたいな理由だと思われるかもしれませんが「ボタン数が少ない」ことが理由で溜まっていくストレスは意外と侮れません。
私が使っているキッチンタイマー
私が愛用しているキッチンタイマーは、佐藤計量器『マルチタイマー TM-30』です。
導入の決め手は「テンキー」の存在。
また、記事内でも書かれている通り「音・光(LED)・振動(バイブレーション)の3種類から切り替えることができる」「マグネット・スタンドが付いている」などの仕様によって、色々なシチュエーションに対応できるというのも良いですね。
キッチンタイマーの相場価格があるのかどうかわかりませんが「1000~2000円程度で導入できる道具によって、悪習慣を矯正できる」と考えると、ものすごいコストパフォーマンスではないかと思います。
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ポモドーロ・テクニックで仕事をするメリット
以前「シングルタスク」と「マルチタスク」の違いについて触れましたが、ポモドーロ・テクニックは「シングルタスク」の作業の質を大幅に高めてくれる仕事術だと思います。
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試しに、キッチンタイマーを「25分」に設定して、何か作業を始めてみてください。すると、急に「時間に追われる」感覚が襲ってくるはずです。「残り時間をチラチラ確認しながら、目の前の作業に没頭せざるを得なくなる」ため、ネットサーフィン・YouTubeなどの「寄り道」が一切出来なくなります。
ウソのような本当の話です。たかがキッチンタイマーごときで・・・と思いがちですが、実際にやってみればわかります。
案外このように「わざと時間に余裕を無くす」というのも、短時間で記事を書き上げる(日刊更新を続けやすくする)には良いのかもしれません。
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先日の記事の最後で↑のように締めくくりましたが、時間に余裕が無い時は誰でも焦(あせ)るはずです。この「焦り」状態を「意図的に何度も何度も」作り出すことができれば、恐ろしいほどの効率アップが期待できるかと思います。
最後に
ポモドーロ・テクニックは、本当に時間が無い時には不要だと思います(個人的には)。なぜなら、使わなくても「勝手に追い込まれている」からです。
ですが、そもそも「本当に時間が無い」状態が生まれてしまうこと自体に問題があるわけで。。。それを未然に防ぐために、ポモドーロ・テクニックを使って「”焦り”を先払い」しておくと、時間&心にどんどん余裕が出てくるのを実感できます。
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