先日 中古のレッツノート(Let'snote CF-NX3)を購入したのですが、思いのほか美品に当たってしまい困っています。
中古品って多少汚いもののほうが使いやすいんですよね。あまりにも綺麗過ぎると「汚したくないし、カバー類を買い揃えるまで使うの控えようかな」みたいな心情になるというか・・・
というわけで、最低限のセットアップ作業を終えた後に、追加でキーボードカバーも注文。
結論から言うと、買って正解でした。様々なメリットが重なり合い、結果的としてタイピングが快適になっている印象です。
レッツノートNX/SX用キーボードカバーを開封してみる
今回購入したのは『サンワサプライ ノート用キーボード防塵カバー』です。
対応機種が『CF-NX1』『CF-SX1』の2つとなっていますが、後継モデルである『CF-NX2~4』『CF-SX2~4』でも普通に使えます。要は、このキーボードカバーが発売された時点では後継モデルが出ていなかったのでしょう。
とは言え、後継モデルで外観をガラッと変えてしまうメーカーも結構あります。その点、Let'snote開発陣の "アクセサリー類の互換性にも気を配る" スタンスは良心的だと率直に感じました。
カバー自体は、半透明のペラペラなラバー生地です。
これをキーボードの上に被せると、このようになります。
『レッツノートNX/SX用キーボードカバー』のココが良い!
タイピング時に指のツメが剥がれにくくなる
同じ悩みを持つ人がいらっしゃるかどうか分かりませんが・・・
打鍵時にキーボードの隙間に指のツメが入ってしまい、少しずつツメと指の肉が剥がれていく(ツメを切らずに伸ばした状態っぽくなる)のが嫌で、昔ながらのパンタグラフ式キーボードを敬遠していました。湿気の多い夏場ならまだマシなんですけど、乾燥肌になりがちな冬場は皮膚が突っ張るので地味~にツラいんですよね。
そんなレッツノートのキーボードですが、このカバーを被せることによってキーボードの隙間が埋まるため、先述した弱点を補うことが可能です。
指が滑りにくくなる
前項では "隙間にツメが入りにくくなる" メリットについて触れましたが、ラバー生地による "滑り止め" 効果もタイピングを快適にする要素の1つだと感じました。
滑り止めと言っても程良くサラサラなので、思いっきりブレーキが掛かるというわけでもありません。絶妙な手触りです。
中古ノートパソコンの "使用感" がやや薄れる
中古ノートパソコンあるあるの1つに、"頻繁に使うキーがツルツルテカテカになっている" ことが挙げられます。もっとも、運良く【非常に良い】コンディションの本体をゲットできたとて、そもそもが "中古" なのである程度は妥協するしかないんですけどね。
ともあれ、いったんキーボードカバーを被せてしまえば、パッと見の使用感はだいぶ薄れます。わずか 1,000円弱の出費で。
ちなみに「カバー越しですら他人の使ったキーボードを触りたくない」という人は、"新品の社外品キーボードに交換する" というのも良いかもしれません。ただ、社外品は社外品で "作りの粗さ" といったデメリットが常に付いて回るため、一長一短な部分ではあります。
固定用の両面テープが付属
自宅やオフィスで使う分には不要ですが、外仕事でガンガン持ち歩く場合はキーボードカバーをしっかりと固定する必要があります。
付属の両面テープでキーボードカバーを接着しておけば、パソコン本体を傾けても大丈夫。紛失を防ぐことが可能です。
両面テープに切り目が入っており、微調整がしやすいところも良いですね。
ちなみに私は、ファンクションキーの上だけに両面テープを使いました。
上下左右すべてに両面テープを貼っている人もいらっしゃいますが、しっかり固定し過ぎるとキーボードカバーがたわんでしまいそうな雰囲気なので、個人的には "上だけ固定" ぐらいにしておくことをオススメします。
『レッツノートNX/SX用キーボードカバー』のココが惜しい!
スピーカーをふさいでしまう
キーボードカバーを被せることで、右端の "モノラル" スピーカーが半分ふさがれてしまいます。
このことからも分かりますが、レッツノートのスピーカーは正直、ユーザーからも周辺機器メーカーからもオマケ扱いされている印象です。まあ、そもそもが微妙な音質のスピーカーですし「穴が半分ふさがれたところで・・・」といった感じですね。
まとめ
まとめると、こんな感じです。
- タイピング時に指のツメが剥がれにくくなる
- 指が滑りにくくなる
- 中古ノートパソコンの "使用感" がやや薄れる
- 固定用の両面テープが付属
- スピーカーをふさいでしまう
レッツノートに抱いていた "キーボードが微妙" という印象ですが、キーボードカバーを被せることでだいぶ解消できました。
とりわけ、中古感を取り除くためには必須ですので、ぜひとも本体とセットで導入しておくことをオススメします。
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