社外品・非公式なゲームパッドとは悲しいもので、どこかしらに不具合が発生しても対処法が書かれた記事などがなかなか見つかりません。こんな時は「目の前にあるコイツが、超メジャーなPS4コントローラだったらなぁ・・・」なんて、ついつい考えてしまうものです。

製品が手元に届いた時点で既にレスポンスが若干怪しかったのですが・・・私が愛用している NES30 PRO(FC30 PROの海外版)も、調子に乗って100時間近く酷使していたら、とうとう Bボタンが逝ってしまいました。任天堂タイプの配列なので、下にあるボタンですね。

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理由はハッキリと分かっています。他のA/X/Yボタンに比べ押下時のカチカチ音が大きく、一度押すと “押しっぱなし” になってしまい振動を与えるなどしなければ元に戻りません。

アクションゲームだとジャンプ、RPGやノベルゲームだとメッセージ送りなどが割り当てられている場合も多いボタンですから、ここが封印されてしまうと一気にやる気が無くなるんですよねぇ・・・

別に新しいゲームパッドを買っても良いのですが、デザインや携帯性がとても良いので、可能であれば使い続けたいところ。というわけで、自己責任で殻割りをしてみることにしました。

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NES30 PRO(FC30 PRO)を殻割りしてみる

パッと見だとネジ穴が存在しないため開け方が難しそうなゲームパッドですが、実は “背面部分がカバーになっている” だけですので、ギターのピックや分解用のヘラなどがあれば簡単に殻割りできます。というか、キャッシュカードやクレジットカードなどのやや厚めなものでも大丈夫でした。

 

殻割りする際に起点となるのは、L1/R1ボタンです。ここだけ隙間に余裕があるので、ここからギターピックやヘラを滑り込ませればスムーズに開けられるはず。

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カバーを開けると、中央にバッテリーが設置されています。今回の場合、バッテリーの電源は外さなくても大丈夫だとは思いますが、私は念のため外しておきました。

もしバッテリーを外す際は、接続端子部分の中央にあるミゾに 1.2mmぐらいのマイナスドライバーを差し込んでください。そして、ゆっくりと上方向にズラしていけば接続端子が外れます。勢い余って、導線を切ってしまわないようご注意ください。

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ネジは全部で7つありますので、#1(無ければ#0でもOK)の精密ドライバーを使って外していってください。※写真右端のやつ

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ちなみに、7つ目のネジはシールで隠れています。どうせ修理に出しようがない社外品ゲームパッドですので、シールは剥がして捨てちゃいましょう。

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全てのネジを外すと、前面パネルとボタンがキレイに外れます。

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ABXYボタンのゴムは基盤のほうにくっついていました。

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さて、問題の Bボタン部分のゴムですが・・・グリスで汚れてはいるものの、パッと見では劣化しているように見えません。Bボタンのプラスチック部分も同様、他のボタンと比べて大きな損傷は見当たらず。

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ただやはり、ゴム部品を直接押してみると、Bボタン部分だけ抵抗が少ないことが分かりました。

今回の場合は電極部分の故障ではないことが明らかですので、接点復活剤などは不要。Bボタンのゴム部分を物理的に補強できれば、何とかなりそうな気がします。

そこで、使っていないポイントカード(テレホンカードでもOK)を小さくカットし、両面テープで Bボタン部分のゴムに貼り付けてみることに。

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普通にハサミで切っても良いんですが、“穴あけパンチでできた切れ端” がサイズ的にピッタリだったので、これを使ってみました。

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さらに、ゴムを180度回転させて、Bボタンから使用頻度が少ない Xボタンへと移動。万が一ゴムが復活しなかった時の保険です。

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結果は?

で結果はと言うと・・・大成功!きちんとボタンが戻ってくるようになりました。

ちなみに押した感触ですが、他のボタンに比べるとだいぶ軽くなっています。

元々はやや固めなレスポンスでしたが、むしろ純正のスーファミコントローラみたいなレスポンスになり、連射に適したボタンへと進化を遂げました。何なら、他の健康なボタンも改造してしまいたいぐらいです。やってみるもんだなぁ。

なお、今回の殻割りについては、以下の動画を参考にさせていただきました。感謝ですm(_ _)m

 

あとがき

Bluetoothゲームパッドは3~4千円とそこまで高くないので、面倒くさければ買い替えてしまうのもアリでしょう。

ただ、新しく導入したゲームパッドだと、アプリによっては各種ボタン設定などを一からやり直さなければならない場合もあり、これはこれで結構面倒です。個人的には、慣れ親しんだゲームパッドを修理して使い続けることをオススメします。

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