先日、BIGLOBEから謎のハガキが届きました。
開いてみると、"クレジットカード情報変更のお願い" という見出しと共に、謎のユーザーIDと手続き期限が書かれてあります。さらに記載内容を確認してみたところ、株式会社ジャックス(JACCS)が絡んでいることが判明。
タイミング的に「多分これだろうな~」とは薄々感づいていました。年会費(1,350円)が無駄に掛かるのがイヤで、つい最近 JACCSカードを解約したんですよね。
とは言え、解約時には「残債ってまだありますか?」「紐づけされている継続課金サービスは残っていますか?」とオペレーターの方にしつこく確認を行い、その際に「一切ありません」との回答をいただいているのです。
ちなみに、BIGLOBE系で有料サービスを利用した覚えはありません。
「おかしいな・・・何か登録してたっけ?」と不安になりつつも、ハガキに記載されているURLにアクセス。ここで原因が判明しました。
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目次
原因は "無料ブログ開設時に入力した登録情報" だった
結論を言ってしまうと、BIGLOBEが提供している無料ブログサービス『ウェブリブログ』の開設時に登録情報として入力したクレジットカード番号が原因です。
確か4年前ぐらいに、無料ブログを片っ端から登録した時期があって、その際にJACCSカードの番号を入力していたみたいです。番号を入力したこと自体は全く覚えていなかったので、完全に盲点でした。
念のため契約中のサービスを確認してみましたが、無料のウェブリブログ以外は契約無し。解約しても問題なさそうです。
迅速なトラブル解決のため "パスワード管理サービス" は必須
今回のような、大昔に登録したまま存在を忘れていたようなサービスなんかだと、中には IDとパスワードを覚えていないという方もいらっしゃるかもしれません。
とっとと解約したいんだけど、当てずっぽうでパスワードを試していたらアカウントをロックされてしまい、結局電話を掛けて仮パスワードが書かれたハガキを郵送してもらう羽目に・・・なんてのは、よくある話です。
普段から『LastPass』や『1Password』などのパスワード管理サービスを利用しておくと、こういったトラブルの迅速な解決に役立ちます。マスターパスワードを1つだけ覚えておけば、その他ウェブサービスの ID・パスワードを自動入力してくれるため非常にラクです。
実を言うと今回の件も、LastPassにて自動入力されたメールアドレスの文字列から当時の記憶が呼び起こされていたりします。これが無ければ、手掛かりが未だにつかめていなかったかもしれません。
有料ウェブサービスは "カード情報入力" 関連のトラブルに注意しよう
全然使っていない無料サービスでしたし、今回のようなケースの場合は解約が面倒くさければ放っておいても構わないと思います(念のため、解約手続きは済ませました)。
ただ、これが有料サービスとなると話は別です。以前、レンタルサーバー利用料の支払いにクレジットカードを使っていたのですが、ある日突然ブログが消えてしまったことがあります。
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クレジットカードの有効期限に注意!特に「月額課金」系は止まると致命傷
リンク先の記事でも書いたとおり Amazonなどの買い切り系ネットショップであれば、商品の購入を先延ばしすれば良いだけの話ですので、そこまで心配はありません。
一方でレンタルサーバーなどの継続課金サービスは、支払っていること自体をうっかり忘れがちなので注意が必要です。当たり前ですが、この手の連絡は登録したアドレス宛にしか来ませんので、使用頻度の少ないアドレスを連絡先として登録している場合は、今すぐ別のアドレスに変更しましょう。
あとがき
BIGLOBE解約時になぜかシステムエラーが発生してしまい手動での解約に手こずっていたのですが、原因が判明しました。
原因は、新しいクレジットカード番号へ変更せずに解約しようとしていたことです。
ハガキには "クレジットカード会社より、お客さまがBIGLOBEにご登録いただいたクレジットカードの利用ができないとの連絡がありました" と記載されています。この文章を意訳すると、おそらく「前のカード番号残したまま、逃げんじゃねーぞ?」だと思うんですね。
つまり、手順としてはこうなります。
- 古いクレジットカード番号を "新しいクレジットカード" の番号に登録し直す
- 改めて、解約手続きを進めていく
この順番で解約手続きを進めていったところ、きちんと解約することができました。
どうやら、一切の有料サービスを利用していなくても、古いクレジットカードが紐付けられたままだと解約させてもらえないようです。お役所仕事だよなぁ・・・
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