香港のガジェット専門通販サイト『GearBest』様より、Bluetoothゲームパッド『N30 Pro (NES30 Pro)』をご提供いただきましたのでご紹介します。

なお、便宜上 PR記事という形式をとっていますが、デメリットなどを隠しても意味がないので、自腹で購入した商品と同じノリでレビューしているつもりです(一応)。

とは言え、PR記事というだけで拒絶反応を起こす方の気持ちもよくわかりますし、当記事を参考にされるか否かは各々のご判断にお任せします。

さて、まず結論から先に言いますと・・・このコントローラ、かなりよく出来ています。デザイン・質感ともに、妥協して作られた形跡は見当たりません。

 

『N30 Pro/FC30 Pro』のスペック

スペック
対応機器 Windows / macOS / iOS / Android / Nintendo Switch / Wii / WiiU / PS3 / Raspberry Pi
接続規格 Bluetooth / Micro-USB
バッテリー 480mAh(1~2時間の充電で18時間連続使用可能)
コントローラ規格 XInput / DirectInput / Mac mode / Nintendo Switch mode
サイズ 132mm×64mm×15mm
重量 290g

 

『N30 Pro』を開封してみる

2月23日に注文していただきましたが入荷待ちとのことで、出荷自体は2月28日に延期。商品の到着は3月4日。

入荷待ち期間も含めると9日間、出荷通知から数えると4日ぐらいで届きました。

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マットな質感の外箱。

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中には、本体・USBケーブル・取扱説明書が入っています。

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そしてこちらが本体。マイニンテンドーストアで、限定モデルとして売られていてもおかしくないような質感&デザインです。

また、表面部分は紙のシールなどではなく、きちんとプラスチックで作られています。

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本体上部には、L1L2/R1R2ボタンとUSB端子。本体下部には、電源ボタン(左)とペアリングボタン(右)が付いています。

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USB接続時は緑色、Bluetooth接続時や電源ON/OFF時には青色に光ります。

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『N30 Pro』のココが良い!

デザイン

筐体デザインは、ファミコンの海外版『Nintendo Entertainment System(通称:NES)』のコントローラをオマージュしたものとなっています。※画像は本家NESコントローラ

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このデザインが海外版ファミコンのものであるということを知ったのはネットが普及した00年代になってからです。ただ、おそらく30代以降の方は、温泉旅館のロビーなどで見かけたことがあるのではないでしょうか?

そう・・・実はこのデザイン、100円入れれば内臓ソフトを10分間プレイし放題な『ファミコンボックス』のコントローラにも採用されていたのです。タイムリミットが迫ってきた時の警告音&画面の点滅、懐かしいですね。

ところで海外の人は、NESのデザインをどう思っているのでしょうか。”隣の芝生は青い” なんてことわざもあるぐらいですし、案外向こうは向こうで「ファミコンのデザインのほうが格好良い!」なんて言ってそうな気もします。

 

ボタンの押し心地がファミコンそっくり(特に十字キー)

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これは、実物を手にされるとマジでビックリすると思います。そっくりと濁しましたが、ぶっちゃけ “完コピ” レベルです。

例えば『GPDXD』の十字キーは、”フニャフニャ” かつ “横を押してるのにも関わらず斜めに入力されやすい” といった軽い問題を抱えていますが、『N30 Pro/FC30 Pro』の十字キーは押した方向にしっかり入力されます。レトロ系のゲームは十字キーで、3Dを駆使した今風のゲームはアナログスティックで・・・といった使い分けがきちんと成り立つのは嬉しいですね。

一方、アナログスティックも高品質ですが、存在感はやや強めです。『GPDXD』は折りたたみ式のためアナログスティックが奥まって配置されており、レトロ系にも今風のゲームにも対応できるオールラウンダーな性能を備えています(十字キーがクソなので兼用せざるを得ないのも理由の一つではあるけど)。『N30 Pro /FC30 Pro』のアナログスティックはニンテンドウ64の3Dスティックぐらい存在感が強く、2Dアクションなどのカジュアルなゲームをプレイする際は “キー入力時の指の移動距離” が大きくなってしまい、若干疲れるかもしれません。もっともそのために十字キーがあるので、使い分ければ良いだけの話。

START/SELECTボタンのゴムの質感も一緒。十字キーは、色・デザイン・硬さ・材質・キーストロークに至るまで、本家をほぼ忠実に再現しています。

いったんゲームを始めてしまうとゲームパッドを眺める機会が無くなってしまうわけですが、最も使用頻度の高い十字キーの “手触りの再現度” が尋常ではないため、高い満足感を得られるはずです。

 

レトロパッドをオマージュしつつもボタン数が多い

言うまでもないですが、本家ファミコン(本家NES)のコントローラには十字キー/A・Bボタン/START・SELECTボタンしか搭載されていません。

現代のゲームはシステムが複雑なものも多く、X/Y/L2/R2ボタン・左右アナログスティックが標準搭載されていないと、プレイに支障をきたしてしまいます。

前モデル『NES30/FC30』の時点で既にX/YボタンとL1/R1ボタンは搭載していたわけですが、本モデルでは L2L3/R2R3/左右アナログスティックが新たに増え、デュアルショックやXBOXコントローラと同じ土俵で戦えるゲームパッドへと進化しました。

ただ、こういうオマージュ系ゲームパッドの場合、デザインが崩れる場合もあります。例えば、某パソコン周辺機器メーカー製のファミコン風USBジョイパッドは、ABXYボタンが二列横並びになっており、操作性・デザインともに微妙な作りです。もはや、ゲームパッドの ABXYボタンの配置は “ひし形” が完成形になっていますから、ここの部分のレイアウトは本来いじっちゃダメなんですよね。

当然『N30 Pro/FC30 Pro』も前モデルも “ひし形配置” ですので、操作性の心配は無用です。そして、デザイン的にも “レトロパッドのオマージュ” と “現代ゲームに対応可能なボタン数&ボタン配置” を高次元で融合しています。

 

数多くの OS・ゲームハードに対応している

『N30 Pro/FC30 Pro』は、様々なOS・ハードに対応しています。

対応ハード・OS

  • Windows
  • macOS
  • iOS
  • Android
  • Nintendo Switch
  • Wii/WiiU
  • PS3
  • Raspberry Pi

公式サイトには iOSの表記はありませんでしたが、動画サイトの商品レビューを見る限りだと接続できているようです。

私の環境では、Android・Windows10での正常動作を確認できました。iOSはペアリングが上手くいかなかったのですが、もしかすると古いモデルだったからかもしれません。

家庭用ゲーム機と接続できるというのは結構なメリットですね。バーチャルコンソールなどで、昔のゲームを “昔風のコントローラで” プレイできるのは嬉しいです。

 

USBケーブルが断線しにくい形状

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付属のUSBケーブルはいわゆる “きしめん” タイプの平べったい形状になっており、断線の心配が少ないです。

もっとも、初期不良などで断線していた場合は、その限りではありません(私のものは大丈夫でした)。

本体カラーに合わせてか、ケーブルもグレーカラーで統一されているのは地味に高評価。

 

有線/無線どちらでも使える

既に前項で触れちゃいましたが『N30 Pro/FC30 Pro』は USBゲームパッドとしても使えます。当たり前ですが、遅延は一切ありません。

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試しに『JoyToKey』経由で RPGツクール2000のゲームを動かしてみました。普通に操作できます(画面は『千年紀の少女』)。

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Bluetooth接続時の操作遅延が無い

また、Bluetoothゲームパッドということで懸念していた遅延についても(体感では)一切ありませんでした。ただし、この手の話題で必ず挙がる “音ゲーの遅延” については「もしかするとあるかもしれない」と言っておきます(未検証)。ただし、音ゲーの遅延問題は USBゲームパッドでも挙がることなので、本品に限った話ではありません。少なくとも、2Dアクションゲームや格ゲーが違和感なく楽しめるレベル(有線USBゲームパッドと同じレベル)には達しています。

一方、Androidタブレット『Lenovo P8 TAB3 8 Plus』で Bluetoothスピーカーとゲームパッドを同時接続してみるとやはり、ボタンの入力遅延が発生しました。

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『N30 Pro』単体での接続であれば遅延は発生しないため、どうしてもスピーカーを使用したい場合は、ステレオミニプラグを使って有線接続するしかないと思います。ともあれ、本モデルだけがそうなのか他の Bluetoothゲームパッドもそうなのかはわかりませんが、とりあえず「Bluetoothは遅延がなぁ・・・」と心配されている方はご安心ください。

余談ですが、ゲームによっては遅延が発生する場合もあります。以下は『Anodyne』というゲームですが、ちょっと気持ち悪いレベルの遅延がみられました(もっとも、このゲームの場合は使えないボタンがあるので完全対応してるとは言い難いけど)。

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初っ端から遅延バリバリなゲームを動作確認してしまったことで「Bluetoothパッドって、やっぱりこの程度か・・・」と危うく勘違いしかけたわけですが、他のゲームでは特に遅延は感じられませんでした。マイクラもレイストームも快適にプレイできます。

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『N30 Pro』のココが惜しい!

L1L2/R1R2ボタンのキーストロークが浅い

全然許容範囲ですが、デザイン性をやや重視したことにより L1L2/R1R2ボタンの使い勝手はやや微妙です。

『GPDXD』の極上のクリック感を知ってしまっている身としては、せめてもう少しボタンを隆起させても良かったんじゃないかな・・・とは思いました。まあ、こればっかりは慣れですね。

 

ABXYボタンが “BAYX” 配列

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任天堂がスーファミ時代に定着させた “BAYX” 配列ですが、マイクロソフトが XBOXシリーズで “ABXY” 配列を採用して以降、サード製ゲームパッドのボタンレイアウトの多くが ABXY配列に倣っています。

一方『N30 Pro/FC30 Pro』は任天堂系のボタンレイアウトを踏襲しており、外観だけではなく内部的にも “AとB” “XとY” の位置が逆になっているようです。

そのため、US/EU系の配置に慣れてしまった場合は、決定ボタンとキャンセルボタンを押し間違えてしまい混乱するかもしれません。もしゲーム内でボタン配置を変更できるのであれば、しちゃっても良いと思います(画像は『PPSSPP』)。

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おまけ

『N30 Pro/FC30 Pro』での Minecraft(マイクラ)キー配置

『N30 Pro/FC30 Pro』でのマイクラの操作方法をご紹介しておきます。

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  • B → しゃがむ/キャンセル
  • A → ジャンプ/決定
  • Y → 持ち物メニューを開く
  • X → クラフトメニューを開く
  • L1 → アイテムを選択(左回り)
  • L2 → アイテムを置く/(作業台の前で)クラフトメニューを開く
  • R1 → アイテムを選択(右回り)
  • R2 → ブロックを削る/攻撃
  • START → コンフィグ
  • 左スティック → 移動/メニュー選択
  • 右スティック → 視点移動
  • 十字キー上 →カメラ変更(主観/三人称/後方)
  • 十字キー下 → アイテムを捨てる
  • 十字キー右 → チャット

もっとも、オプション画面でボタン配置は変更できますので、別のゲームパッドで慣れ親しんだ配置がある場合は変更しちゃったほうが手っ取り早いかもしれません。

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ファームウェアのアップデートについて

『8Bitdo』の公式サイトからファームウェアをアップデートすることで、不具合が解消されたり安定性が上がります。

[Firmware] タブから『N30 Pro』用のファームウェアをダウンロードし、案内に従ってアップデートしてください。
※当記事執筆(2018年3月7日)時点での最新版は v4.10

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『8Bitdo Tools』の使い方

1.ペアリングボタン&電源ボタンを3秒間押し続けると、黄色のLEDが点滅
2.USBケーブルでN30 Proとパソコンを接続

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3.[USB Update] ボタンをクリックして、ファームウェアを選択

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総評

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一度ゲームを始めてしまえばパッドをまじまじと見る機会は少ないですが “未使用時も観賞用として楽しめる” というのは大きなメリットです。出しっ放しでサマになるゲームパッドは多くありませんが『N30 Pro/FC30 Pro』はその条件を満たしています。

ズルいんですよね、この手のノスタルジーをくすぐるデザインって。どんなに質が悪くても、衝動買いしちゃう危険性がありますから。でも『N30 Pro/FC30 Pro』は中身もきちんと丁寧に作り込まれているわけで・・・まあ “ズルい” です。

80年代の任天堂を堪能したい方へ。これは間違いなく良いモノですから、衝動買いしちゃっても大丈夫です。少々の欠点に目をつむれるのであれば、後悔しないことを保証します。

8Bitdo N30 Pro(NES30 Pro)の購入はこちら

8Bitdo FC30 Pro(ファミコン風ゲームパッド)の購入はこちら

GearBest でのお買い物方法がわからない場合は、以下の記事を参考にどうぞ。

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