どうも、ハガネ屋(@hagane_ya)です。
毎日記事を読みに来られている方はお気づきかもしれませんが、先日から記事の書き方を「段落分け」スタイルに変えてみました。いかがでしょう、読みやすくなりましたか?
目次
改行(ほぼ日)式から段落式に変えたら、記事が書きやすくなった件。
改行(ほぼ日)スタイルと段落分けスタイルについては、以前も記事に書いてはいるのですが、その際に「”読みやすい型”は人それぞれ違うので好きなように書けばいい」と締めくくって終わったんです。
もちろん上記の過去記事は「ほぼ日」式で書いているわけですが、これ以降の記事については「一行30~35文字縛り」などを試みつつ、段落分けスタイルへの移行の機会をうかがっていたのです、実は。
ですがその弊害として、謎の精神的負荷が掛かっていたことに全然気が付いていませんでした。「最近疲れるし、一記事書き上げるのに時間掛かるようになったのはなぜ?」なんて思いながら(笑)それも当然。なんせ、一行ごとに文字数を数えながら書いてたんですから。
というかそもそも、手持ちの14インチPCディスプレイでサイトを表示させた時に、ちょうど「全角36文字」で折り返してくれるわけで。いちいち筆者側で文字数カウントしておさめる必要なんて無かったんですけども。
「段落分け」スタイルに移行したことで実感したメリット
- 記事を書く時間が2分の1~3分の1に圧縮された。
- ムダな疲労感を感じることがなくなった。
- スマホ版サイトの「奇妙な改行」が無くなり、読みやすくなった。
- 文章から「ぎこちなさ」がなくなったような気がする。
繰り返しになりますが、すべては「一行30~35文字縛り」が原因でした。
リズムが命である「ほぼ日」スタイルの良さを、文字数縛りによって自ら打ち消していたというオチ。パワーコンテンツ型の執筆スタイルになってきた今となっては、もはや「段落分け」スタイルのほうが楽で楽で仕方がありません。
改行(ほぼ日)式と「段落」式は一体どちらが読みやすいのか?
さて、ここで改めて「改行スタイル」と「段落分けスタイル」について考えてみましょう。
”改行”スタイルは、パッと見での読みやすさという点で優れています。一方、改行を多用するがゆえ頻繁にスクロールしなければならず、文章が間延びしてしまい、前後の文章の流れが分かりづらくなってしまう場合もあるので、意外と厄介。
よって執筆者サイドには、読み手側が分かりやすい文章構成スキルが「よりいっそう」求められます。糸井さんの文章が、改行を多用していても前後の流れが把握しやすいのは一体なぜか?そこまで考えて書かれているからだと思います。簡単にみえて実は難しいパターン。
これは別に、「”段落”スタイル=文章構成で手を抜ける」という意味ではありません。”改行”スタイルの文章は「間」が命であり、普通に文章を書くということにプラスして、リズミカルな文章であることも重要なポイントとなってきます。
もちろん「コンテンツ」と「リズム」を両立できればそれが一番。ですが個人的には、パワーコンテンツ型のブログ・サイトを作る際は、段落分けで書いていったほうが良いように思います。継続が一番大切なのに、書き疲れを起こして嫌になって辞めてしまっては本末転倒ですからね。
まとめ
以上のことをザックリ箇条書きにしてまとめると、こんな感じです。
筆者サイドから見た場合(ブログの記事を書いてみての実感)
- 段落分けブログは、パワーコンテンツ型の記事を書くのに適している。
- 段落分けのブログだと、文章構成をしっかり考える「余力」が保てる。
- 毎日の更新に適しているフォーマットは、「段落分け」かもしれない。
訪問者サイドから見た場合(他の方のブログを色々見たうえでの感想)
- 段落分けのブログは、一見読みにくそうだけど頭に入ってくる。
- 改行(ほぼ日)式は斜め読みに適しているが意外と頭に入ってこない。
もちろんこれは、あくまでも”僕自身の感想”に過ぎません。ですが実際多くのブロガーさん達が、”段落分け”スタイルを採用している現状を見れば、言わずもがななのかな・・・とも思いました。
そもそも訪問者の方は、リズミカルな記事をノリノリで読むために来ているのではなく、「勉強のため」「参考文献を探すため」に来ているわけで。肝心のコンテンツがスッカスカだったら、いくらノリが良くてもブラウザ閉じて帰っちゃいますからね(笑)
結論。段落分けのほうが書きやすくなっちゃいました。
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