どうも、ハガネ屋(@imech_jp)です。
iPadで9割方のブログ記事を書くようになってからというもの、
もはや手放せなくなってしまった、高性能ブログエディタ「Blogsy」なんですが。
Blogsy 4.2.3(¥450)
カテゴリ: ソーシャルネットワーキング, ユーティリティ
販売元: Fomola - Fomola(サイズ: 16.6 MB)
使い始めの頃「マイクテスト」的ノリでBlogsyからテスト投稿した記事が
中途半端に上位表示されていたため、Google様に辱(はずかし)めを受けています。
超ダッセェ!!!
力を入れて書いたはずの記事に顔が中々表示されない中で
こんなしょーもない記事が、血祭りに上げられているのが泣ける・・・。
というわけで「Blogsy」の「改行」問題に悩む訪問者の方向けに
Blogsyブロガーであるハガネ屋が、改めて解決の手助けをしてしんぜましょう。
※「あれ?Drift Writerどうしたの?」と思った方へ。後日改めて書きます(笑)
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目次
Blogsyの改行問題に悩む「WYSIWYG」ブロガー
まず、Blogsyで改行について悩んでいるのが、一体誰なのかと言いますと
「WYSIWYG」モードで、記事を書かれているブロガーさんなんですね。
一応説明しておきますが、ブログ業界で言う所のWYSIWYGというのは
文字サイズ・文字色・下線・画像挿入などを直感的に操作できる技術のことです。
「純粋に記事書きたいけど、小難しいHTMLは見たくない!」という方向けの機能。
なおWYSIWYG技術を用いたツールは、何もBlogsyだけに限ったものではなく
PCでも「ホームページビルダー」「Adobe Dreamweaver」などの有料ソフトや
Vector、窓の杜などで公開されているフリーウェア等で、いくらでもあります。
で、BlogsyのWYSIWYGモードにおける改行の何が問題かと言いますと
いわゆる「brタグ」に代わる操作が、実装されていないことが原因だったりします。
「brタグ」は、まさに「改行」を意味するタグになるのですが
BlogsyのWYSIWYGモードで使えるのは、いわゆる「pタグ(段落)」のみとなります。
つまり、この文章のように「改行をせず」「段落」単位で文章を書くのであれば何ら問題はないのですが、当サイトのように「改行」を程良く入れて書くタイプのブログの場合、結局後から別のソフト(あるいはWordPress編集)で再編集しなければならなくなるため「二度手間」となってしまうわけです。
一方で、この文章のように「改行を入れて」書きたい場合、
「brタグ」が絶対に必要となるため、できればBlogsy一つで済ませたいのが本音というわけ。
段落単位の記事執筆も悪くないんですけどね。僕はむしろ好き。
ただやっぱり、選択肢が少ないよりは多いほうが良いだろうし。
Blogsyサイドによる、応急的解決策
右下の歯車アイコン「設定」から
「一般設定」→「入力後の間隔」と進んだ所に断り書きがあります。
分かりやすく噛み砕いて説明しますと・・・
・「pタグ」モードだと、brタグは使えません。ごめんなさい!
・「divタグ」モードを使うと、一応brタグを使ったっぽい「挙動」にはなります。
・その代わり、問題も起こりやすいけど・・・怒らないでね♪
で、実際に「divタグ」モードで設定を反映させてみた結果がこちら。
WYSIWYGモード、だいぶ詰まってますね(笑)ツンデレにも程がある。
なお「divモード」で、BlogsyからWordPressに下書き投稿をしてみたところ
筆者の環境では、実際の投稿時に間隔が空き過ぎる状態で吐き出されます。
つまり、やんわりと「できません」と言われているわけです(爆)
※ちなみに「divタグ」ってのは、グループ(区切り)を作るタグのことです。
「pタグ(段落)」と似ていますが、divの特徴は「改行を伴わない」こと。
CSS(スタイルシート)興味が無い方にとって、divは中々馴染みが薄いかもしれない。
この機会に「brタグ」と「pタグ」だけでも覚えて帰ろう!
さて、Blogsyの改行問題でお困りのアナタ。どうしましょう?
とりあえず「思ったとおりの形で文章が反映」されれば我慢できます?
もしお困りの方が、そこを妥協できるのであれば・・・ぶっちゃけ
「brタグ」と「pタグ」だけ覚えておけば、快適な執筆環境はお約束できます。
ようはですね。今回問題となっている箇所って「改行だけ」なんですよ。
ですので「純粋に記事さえ書ければそれで満足」か、あるいは
「画像編集フェーズなどを分業化して、後から別で追加」で行けるならば
Blogsyの「タグ打ち」モードを「br」と「p」だけ駆使して書けばOKなのです。
「brタグ」の使い方
「ここら辺で改行したいかな」と思う所まで文章を書いたら
今のように「区切りの部分で」brタグを追加することで改行がされます。
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「ここら辺で改行したいかな」と思う所まで文章を書いたら</br> 今のように「区切りの部分で」brタグを追加することで改行がされます。 |
「pタグ」の使い方
「pタグ」は先ほどもご説明したとおり「段落」を作るタグです。
キリの良い所で「次の文章」を書き始めたい時は、pタグを使います。
なお、pタグの途中で「brタグ」を使って改行処理をしたい場合は、
今のように「区切りの部分で」タグを挿入してあげるだけでOKです。
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<p>「pタグ」は先ほどもご説明したとおり「段落」を作るタグです。</p> <p>キリの良い所で「次の文章」を書き始めたい時は、pタグを使います。</p> <p>なお、pタグの途中で「brタグ」を使って改行処理をしたい場合は、</br> 今のように「区切りの部分で」タグを挿入してあげるだけでOKです。</p> |
TextExpanderは、まさに「タグ打ち派」のためのツール
で、iPad(iPhone)ブロガーが諸手を挙げて絶賛する「TextExpander」は
まさに「Blogsyの改行に悩む」アナタや私のような人間のためのツール。
TextExpander 2.0.1(¥450)
カテゴリ: 仕事効率化
販売元: SmileOnMyMac, LLC - SmileOnMyMac, LLC(サイズ: 3.6 MB)
こうやって、TextExpanderに「brタグ」や「pタグ」を仕込んであげることで
「流れるように」iPadで、ブログの文章を執筆することが可能となるわけです。
これを「スニペット(短縮入力)」と言います。
なお、僕は主に、この方(nasimeyaさん)を参考にスニペットを導入しました。
もっとも・・・こうなってくるともはや「Blogsy」である必要って
あまり無くなってくるんですよね。本末転倒ですけども(笑)
実を言いますと、スニペット対応テキストエディタ×TextExpanderでも
同様の環境は実現できます。WYSIWYG編集はあきらめることになりますが。
というか、僕がBlogsyを使う理由って「WordPressへの直送」だけなので
編集部分は別に「FastEver」だろうと「DraftPad」だろうと何でも良いんです。
ただ・・・下の画像のように「こまめなWordPress直送」ができるので
アプリ自体の落ちやすさを補って余りあるメリットを感じざるを得ないのが本音。
結論
・Blogsyでの改行は、実質不可能。
・ただし、多少の妥協をすれば「打開策」はある。
・「brタグ」と「pタグ」をTextExpander経由で使えば超快適!
こんなところでしょうかね。慣れれば、タグ打ちも悪くないですよ。
というか「WYSIWYG依存」になってしまうと、エディタを変えた時に
「仕様の違い」に慣れていかなければならないので、むしろキツイです。
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