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【Minecraft】てんやわんや街長の『できるマインクラフト建築』を購入してみた

2017年10月19日

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いわゆる "豆腐建築" から卒業したいので、評判の良い『できるマインクラフト建築』という本を購入してみました。

本書は、大人気のマイクラ系サイト『マインクラフトてんやわんや開拓記』の管理人である、てんやわんや街長さんによって書き下ろされた攻略本です。

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こんな感じの建物が “序盤から” 作れます

本書で建築の基礎を学ぶと、序盤からこのような建物を簡単に作ることができるようになります。

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ちなみに、上記画像は第1章の一番最初に作る "民家" です(32ページ)。攻略本で解説されているものと全く同じ材料・配置で作りました。

 

もちろん、この程度の建築であればネット上の解説サイトでも十分ですが、章が進むごとにどんどん規模が大きくなっていき、第8章まで行くと "大きな城" が作れるようになります(268ページ)。

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さすがにこのレベルの巨大建造物になってくると、建築方法を解説しているサイトはまず見かけません。

私の探し方が不十分なだけかもしれませんが、実際問題ものすごく手間が掛かるのは容易に想像がつきますし、ブログを執筆しながらだとなかなか厳しい規模だと思います。

 

『できるマインクラフト建築』のここが良い!

意識が高い

意識高い系ではなく "意識が高い"。本書の序章(20~31ページ)で著者が伝えようとしているメッセージを読むと、そう感じます。

ここで1つ注意があります。「できます」ではなく「できるようになります」と書きました。この本に書かれた設計図をすべてコピーして、それを似た地形に作ったとしても、城下町にはなりません。

(中略)

この本は設計図といわないまでも、細部がわかるまでかなり詳しく書いたつもりです。

そのまま同じように作れば、ほぼ同じ建物が完成するでしょう。でもそれはコピーにすぎません。ぜひ、コピーするだけではなく、何かを盗んでいってください。

『できるマインクラフト建築』31ページより引用

この手の本を読み漁っているわけではないので断定はできませんが、こういったメッセージを読み手に訴えかけてくるゲーム攻略本ってあまり多くない気がします。攻略本って極論を言ってしまうと "ラクをするためのもの" だと思いますし、本書のようなスタンスで来られると人によっては「めんどくさ!」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

このような方は、プラモデルの説明書などのように具体的な数値で手取り足取り書かれているタイプの攻略本を参考にされると良いでしょう。それはそれで全然アリだと思います。

一方、本書のコンセプトは "プレイヤーを独り立ちさせる" ことであり、細部の建築については我々プレイヤーの想像力に委ねられています。

もちろん、さすがに一枚絵がドーン!と載っているだけというわけではありませんが、スタンスとしてはそちらに近いです。アングル的に分かりにくい場所は具体的に解説されているものの、"外観" や "内装" などの全体図の解説はアッサリしています。

それもこれも、丸写しではなく "コツ" をつかんでほしいという著者の思いから来ているのでしょう。実際「攻略本が常に手元に無いと建物が造れない!」だと、建築の面白さは半減すると思います。

 

サバイバルモードでの建築を推奨している

建築目的でマイクラをプレイされている方は、基本的に "クリエイティブモード" を選んでいるのではないでしょうか。確かに、最初から全ての素材が開放されており、しかも無限に使えるわけで、クリエイティブのほうが気軽に始められるのは間違いありません。

このことについて、著者は以下のように述べています。

ゲームモードは大きく分けてサバイバルモードと、クリエイティブモードがありますが、本書ではサバイバルモードをおすすめしています。

長くゲームを続けるには達成感が必要不可欠です。

MODなどを入れるといろいろな遊び方ができますが、建築を重視して遊ぶ場合は、素材を集め、敷地を確保し、足場を作り、希少ブロックの経済性と見た目を天秤にかけ、そして建築に挑む。この苦労を得ることで、より多くの達成感を得ることができるのではないでしょうか。

『できるマインクラフト建築』22ページより引用

ちなみに、以前私も同様の記事を執筆しており、この考え方には賛同しています(攻略本を購入するだいぶ前に書いた記事です)。

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【初心者が今さらマイクラPEに挑戦してみた】クリエイティブモードで持ち物をゼロにする方法

サバイバルモードだと、森や洞窟に潜って材料を集めてくる必要があります。せっかく造った拠点がクリーパーによって爆破されるかもしれません。

確かに面倒なのですが、障害があることによって目的意識が高まり、建築に対しての強いモチベーションが働きます。

実際の人生でも、最初から何でも揃っている環境では、生きる意味を見出だしにくかったりしますよね。「若い時の苦労は買ってでもせよ」なんてことわざもありますが、希少な材料を手に入れるまでの過程があるからこそ自分の造る建物にも愛着が湧きやすくなるのだと思います。

・・・と、こんな前置きをしておいてアレですが、私が建築の際に使用しているのはクリエイティブモードです。理由は "ブログのネタを安定供給したい" から。

サバイバルモードのほうが、建築へのモチベーションは持続しやすいです。ただ、実践記を並行して書いている場合は、材料が揃わないと更新が途絶えてしまうことになりかねません。

ケースバイケースですね。この場合は "実践記の執筆" という障害がモチベーションとなっていたりしますので、クリエイティブモードでも構わないと個人的には思います。

 

特典が豪華

インターネットへの接続環境がある場合は、本書の特設ページより "特典" をダウンロード(orストリーミング視聴)することができます。

  • 特典1:本書ワールドデータ
  • 特典2:見てわかる建物動画
  • 特典3:本書付録PDF版(旗レシピ&染色カラーチャート)
  • 特典4:建築素材の一覧PDF版

ワールドデータなど、PC版マイクラでしか使用できないものも一部存在しますが、それ以外の特典は全プラットフォーム対応となっているようです。

個人的には "見てわかる建物動画" がものすごく参考になりました。書籍版の写真だけだとイマイチ分かりにくい死角部分を確認できますし、1つの動画が1分程度で終わる手軽さもグッドです。

基本的にはストリーミングでの視聴になってしまいますが、オフラインで利用したい場合は『Craving Explorer』を使うという手もあります。
※くれぐれも私的使用の範囲内で行ってください

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ちなみに私は、動画を iPad に入れて、オフラインでも視聴できる環境を構築しています。建物の細かい部分を何度も確認したいことも多いので、個人的にはオススメです。

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最後に

当記事を執筆するにあたって "民家" を実際に造ってみたのですが、今まで建築に使ったことのない家具や装飾品がバンバン出てきました。

具体的なところで言うと、絵・花瓶・大釜などです。絵に至っては「あれってPC版限定なのかな?」とか「自分でドットを打って描いているのか?」なんて思っていましたが、iOS/Android版でも使用できますし、ランダムで絵を生成してくれるみたいですね。

率直に言って、第1章という序盤中の序盤で既に "目から鱗" 状態になっています。

私がマイクラ超初心者だから見るもの全てが新鮮ってのもあるとは思うのですが、そもそもそういう人のために攻略本があるわけですからね。ちょっと高かったけど、買って正解でした。

 

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