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【linuxBean】アップデートに失敗してしまった時のリカバリー方法

2016年4月16日

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HAGANEYA(@imech_jp)です。

先日、linuxBean で [ソフトウェアの更新(アップデートマネージャー)] を実行したところ、全てのアイコンが消えてしまいました。さらに、シャットダウン・再起動をクリックしても、一切反応しません。

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スクリーンショットすら撮れなくなっていたため、直撮りで申し訳ありません。その他のアプリケーションも起動しなくなっていたので、おそらくアップデートに失敗したのでしょう。

最初は何が起きたのか全くわからず、対処法として "クリーンインストール" という手段をとることに。

その時点で私は、勝手な判断で「linuxBeanはアップデートの類を一切してはいけない」という結論を導き出しかけました。ところが、しばらく PC を操作している内に "アップデートしないことによる不調" が目立ちはじめたため、再度この問題と向き合わざるを得なくなったのです。

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linuxBeanでアップデートに失敗してしまった時のリカバリー方法

まず、今回の失敗によって確信したのは「アップデートは必ず "管理者権限(root)" で行わなければならない」ということです。

linuxBean の GUI上からアップデートを行うことは可能ですが、このやり方だと一部のファイルやアプリケーションが正常にアップデートされず、エラーを吐き出します。

それを防ぐためには、GUI上からのアップデートではなく "ターミナル(Xfce Terminal)" からコマンドを直接入力することが必要です。

参考リンク

apt-get dist-upgrade fails|Kali Linux Forums

 

『Xfce Terminal』によるアップデートの手順

1.『Xfce Terminal』を起動。
2.sudo aptitude update と入力し、案内に従ってアップデート。
3.sudo aptitude safe-upgrade と入力し、案内に従ってアップデート。
4.[grub-pcを設定しています] メニューから [パッケージメンテナのバージョンをインストール] を選択。

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5.再度 sudo aptitude safe-upgrade と入力し、更新するファイルが無いことを確認する。
6.sudo aptitude full-upgrade と入力し、更新するファイルが無いことを確認する。

 

今回の不具合を解決するにあたっては、こちらの情報も参考にさせていただきました。

参考記事

Linuxで一般ユーザーに一時的なroot権限を与える「sudo」|KYO's Tech

6.2. aptitude、apt-get、apt コマンド|- Debian 管理者ハンドブック

Ubuntu ユーザーにはおなじみのコマンド "sudo" ですが「root権限で実行する」という意味だったんですね。"WindowsXPの代替OS" 程度の認識で入ってきたド素人なので、いつも何も考えずに入力していました。

 

最後に

冒頭でも軽く触れましたが、クリーンインストールした後 "アップデート時のトラブル" が怖くて、しばらくアップデートせず初期状態のままで linuxBean を使用していました。

クリーンインストール直後の状態でも、ほとんどのアプリケーションは問題なく動作するのですが「フルスクリーンでゲームをプレイしていると、突然 PC がフリーズする」という不具合が残っていたりします。当初は「超古いPCだし、メモリ搭載量が原因で固まってるんだろうな」と思っていましたが、完全に見当違いでした。。。

なお当然ですが、ターミナル経由で "管理者権限(root権限)によるアップデート" を行うことによって、フルスクリーン時のフリーズも解消されます。

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