HAGANEYA(@imech_jp)です。
私はコーヒーが大好きです。レギュラー・インスタント・缶コーヒー・カフェオレなど種類を問わず何でも飲みます。
近年は「インスタントコーヒー+牛乳+無糖」の組合せでカフェオレにして飲むことが多いですが、たまたま牛乳を切らしてしまった場合はブラックで飲むことも多いです。
そんなある日、食後にブラックコーヒーを1杯飲んだところ、数時間後に「軽い貧血」のような症状に襲われました。具体的に挙げると「冷や汗」「立ちくらみ」「空腹感」などです。
この「貧血に似た症状」は、その時が初めてではありません。仕事の手が離せない時など「レギュラーコーヒー6杯分ぐらいを保温ポットにまとめて淹れて、頻繁に飲める状態にしておく」ことがあるんですが、このパターンでガブ飲みしてしまうと結構な確率で貧血のような症状に襲われます。
最初は、コーヒーのガブ飲みによって発生するこの現象について「なぜか異常にお腹が減るなー。お腹が減り過ぎて目まいがするのかな?」ぐらいにしか思っていませんでした。ところが、原因を調べようとググッてみても、信憑性の高いソースが出てこないんですよね(知恵袋系はよく引っかかるんですけど・・・)。
そこで、関連性のある「貧血」というワードで再度調べてみたところ、比較的納得できる情報が芋づる式に出てきました。
コーヒーに含まれるタンニンが「鉄」の吸収を妨げる
カフェインだけが原因ではないかと勝手に決めつけていましたが、どうやら主犯格は「タンニン(ポリフェノールの一種)」と呼ばれる成分のようです。
タンニンが鉄と合体することによって「タンニン鉄」というものが出来てしまい、それによって鉄分の吸収が阻害された結果「鉄欠乏性貧血」の状態になってしまいます。
タンニンが含まれる飲み物は、コーヒーの他にも「緑茶」「紅茶」「烏龍茶」などがあります。他にも、鉄分の吸収が悪い飲み物は「牛乳」「炭酸飲料」「ミネラルウォーター」などが挙げられます。一体、何を飲めば良いんだ。。。
貧血になりにくい飲み物を調べてみた
お茶関連はほぼ全滅かと思っちゃいますが「麦茶」「ほうじ茶」などはタンニンの含有量が少ないので、貧血になりにくいとの事です(麦茶はカフェインも少ないので、安心して飲めるお茶の代表だと思います)。
また、オレンジジュースなどの「ビタミンCを多く含む飲み物」は鉄分との相性が良いので、貧血防止には効果的です。
ちなみに、どうしてもコーヒーにこだわりたい人は「深煎り」タイプを選ぶことをオススメします。「フルシティロースト」「フレンチロースト」「イタリアンロースト」などです。深煎りで焙煎すればするほど、タンニンの含有量は減ります。
最後に
さんざんタンニンタンニン唱えてましたが「カフェイン」も鉄分の吸収を妨げる成分の一つです。
コーヒーには、タンニン・カフェインの両方が入っているので「そりゃ、ダブルで攻撃されれば貧血にもなるわな」と思いました。
ただやはり「コーヒーを全く飲まない生活」となると、代わりに「睡魔との戦い」が待ってるんですよね。。。それはそれで、コーヒー党の人間は生活リズムに支障が出てしまうので避けたいところです。
ちなみに、私独自の「貧血対策」は、冒頭にも書きましたが「カフェオレ」にすることです。牛乳がタンニン・カフェイン対策として効果的だというわけではないんですが「牛乳で割ってコーヒーの摂取量を減らす」ことによって、吸収量を抑えることができます。方法論としては「焼酎の水割り」と同じです。
それと「ブラックのガブ飲みは貧血になりやすい」ので、なるべく飲まないようにしています。個人差はあるかと思いますが。。。
というわけで、似たような症状でお悩みであれば、どうぞ参考にしてみてください。
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