HAGANEYA(@imech_jp)です。
今月(2017年6月)から、ブログを再開しました。3月辺りに長めの記事を1記事だけ投稿していますが、本格復帰は昨年12月以来なので半年ぶりです。
再開前も定期的に、 ブログ運営向けの Tips 的なものを書いていた私ですが、テキストエディタに言及した記事は意外にも無かったりします。なぜなら、この時期に投稿した記事は全て "Evernoteクライアント" で執筆しているからです。
さて、再開前までの当ブログを Evernote で執筆していた私が「テキストエディタで書いたほうが良いじゃん」と考えを改めたのか?
今回は、PCを持っていれば誰でも無料で使える "テキストエディタ" がブログ執筆に向いている理由をいくつか挙げてみようと思います。
テキストエディタのココが良い!
フリーズしない
テキストエディタは基本的に "書く" ことに特化したツールです。そのため、余計な機能が一切付いていません(プラグインで機能追加できるものもあります)。
アプリを起動したら、真っ白なテキスト入力欄が表示されるだけ。
Evernoteクライアントのように同期作業でアプリがフリーズすることもありませんし、Evernote Web や WordPress などのように、ブラウザ特有のモタつきも発生しません。
なぜなら、"オフライン" かつ "書くことしかできない" からです。
私の場合、主に Evernoteクライアントで記事を書いていたのですが、書いている途中で同期作業が入ったりフリーズすることが頻繁にありました。その度に集中力が途切れてモチベーションが下がるため「今日は疲れたし、続きは明日書こうかな」みたいな言い訳を引き出すキッカケになってしまいます。
その点、"フリーズとは無縁" なテキストエディタで記事を書いていれば、ほぼ確実にゴールまで走り抜けることが可能です。
サイドバーが無い
テキストエディタには基本的にサイドバーが存在しません。
サイドバーがあると、関係無い情報についつい気を取られてしまいがちです。それを防止するため、ブログを1カラム(サイドバーが一切無い構造)で運営されている方も中にはいらっしゃいます。
ちなみに Evernoteクライアントでも、"新規ノート(Ctrl + N)" や "ノートを開く(Ctrl + Enter)" で別ウィンドウ表示は可能です。ただし、裏では別の処理が行われているため、前項のようにアプリ自体がフリーズする場面も出てきます。
画像を挿入出来ないため、自然と文章量が増える
検索エンジンからの評価が上がるからといって闇雲に文字数を増やすのは無意味ですが、画像を多く使っているとついつい文章量を減らしてしまいがちです。
「こんだけ画像貼ってるんだし、文章量はほどほどで良いっしょ」は、地獄の入り口です。
また、画像を使用するタイプの記事は多かれ少なかれ加工作業が入ってくるため "ブログ執筆とは別の疲労感" も絡んできます。これが地味に、ブログを継続する上で障壁の一つになっている気がするのです。
文字装飾出来ないため、執筆のみに集中出来る
言っていること自体は、前項と基本的に一緒です。
文字装飾をブログ執筆と同時並行で進めていると、必要以上に時間が掛かります。
良いキーボードを導入したのに、作業効率が思ったほど上がらない。こんな方は、もしかすると "執筆作業と文字装飾" を一緒にやっていたりしませんか?
文字装飾する際に "マウス" 使いますよね。マウスに手を伸ばした時、右手の指は(一時的に)キーボードから離れてしまいますよね。そういうことです。
「強調文字がこんだけ入ってるんだし、文章量は少なめでも良いっしょ」は、地g(ry
コピペする際に余計な文字情報やフォントデータが入らない
Evernote にしても WordPress にしても、他所から文字をコピペした際に "余計な文字情報" が入ってしまいます。高機能エディタであるがゆえの弊害です。
一方、テキストエディタから別のエディタにコピペする際も、逆に外部からテキストエディタ内にコピペする際も、文字情報はリセットされます。
[Shift] + [Ctrl] + [V] でペーストすれば良い話ではあるのですが・・・ぶっちゃけ毎回押すの面倒ですよね?この一手間を省けるだけで、文章入力の効率はグンと上がるはずです。
"最初の取っ掛かり" をテキストエディタにすると突破口が開ける
随分昔の話になりますが・・・メルマガを発行していた頃は、テキストエディタをフル活用していたのを思い出しました。
メルマガは文字装飾も画像挿入(添付ではなく)も出来ないため、テキストの表現力のみに頼るしかありません。このスタンスを再度ブログにも取り入れることで、突破口が開けそうな気がします。
もし、ブログエディタ・Evernote・WordPress などで直接記事を書いていて "要らぬ邪魔が入る" ことにお悩みであれば、ぜひテキストエディタで記事を書いてみてください。
ちなみに私の場合、このような手順で記事を仕上げています(2017年6月時点)。
- テキストエディタで下書き
- Evernoteクライアントで画像挿入&文字装飾
- Windows Live Writer で清書・カテゴリ・タグ入れ
- WordPress でアイキャッチ・記事抜粋・SEO情報を挿入
変なもので・・・最初の取っ掛かりをテキストエディタに変えたことによって、記事がスラスラ書けるようになった気がします。
余計なことを考え過ぎてブログが書けなくなってしまう方は、一度「ブログって文字の集合体に過ぎないんだよ」とシンプルに考えてみてください。
画像とか装飾とかは、文字のカタマリを生み出した後でゆっくり考えれば良いと思います。
最新情報をお届けします