※当ブログはアフィリエイト広告を利用しています

パソコン&スマホ

MIDIキーボードが文字入力装置に変身?『MidiKeyUtility』が超便利!

2017年6月7日

※当ブログはアフィリエイト広告を利用しています

HAGANEYA(@imech_jp)です。

使わない時に PC用のキーボードを収納しておく方もいらっしゃるかと思います。キーボード収納付きのデスクが売られているぐらいですし、出しっぱなしの状態が嫌いな方は意外と多いのではないでしょうか。

とりわけ、部屋の景観を最優先で考えた場合、PC用キーボードの存在感は足を引っ張りがちです。

もちろん、この存在感を "味" と捉えられるのであれば出しっぱなしでも構わないと思います。

ただ、もし「マウス・カーソルキー・テンキーなどの軽めの操作に PCキーボードをいちいち出すのもなぁ・・・」といった思いがあり、なおかつ "未使用のMIDIキーボード" をお持ちの方は、試しに『MidiKeyUtility』を使ってみてはいかがでしょう?

 

『MidiKeyUtility』とは

簡単に言うと、MIDIキーボードを "PC用キーボードの入力装置" として利用出来るようになるフリーソフトです。

参考リンク

MidiKeyUtility Ver.1.00 リリース | TAKABO SOFT

作者様のサイトでは "対応OS:Win2000/XP/Vista/7" と表記されていますが、Windows10 でも問題無く動作します。インストールも不要。

 

『MidiKeyUtility』の設定方法

アプリを起動すると、設定ウィンドウが表示されます。まずは、[MIDI-INデバイス(M):] のすぐ下にあるプルダウンメニューから、文字入力に利用したい MIDIキーボードを選択してください。

2(4)

 

次に、[変換テーブル(T):] から実際に使用するキーを割り当てていきましょう。

[入力] メニュー内の [Note#] は "MIDIキーボードの鍵盤番号" のことです。

同様に、[CC#] は "ジョイスティックの↑↓" を、[PitchBend-+] は、"ジョイスティックの← →" を表しています。

ゲームパッドのようにコントロールパネルからボタン配置を確認出来ないため、私の場合は "実際に入力を行いながら対応するキーを確認" していきました。もしかすると、もっと効率の良い方法があるかもしれません。

 

ちなみに、私の所有している『KORG microKEY-25』では、このような感じ。写真では、使っているキーのみに番号を振っていますが、もちろん他のキーも使用可能です(使用出来ないキーもあります)。

3(2)

 

オクターブボタンを使って、先ほどと同じ位置のキーに別の文字を割り当てることも出来ます。

4(2)

 

では、実際にやってみます。

右上の [追加] ボタンをクリックし、出てきた別ウィンドウから [ノートイベント] と [キーボード入力] 部分をお好きなように編集してみてください。この際、[Note#] 下のテキストボックスには同じ値を入れます。

終わったら [OK] ボタンをクリック。

7(1)

 

上記の作業を繰り返していくと、設定済みのキーが [変換テーブル(T):] の下にリストアップされていきます。なお、一度追加したものはダブルクリックで何度でも編集可能です。追加し直す必要はありません。

8(1)

スポンサードリンク

 

設定方法の一例

私の場合、子音(K / S / T / N / H / M / Y / R / W)を左側のキーに、母音(A / I / U / E / O)を右側のキーに割り当ててみました。

ちなみに、ジョイスティック左には [BackSpace] キー、ジョイスティック右には [Enter] キーを配置。ジョイスティック上下はなぜかチャタリング?が発生するため、あまり使っていません。

ともあれ、ソフトウェアキーボードを出すのが面倒な場面では、意外と重宝しています。

5(1)

 

濁音(G / Z / D / B)・半濁音(P)もたまに使うので、オクターブボタンで子音と同じキーにかぶせています。Note#39の黒鍵は、な行の濁音が無いので空けておきました。

6(1)

 

なお、次回の PC起動時に自動で立ち上がるように、スタートアップにショートカットを作っておきましょう。

Windows10 ではスタートメニュー(ウインドウズボタン)から気軽に追加出来なくなってしまいましたが、スタートアップフォルダ自体は存在しています。

C:\ユーザー\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\スタートメニュー\プログラム\スタートアップ ←ここにショートカットを追加

スポンサードリンク

 

予測候補を出すためのツールとしては "まあまあ" 使えます

ハッキリ言って、慣れるまで時間は掛かります。掛かりますが、場所さえ覚えてしまえば非常に便利です。

ちなみに私は、"よく訪れるサイトのURLを打ち込む手間を省く" 用途で使っています。

  • A → Amazon.co.jp
  • E → Evernote Web
  • G → ゲームキャスト
  • N → ニコニコ動画
  • P → photoAC(写真AC)
  • R → 楽天市場
  • S → スルガ銀行
  • T → TBS FREE by TBSオンデマンド
  • Y → Yahoo!ニュース

予測候補を出すだけであればソフトウェアキーボードでも良いんですが、起動までに1~2秒程度待たなくてはなりません。

「たかだか1~2秒で・・・?」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、これが毎回ともなると意外とストレスが溜まります。こういう時に物理的入力装置があると、本当にラクですよ。

スポンサードリンク

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

-パソコン&スマホ