HAGANEYA(@imech_jp)です。
「あれっ・・・今まで無かったの?」という感じもしますが、Kindle ストア内に青空文庫をまとめたページが設置されたようです。
参考リンク
『青空文庫』とは、「国内外の "著作権が消滅した文学作品" を無料で読める、ネット図書館サイト」のことです。
青空文庫(あおぞらぶんこ)は、日本国内において著作権が消滅した文学作品、あるいは著作権は消滅していないものの著作権者が当該サイトにおける送信可能化を許諾した文学作品のテキストを公開しているインターネット上の電子図書館である。富田倫生、野口英司、八巻美恵、らんむろ・さてぃの4人が呼びかけ人となって発足した。
『青空文庫 - Wikipedia』より引用
近代文学は(青空文庫のイメージが強いため)ついつい無料の感覚でとらえてしまいがちですが、単行本・新書などの "紙媒体" は当然のことながら有料で販売されています。
『iPad』などのタブレット端末や『Kindle』などの電子ブックリーダーを導入するメリットが、まさにこの「無料で本が読める」という点にあります。文学作品が三度の飯より好きだという人であれば、すぐにでも電子ブックリーダーを手に入れてほしいぐらいです。
余談ですが、青空文庫に関して気になる話を少々。。。
Wikipedia にも書かれてますが、TPP(環太平洋経済連携協定)の妥結によって、青空文庫の活動に影響が出てくる可能性があるようです。
青空文庫の公式サイトでも、署名活動に関しての詳細が紹介されています。
参考リンク
著作権保護期間の延長を行わないよう求める請願署名|青空文庫 Aozora Bunko
個人的には、「価値ある文学作品なのだから、本来有料で提供されるべきだ」という気持ちと「無料だからこそ "読書への入り口" として、たくさんの人に愛され続けているのではないか」という気持ちが混在しています。
外国の方が日本語を学ぶための "教材" としても最適ですし、どちらかと言えば「無料で提供し続けられたほうが良いのかな」という感じではあるんですが。。。
最新情報をお届けします