HAGANEYA(@imech_jp)です。
ネット通販サイト『Amazon』を騙ったフィッシングサイトが発生しているようです。フィッシング対策協議会のサイトによると、2016年2月1日14時30分時点で稼働中とのこと。
転送元URL
http://www.am●●●●●.co/転送先URL
http://www.am●●●●●.co/d13b97996c7ce2dad164446b8063a9cf/sign_in.php?encoding=UTF&ErrorE=730fd06c0dbf7a35e7ed67940d813db9
リンク先にも書かれてますが、メールアドレス・パスワードの入力は絶対に行わないよう気をつけましょう。
URLの打ち間違いに気を付けよう
フィッシングサイトの URL 末尾は「.co」。
コロンビアの国別ドメインを利用していますが・・・日本の国別ドメイン(.co.jp)と似てますね。キーボードの打ち間違いが起こりやすい、絶妙なラインを突いてます。
そもそも、コロンビア版の Amazon は存在しません。Amazon が運営するサイトは、本拠地アメリカを含めても全世界で "14ヵ国" だけです。
Amazon が運営しているサイト
- http://www.amazon.com(アメリカ)
- http://www.amazon.co.uk(イギリス)
- http://www.amazon.fr(フランス)
- http://www.amazon.de(ドイツ)
- http://www.amazon.ca(カナダ)
- http://www.amazon.co.jp(日本)
- http://www.amazon.cn(中国)
- http://www.amazon.it(イタリア)
- http://www.amazon.es(スペイン)
- http://www.amazon.com.br(ブラジル)
- http://www.amazon.in(インド)
- http://www.amazon.com.mx(メキシコ)
- http://www.amazon.com.au(オーストラリア)
- http://www.amazon.nl(オランダ)
Cで始まる国が8ヵ国もあります。狙われるわけだ。。。
Amazonを騙ったメールにも注意
また、打ち間違い以外に "メール経由でフィッシングサイトの URL が送られてくる" 可能性も考えられます。
Amazon.co.jp にも "メール経由でのフィッシング被害" への注意を促すページが公開されてますので、目を通しておきましょう。
参考リンク
Amazon.co.jp からのEメールかどうかの識別について|Amazon.co.jp
Amazon.co.jp は以下のドメインを使用してEメールをお送りしています。
- amazon.co.jp
- amazon.jp
- amazon.com
- marketplace.amazon.co.jp
- m.marketplace.amazon.co.jp
- gc.email.amazon.co.jp
- gc.amazon.co.jp
- payments.amazon.co.jp
最近「迷惑メールフォルダに Amazon.co.jp からのメールが振り分けられる」ことがあるんですが、これが理由なのでしょうか・・・気を付けないと。
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