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パソコンでキーボード入力ができなくなったら「放電」で直るかもしれない

2015年10月17日

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HAGANEYA(@imech_jp)です。

先日、急にパソコンの「T」キーが反応しなくなりました。

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「た行」で始まる単語や文章だけが打てなくなってしまう、という状況。

若干イラッとしつつも「これは多分、キーボード側の物理的な異常ではないだろうな」と思っていました。Tキーの使用頻度が突出して高いわけではないし、上記画像の通り「しばらく連打していると打てるようになる」時があるからです。

 

というかそもそも・・・物理的に原因があるのであれば「文字が消えかかっているキー」のほうが先に逝くはずですよね。

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ところが、肝心の「K」キーは健在です。そもそも私自身がキーボードを強く打つタイプではないので、物理的な原因については全く疑いませんでした。

そんなわけで「ソフトウェア的に問題がある」と決め打ちしつつ、スニペット(文字入力支援)ツールの「PhraseExpress」を終了させてみたり、パソコンの再起動を試してみたりしましたが・・・効果はなし。

あきらめずに別の方法を探してみたところ、解決方法を見つけましたので紹介します。

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特定のキーが反応しなくなった時に試したら効果があった方法

効果があった対処法は、ズバリ「放電」です。

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デスクトップパソコンの場合はバッテリーの概念がないので、放電するには「電源コードを抜く」しかありません。ノートパソコンの場合は、メーカーごとに多少異なりますが「バッテリーを取り外す」ことで放電ができます。

電源コードを抜いた状態で「数分」待ち、パソコンを起動。すると、Tキーが何事もなかったかのように復活していました。

 

デスクトップパソコンの放電を怠っていた理由

そうなんです。最近、デスクトップパソコンを常時起動していたので、全く放電ができていませんでした。

以前、2台のデスクトップパソコンを使っていたんですが、2台とも「毎回毎回ONOFFを繰り返していたら、ある日突然起動しなくなった」ので、トラウマになっていた部分もあります。それ以降「次回、パソコンが起動できる保証なんてどこにもない」と考えるようになりました。

実際「デスクトップパソコンの頻繁なONOFFは、あまり良くない」とされています。

参考記事
パソコンは電源を切る、常にオンのどちらが良いか?|BTOパソコン.jp

 

以下は「BTOパソコン.jp」さんからの記事引用です。

電源を切る不利な点を電源を入れてシャットダウンするまでまとめると。

  • 突入電流によるパーツへのダメージ(が有るかも知れない)
  • HDDスピンアップによるHDDへの負荷(がどの程度重要か不明)
  • BIOSが起動し各部を認識する際に不具合の可能性(これは故障)
  • Windows起動までの数十秒~数分の待ち時間(人による)
  • 休止やスリープの復帰失敗のリスク(XP以前はやらない方が安全)
  • シャットダウンでレジストリやキャッシュで汚れたり壊れたり
  • 次回は電源が入らないかも知れない

電源を切らない場合の不利な事。

  • メモリの使用量を見た方が良い(かも知れない)
  • 負荷や温度変化は少ないが寿命の長さ部分が減る
  • 電気代が1時間で数円では有るものの無駄に掛かる
  • 外出中の発火や発煙、爆発の危険性(極少)

 

メリット・デメリットともにありますが、やはり「突入電流」と「HDD」が心配ですね。電源を切らないことで寿命が短くなる懸念もあるにはあるんですが「突然死はそれ以上に怖い」ので、個人的には常時起動寄りの意見になってしまいます。

コメント欄をのぞいてみると「常時稼動のノートパソコンが13年間壊れていない」という意見もあったりするので、放電が必要だとは思いつつ、今後もたまにしか放電しないんだろうな・・・と思います。

 

最後に

放電をしないままパソコンを使い続けていると、色々とトラブルが発生します。

  • パソコンが起動しない
  • デスクトップ画面が表示されない
  • 突然ブルースクリーンになる
  • 特定のキーボードが反応しない
  • ネットにつながらない

もし、パソコンを何日も付けっぱなしで上記の症状が現れた場合は、ぜひ放電を試してみてください。パソコンのトラブルの多くは「再起動」や「放電」で直るケースが多いと思います。

「灯台下暗し」ということわざの通りですね。「複雑な解決方法しかないと勝手に思い込んでしまう」ことで、視野は狭まってしまうのだと痛感しました。

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