HAGANEYA(@imech_jp)です。
残暑が厳しい地域、まだまだあると思いますが「エアコンを使うまでもない気温・気候」の時って、扇風機だけ回すことも多いですよね。
ちなみにエアコンも、実はそんなに電気料金が掛からないということで「熱中症が原因で命を落とすぐらいなら、エアコンをフル活用して予防するべきだ」との一部の声もありますが、扇風機はさらに「エアコンの10分の1」の電気料とのこと。安い!
さて、さっそく話が横道にそれてしまいましたが、今回は「扇風機」の話です。
我が家には、Google検索結果にも出てこないほど古い型の扇風機があるんですが、最近「キュルキュル」といった音が鳴り出しました。
あまりにも型が古いので、単純に寿命と言い切っちゃっても良いんでしょうけど「何か今すぐ出来る対策はないかな?」と、試しにググってみることに。
いや~。。。日本人のオノマトペ(擬音)のバリエーションの豊富さと共有度の高さには驚愕しますね。なんせ「扇風機 ky」と打ち込んだだけで、キュルキュルという単語が即座に出てくるんですから。
たったこれだけのことで、この単語を検索した人達に親近感を抱いてしまいます。
実際に扇風機のキュルキュルを直してみる
扇風機のキュルキュルを直すために用意したものは、以下の2つ。
- 潤滑剤
- 金属製のヘラ(スパチュラ or スクレーパー)
注意!最初にコンセントを抜いてから作業を始めてください。感電の恐れがあります。
まずは、金属製のヘラで「扇風機のカバー(外枠)」を取り外しましょう。外枠の内側にツメがあるので、その付近にヘラを食い込ませれば、テコの原理で外せます(金属のフレーム部分が曲がらないよう注意!)。ちなみに、上下いずれかに「手で外せるストッパー」がある場合、そちらを先に解除しないとカバーを取り外すことができませんので気をつけてください。
次に、ファンを外します。メーカーによって多少違いはあるのかもしれませんが、私の使ってる扇風機の場合「手前のスピンナー(羽止めネジ)を右に回す」ことで、ファンを取り外すことが出来ました。早い話が「ファンが回る方向と逆向き」に回せばOKです。
軸の部分に「KURE 5-56」などの潤滑剤を、軽く注油してみましょう。周りの部分に余計な潤滑剤が掛かってしまいベタベタになる可能性があったので、私の場合はティッシュなどに潤滑剤を吹き付けて、軸部分を軽く拭きました。
果たして、キュルキュル音は直ったのか?
結論を言います。キュルキュル音は、ピタッと鳴り止みました。
ただ、この潤滑剤の注油にも問題があるようですね。知恵袋やブログを色々とのぞいてみましたが、下手に素人判断で注油などのメンテナンスをしてしまうと、摩擦熱によって発火し、火災の原因となる可能性もゼロではありません。
その一方で「40年以上前の扇風機」を、前述のメンテナンス方法で使い続けている猛者もいるみたいです。どんなに物が良くても40年はさすがに・・・と思いましたが、問題なく使えてるのであれば、一応セーフでしょう。
今回の記事を参考に、扇風機のキュルキュルを直そうと思い立ったあなた。異音が収まる可能性はありますが、くれぐれも「自己責任」でお願いします。もし火災が起きたとしても、当ブログでは責任を負えません。実際、私も自己責任でメンテナンスを行いました。
言うまでもないですが、一番ベストなのは「扇風機を買い換える」ことです。あるいは「修理に出す」のも一つの選択肢ではありますが、買い換えるより高くついてしまうかもしれません。それに、ヘタに大昔の扇風機を使うよりも、最新の扇風機に買い替えてしまったほうが、安全性・電気料金・機能あらゆる面でメリットが大きいと思います。
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