去年の年末に、長く愛用していた PCメガネが壊れてしまいました。ベッドに寝っ転がりながら使っていたのが原因かも・・・
4年前に父からたまたま譲り受けたものなので価格は不明ですが、公式サイトを見る限りだと1本5,000円(3本セットで9,900円)で販売されている模様。ちなみに、北海道を拠点にチェーン展開している『ドクターアイズ』というブランドの PCメガネです。
左レンズ上部のフレームが割れただけなので、当初は「こんなの瞬間接着剤で簡単にくっつくでしょ?」と高を括っていました。ところが、どうにも反発力が強くすぐに取れてしまうのです。困った・・・
その後しばらく PCメガネ無しでパソコン作業を行っていたのですが、目に見えて活動時間が短くなってきため「これはマズイぞ」と、新しい PCメガネの購入を検討し始めることに。
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デザイン別・性能別・値段別でデスクワークに役立ちそうなPCメガネを探してみた
クチコミ&低価格重視ならWEEGU。ブルーライトカット率優先ならSOXICK。オシャレな伊達メガネとしても使いたいならeight tokyoがおすすめ。
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購入するにあたり、デザイン・性能・価格など何を基準にしようか迷いましたが、とりあえず今回は『WEEGU』というブランドの PCメガネを選んでみました。
『WEEGU ブルーライトカットメガネ』を開封してみる
スニーカーブランドを彷彿とさせる外箱。
眼鏡ケースを開けると、中に PCメガネ本体とクリーニングクロスが入っています。
Amazon商品ページのイメージ写真はフレーム部分が青みがかかっていますが、実物はこんな感じで真っ黒です。
『WEEGU ブルーライトカットメガネ』のココが良い!
意外と高級感あるよ
クチコミでは "映画館にある3Dメガネ" や "100均レベル" などといった意見が一部あるようですが「随分と手厳しいんだな」と率直に感じました。世知辛い世の中だ・・・
と言いますのも、私も商品が実際に届くまでは「どうせちゃちい作りだろうから、過度な期待はしないでおこう」と同じように考えていたんです。ぶっちゃけ。
確かに、パッと見だと100均っぽさが無いとは言い切れないんですが、実際に届いた商品を目の当たりにしたら評価が一変。
なんというか、100均のものに比べて黒が "より" 黒いというか、プラスチックなんだけど漆(うるし)っぽさを感じる黒なんですよね・・・気のせいかもしれませんけど。
あと、蝶番が割と硬めなので重厚感があります。曲げた時のギシギシ感も無いし。
というわけで、私のほうからは「一見その辺に売ってる100均の PCメガネだけど、実際に触ってみると違いがハッキリ分かるよ」といったコメントを残しておきます。 これは、山善の三面鏡を買った時のフィーリングに近いかもしれない。
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セルフカットに役立つかもしれない山善の卓上三面鏡『PM3-4326』を買ってみた
類似商品の中では最も "価格" と "メーカーの信頼性" のバランスが取れているので、どれを買おうか迷ったらコレが一番無難だと思います。
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掛け心地が意外と良い ※個人差あり
私はお世辞にも顔が小さいとは言えません(少なくともフジモンさんやオリラジ中田さんに親近感を感じるぐらいのサイズです)。ファッショングラスを買う時も念入りに試し掛けをした上で、自分の顔のサイズに合う大きめのものを選ぶよう日頃から気を付けていました。
眼鏡はサイズが合わないと、こめかみ部分や鼻の付け根(?)が痛くなります。この PCメガネも人によっては「痛くて掛けられない!」となる可能性もあるので、もし私よりも顔のデカさに自信があるのであれば、別の PCメガネを探されたほうが良いかもしれません。
ただ、少なくとも個人的には、フレームがスッと顔に収まる気持ち良さを久しぶりに感じられた PCメガネでした。
前項でも触れましたが、蝶番が硬めなこともあってか "PCメガネ自体が自力で踏ん張ってくれている" 感じがあるんですよね。手で外側にギューっと開かなくても良いというか。手に取った時の意外な高級感の正体は、これかもしれない。
なお、商品ページの紹介によると、TR-90という素材でフレームが作られているとのこと。
ちなみに TR-90は『JINS PC』などの有名ブランドでも採用されており、最近の軽量フレームの眼鏡によく使われている素材みたいです。
参考記事
JINSが軽量フレームを先駆けて投入したワケ|日経トレンディネット
Amazon's Choice
Amazon's Choiceとは "すぐに発送ができて、評価が高く、お求めやすい価格" を実現した商品に与えられる称号です。
Amazonカスタマーレビューは(商品によっては)サクラ疑惑もあり、評価基準の1つとしては正直イマイチだと思います。ただこの商品の場合、そこに発送の早さや値段の安さなどが絡んでくることで、"最初の1つとして手に取りやすいPCメガネ" としての立ち位置を確保している印象を受けました。
実際私が PCメガネを壊してしまった際も、まず最初に考えたことは「AmazonでPCメガネを検索して、一番最初に出てきたやつで良い!とにかく眼が痛くてたまらない!」でした。なりふり構っていられませんね、こういう時は。
ちなみに、商品は注文した日の2日後に届きました。
デニム地の眼鏡ケース
眼鏡ケースなんて何でも良いっちゃ良いんですけど、まさかデニムで攻めてくるとは。
表面に刻印などもなくシンプルなので、気軽に持ち歩きやすいデザインだと思います。キメが細かいサラサラ系のデニム地です。
『WEEGU ブルーライトカットメガネ』のココが惜しい!
ブルーライトカット率が不明
これは購入前の話になるのですが、商品ページの説明・Q&A・カスタマーレビューを隅から隅まで探してもブルーライトカット率が載っていないんですよね。
参考までに、以前使っていた『ドクターアイズ』の PCメガネと当商品をモニター越しに撮影してみました。
『ドクターアイズ』公式サイトの情報によるとブルーライトカット率は20%とのこと(一律かどうかは不明)。
つまり、そのドクターアイズよりもわずかに黄色味が薄い『WEEGU』のブルーライトカット率は(おそらく)20%以下ということになるかと思います。
なお、これはあくまでも "目視" でのザックリとした目安に過ぎませんので、話半分で聞いていただけると幸いです。
デザインはお察しください
どうせ室内で使うメガネですし、誰に見せるわけでもないので・・・デザインに関して言うなら、個人的にはあまり重視していません。
ただ、外出時にカフェなどで仕事の続きをする方などにとって、このデザインは何とも言えないところがありますね。
そりゃ、商品ページの平井堅さんみたいなモデルが装着すれば、何だってオシャレに見えます。何せやつらは、しまむらだろうが商店街の婦人服だろうが着こなしますから。
パッドは好みが分かれるかも
いわゆる、鼻に置く部分ですね。
以前使っていた PCメガネはパッド部分が金属&ラバーで構成されており、それが良くも悪くもパッと見の高級感に貢献していた気がします。
対して、当商品のパッド部分はフレームと一体化しているため、見てくれの高級感自体はあまりありません。ただし繰り返しになりますが、メガネ本体を触った時の高級感は割とあります(もちろん人による)。
でもぶっちゃけ、雑貨屋さんや服屋さんのレジ前に売っているようなファッショングラスに紛れていても私は気づかないでしょうねぇ・・・あまりにもシンプル過ぎるからなぁ。
まとめ
まとめると、こんな感じです。
- 意外と高級感がある
- 掛け心地が意外と良い
- Amazon's Choiceの安心感
- デニム地メガネケースのサラサラ感
- ブルーライトカット率がなぜか不明
- デザインはお察し
- パッド部分は好みが分かれる
もし買おうかどうか悩まれているのであれば、あまり深く悩まずにポチっちゃうのもアリだと思います。ただし、顔の大きさを自覚しているのであれば、他にもっと良い選択肢があるかもしれません。
あと、商品ページにある一部の低評価コメントはねぇ・・・ちょっと極端かな。これに低評価付ける方々は、よっぽど良いメガネを今まで使っていたのではないでしょうか。
実際、最近のエントリーモデルの商品は作りがしっかりしているものが多いと思います。今回ご紹介した PCメガネもその1つです。
とは言え、どこの馬の骨かも分からないブランドですし、しばらくすると類似品がブランド名を変えて出てくる可能性もあります(中国製品あるある)。デザインも超普通。
それでも、実際に手に取った時の "納得感" は既に多くの方々によって証明されています。半信半疑で買ってみた私も「あれ?意外と良いじゃん」と拍子抜けしてしまいました。カタログ写真の安っぽさでだいぶ損してる気が・・・
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