PSP(PlayStation Portable)用エミュレータ『PPSSPP』には、専用のストアが存在します。ストアと言っても、扱われているのは全て自作ソフトですので完全無料です。

この手のアプリでありがちなのが「ゲームデータは、パソコンからmicroSDカードを使ってコピーしてね」のパターンだったりするわけですが、PPSSPPの場合はネットにつながったスマホさえあればすぐにプレイできます。

さて、タイトルにもある『洞窟物語』ですが・・・実は私、つい最近まで PPSSPPで同タイトルが遊べることを知りませんでした。

というか厳密に言うと、以前 PSP実機にインストールを試みたことがあるんですけど、その時は上手くいかなかったんですよね。それがまさか、PSPエミュレータ内だけで洞窟物語のプレイ環境を簡単に整えられる日が来るとは・・・

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『PPSSPP』で自作ソフトを動かす方法

まずは『PPSSPP』をダウンロードしましょう。

以下は公式サイトとなります。あらゆるバージョンの PPSSPP本体が、こちら経由でダウンロード可能です。

ダウンロード

PPSSPP – PSP emulator for Android, Windows, Linux, iOS, MacOSX

iPhone/iPadの場合は App Storeから本体をインストールすることはできませんが『TweakBox』というアプリを経由すれば未脱獄でも行けるみたいです(未検証)。ググれば方法を解説しているブログはたくさん出てきますので、もし興味があれば調べてみてください。

なお『PPSSPP Gold』という金色アイコンのアプリも存在しますが、そちらは有料版となります(無料版は青色)。無料版と有料版との違いは、ホーム画面の右サイドバーに “Buy PPSSPP Gold” という購入ボタンがあるか無いかだけ。

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機能差は一切ありませんが、有料版を購入する方が増えることで開発費も増えるため、エミュレータ本体の精度向上へと繋がる可能性もあります。

開発者の方を応援したいという方は、ぜひ有料版の購入も検討されてみてください。

 

PPSSPPを起動すると、以下のようなホーム画面が表示されます。

左上に [履歴] [ゲーム] [自作ソフトとデモ] という3つのタブがありますので、一番右の [自作ソフトとデモ] を選択してください。

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本体がオンラインに接続されているのを確認し、その中の [PPSSPP自作ソフトストアからダウンロードする] ボタンを選択。

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すると、このようなリストが表示されます。

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自作ソフトをダウンロードする場合は、任意のタイトルを選択し [インストールする] を選択すれば OKです。

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ダウンロード&インストールが完了すると、[自作ソフトとデモ] タブ内に、先ほど保存した自作ソフトがサムネイル表示されています。

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PPSSPPの自作ソフトを色々動かしてみた

Cave Story

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国内・海外の両方で知名度が高く、とりわけ海外では All-TIME 100 Video Games(歴史上でもっとも偉大なゲーム100)の1つとして非常に高い評価を得ている、2Dアクションシューティングゲーム。

リリース当時は「やたらクオリティの高いメトロイドヴァニアだな~」ぐらいにしか思っていませんでしたが、今や作風を例える際に “メトロイド風” と並んで “洞窟物語風” といった表現が普通に使われるようになっており、その影響力の高さが窺い知れます・・・と、そんなことは誰でも知っている情報ですよね。失礼しました。

動作確認してみましたが、移植度については完璧だと思います。きちんと日本語で動きますし。

エミュレータなのでボタン配置も自由自在ですし、むしろオリジナルの Windows版よりもプレイの敷居が低くなっているように感じました。使用するボタンもそこまで多くないため、バーチャルパッドでの操作も悪くありません。

操作方法

  • ○ボタン:ジャンプ
  • ×ボタン:攻撃
  • □ボタン:メニュー
  • STARTボタン:ポーズ
  • 方向キー ← →:左右に歩く
  • 方向キー ↓:扉を開ける
  • 方向キー↑:武器を上に向ける

 

Ozone

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水晶のような自機を操作して、迷路状のフィールド内に散らばっているジュエルを回収していく全方向アクションゲーム。

自機の移動時には慣性が掛かり、壁に当たると同じぐらいの力で跳ね返されます。壁に当たる度に自機が少しずつしぼんでいき、小さくなり過ぎると破裂してアウトとなってしまうため注意が必要です。

フィールド上に点在している渦巻き状のポイントで休むと、しぼんでしまった自機が膨らんでいきます。ただし単なる回復ポイントではなく、ずっと休んでいると元の大きさ以上に膨らんでしまい、結局最後は破裂してアウト。

しぼみ過ぎても膨らみ過ぎてもいけないわけですが、その一方で狭い通路を通り抜けなければ宝石が手に入らない場所もあるため、常に一定のサイズを保つわけにもいきません。この辺りの絶妙なバランスがゲーム性を高めています。

また、ステージが進むと “自機を移動するだけでしぼんでいく代わりに弾を発射できる” レッドジュエルや “移動時に自動で弾が発射される” ゴールドジュエルなども登場し、さらに難易度が上がっていきます。

自機はブレーキをかけることもできる(ただし少しずつしぼんでいく)ので、上手く活用しつつクリアを目指してみてください。

操作方法

  • 方向キー:移動 / 体当たり / 弾を発射(ゴールドジュエル入手時)
  • ×ボタン:弾を発射する(レッドジュエル入手時)
  • △ボタン:自機がしぼんでいく
  • □ボタン:ブレーキをかける
  • STARTボタン:ポーズ

 

Kosmodrones

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慣性がかかりまくる自機を操作しつつ、フィールド上にある数字のチェックポイントを順に通過していきタイムアタックに挑戦するレースゲーム。

壁に数回ぶつかると自機が爆発してアウト。ただし、最高スピートでぶつかると即死します。

フィールド上には弾を撃ってくる敵もいます。当然こちらも被弾するとダメージを受けますので注意が必要です。

ちなみにこちらも3発まで弾を発射することができますが、敵(というか砲台)に向けて撃っても当たらないため、使いどころは不明。おそらくステージが進めば、使える場面が出てくるのかもしれません。

例えるなら・・・海外で人気の『Micro Machines』というラジコン操作のレースゲームをシンプルにした感じでしょうか。あと『Asteroids』にも似てますね。

操作方法

  • □ボタン / Rボタン:弾を発射する
  • ×ボタン:アクセル

 

Webfest

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ワイヤーフレームで構築された世界で、画面奥から迫りくる敵を撃退する3Dシューティングゲーム。

弾を避けつつ、画面上の敵をすべて倒せばクリアとなります。逆に、敵が自機の陣地内に侵入してしまうとアウトです。

ただし、左下のゲージが最大まで溜まっていると、△ボタンで画面上の敵を一掃できます。ステージによっては、どうあがいてもこちら側の攻撃が追いつかないほど敵が出てくる場合もあるので、そういった場面で使えば OKです。

ちなみに、上の写真(ステージ1)は平面状ですが、以降のステージからはトンネル状の立体的なフィールドがどんどん出てきます。ステージ毎に配色も異なるため、なかなか見栄えが良いです。

陣地を守るというゲーム性からは『スペースインベーダー』『ぺんぎんくんWARS』を、ワイヤーフレームを採用したシューティングゲームという点で『X』『レッドアラーム』を彷彿とさせます。

ただ、”ワイヤーフレーム” “トンネル状のフィールド” という点から考えると、ほぼ間違いなく『Tempest』をリスペクトした作品でしょう。

操作方法

  • △ボタン:画面上の敵を一掃する
  • ×ボタン:決定 / 押し続けると弾を連射
  • Rボタン:ステージをスキップ

 

Battlegrounds 3

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自機となる戦車を操作し、敵の戦車を破壊していく3Dシューティングゲーム。

レーザー・タンクシェル(大砲)・ミサイルは弾数に限りがあるので温存しつつ、無制限に撃てるマシンガンをメインで使っていくことになります。

敵からの被弾でダメージが蓄積していき、左上のメーターがゼロになるとアウトです。なお、倒された自機は数秒後にリスポーン(復活)します。

ゲームオーバーの概念は(おそらく)存在しないため、やろうと思えば永遠にプレイし続けられます。

フリーゲームなのでグラフィックは PS1やサターン以下ですが、ポリゴン丸出しのフィールドが良い味を出しています。

操作方法

  • ○ボタン:自機が右へ移動
  • ×ボタン:自機が手前へ移動 / 決定キー
  • △ボタン:自機が画面奥へ移動
  • □ボタン:自機が左へ移動
  • STARTボタン:ポーズ
  • Rボタン:弾を発射する
  • アナログスティック:照準を合わせる
  • 方向キー ← →:武器を切り替える

 

Mega Drops

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いわゆる『ぷよぷよ』タイプの落ち物パズルゲーム。

ぷよぷよと同様、ブロックは4つ以上つなげることで消えます。

もちろん、ブロックをちぎることもできますし、連鎖も可能です。つなげ方は必ずしも縦・横・斜め一直線である必要はなく、とにかくつながっていればオッケー。

・・・と、これだけで説明したいところですが、本作独自の要素もあります。

例えば、ブロックが消えている間に、同じブロックを追加でつなげることも可能。

また、Lボタン / Rボタンを使えば、障害物を貫通して左右にテレポートができます。落下予定位置を間違えてしまった場合に有効ですね。

ステージは全部で3種類(ノーマルモード・ハードモードを含めると全9ステージ)。一番最初の『FROZEN』ステージはいかにもフリーゲーム臭プンプンなシンプルデザインですが、『MECHANICAL G.』『DJ BEAT』ステージは配色・演出も非常に凝っており悪くありません。

ミニマルな BGMも没入感の向上に一役買っていますし、商用ゲーム的な華やかさとフリーゲームの遊び心を両立した良作です。

  • ○ボタン:ブロックが時計回りに回転
  • ×ボタン:ブロックが反時計回りに回転
  • 方向キー↓:ブロックの落下速度を上げる
  • Lボタン:ブロックが障害物を貫通して左へテレポート
  • Rボタン:ブロックが障害物を貫通して右へテレポート

なお、続編の『Mega Drops 2』は、ゲーム開始時にアプリが落ちてしまうため、残念ながらプレイ不可能でした。

 

PSP-Flower

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白と黒の線から枝が生え、枝から花が咲いていく様をただひたすら見せられるというデモムービー。

操作方法

  • ×ボタン:画面の色を元に戻す
  • □ボタン:ネオンカラーに変える

 

rROOTAGE

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ワイヤーフレームで構築された、縦スクロールの弾幕シューティング。『怒首領蜂』シリーズのように、ショット中は自機の移動が遅くなります。

テクノな BGMもグラフィックの演出も非常にクオリティが高いのですが、処理落ちがひどいですね。最終ステージに至っては、弾幕の量が多過ぎて自機も敵もコマ送り状態になってしまいます。

序盤のステージも若干モッサリですが、プレイに支障をきたすほどではないので、興味があったらプレイしてみてください。『Danmaku Unlimited』シリーズや『弾幕月曜日』などが好きならオススメです。

操作方法

  • ○ボタン:画面の色を変える(メニュー画面でのみ操作可能)
  • ×ボタン / △ボタン:ショット
  • □ボタン:バリア
  • STARTボタン:ポーズ
  • SELECTボタン:BGMを消す

 

Yellow Rose of Texas

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テクノな BGMとともに、画面上のモノクロ映像が形を変えながら回転し続けるデモムービー。『PSP-Flower』とは違って、2分程度で終わります。

 

Planet Hively

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画面上のオブジェクトをマウスカーソルを使ってクリックし、その反応を楽しむインタラクティブソフト。クリックすると、蝶や花びらが地面に落ちます。

右の花びらをクリックすると、BGMの変更が可能です。左の花びらをクリックすると、開発者のクレジットを観ることができます。

操作方法

  • ×ボタン:クリック
  • 方向キー:マウスカーソルの移動

 

Suicide Barbie

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3人のダンサーが踊っていたかと思いきや、関連性も脈絡も無い全く別の映像が次々に現れるという、謎のデモムービー。メインのムービーが5分、エンディングクレジットが3分半ぐらいです。

 

Trigonometry Wars

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いわゆる『Geometry Wars』タイプの全方向シューティングゲーム。

ただし本家とは操作性が異なり、こちらはラジコン操作となっています。ですので、操作感覚的にはむしろ『Asteroids』のほうが近いかもしれません。

アーマード・コア』シリーズのような、操作の不自由さが中毒性へとつながるタイプのゲームだと思います。

操作方法

  • Lボタン:自機の加速
  • Rボタン:ショット
  • アナログスティック:自機の移動
  • STARTボタン:ポーズ

 

Chuckie Egg

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MSXなどを彷彿とさせるグラフィックが特徴的な、固定画面アクションゲーム。実は『ZX Spectrum』という大昔のゲームパソコンで発売されたゲームの移植だったりします。

画面上の卵をすべて回収すればクリアです。また、鳥のエサ(ピンク色のアイテム)を取るとスコアに加算されます。

最初のステージは地味ですが、先へ進むにつれ『ドンキーコングJR.』に出てくるようなリフト(空中に浮かんだ移動する床)などの凝ったギミックも登場したりして意外と面白いです。

操作方法

  • ×ボタン:ジャンプ
  • 方向キー:自機の移動
  • STARTボタン:ゲームスタート

 

Breakout

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ご存知 “ブロック崩しゲーム” です。商用ゲームで同名のレジェンドタイトルが存在しますが、あちらとは一切関係ありません。

名前は Breakoutですが、アイテムが登場するので、ゲームシステムはむしろ『アルカノイド』に近いですね。

ゲーム開始直後から球のスピードが早く、ブロックも間近に迫っているため、難易度はやや高めです。

球が自機やブロックに当たった際の「パコンッ!」という効果音が心地良く、ついついプレイを続けてしまう魅力があります。

操作方法

  • ×ボタン:ゲームスタート
  • 方向キー ← →:自機を左右に移動する

 

Attack of the Mutants

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上のほうでご紹介した『Trigonometry Wars』と同様の全方向シューティングゲームですが、操作性が異なります。

○×△□ボタンでショットを打ち分けつつ、画面上の敵をすべて倒せばクリアです。

遊べないこともないのですが、先に Trigonometry Warsをプレイしてしまうと、操作感や演出のショボさが拭えないかな・・・

操作方法

  • ○ボタン:自機が右へ移動
  • ×ボタン:自機が下へ移動 / ゲームスタート
  • △ボタン:自機が上へ移動
  • □ボタン:自機が左へ移動
  • STARTボタン:ポーズ
  • SELECT:一瞬だけ画面が止まる?

 

あとがき

自作ゲームって何となく「時間のムダだな~」みたいな思いが頭をよぎったりするわけですが、こうして記事を書きながらだと意外と苦にならなかったりしますね。普通にプレイしていたら多分すぐ飽きるでしょうけど。

とは言え『洞窟物語』はもちろんのこと、他の自作ゲームも意外とハマれそうなものが多いと感じました。個人的には『Ozone』『Webfest』『Mega Drops』『rROOTAGE』『Trigonometry Wars』『Chuckie Egg』あたりがオススメです。

もちろん、今回ご紹介したゲームは全て完全無料&合法で遊べますので、もし興味があればスマホに入れてプレイしてみてください。

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