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LADYBABYはBABYMETALの対抗馬となり得る存在なのか?を真剣に考えてみた

2015年11月29日

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HAGANEYA(@imech_jp)です。

「 "ゴッタ煮" 系メタルに寛容な BABYMETAL ファンの一部ですら顔をしかめる」と巷で噂の "LADYBABY" が、ちょっとだけ気になっています。

参考記事
LADYBABY、世界中から注目の異常事態|BARKS音楽ニュース

LADYBABYは、"女装家" 兼 "プロレスラー" の「レディビアード」さん・「金子理江」さん・「黒宮れい」さんの3人による、メタルアイドルユニットです。

「日本の女性アイドルユニットにも関わらず "屈強な男性外国人(5才)" が中心人物」という異常なユニットですが、最近では 清竜人25 のような "もはや異常性がオーディエンスに伝わりにくいほど異常" なグループも出てきているぐらいなので、LADYBABY は割とマシなほうなのかもしれません。

ちなみに、ユニットは2015年3月結成ですが "ビアちゃん" こと「レディビアード(Ladybeard)」さん自体は、2011年に初来日~2013年頃から日本を拠点に活動しているため、活動歴は意外と長いようです。

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"単発の企画モノ" なのか "将来性を見据えた大型プロジェクト" なのかが見えてこない

冒頭でも触れましたが「BABYMETAL との類似性」を指摘する声は多いです。

メタルとアイドルを融合したという点では全く一緒ですし、実際「BABYMETAL の大ブレイクに便乗して出てきた数あるアイドルグループの一つ」に過ぎないとも思います。

もっとも、現状では BABYMETAL というよりむしろ「ヒム子ーズ(テレビ東京系「ゴッドタン」の人気企画 "芸人マジ歌選手権" から登場したアイドルユニット)」に近い印象です。

"ニッポン饅頭" の1000万回再生突破は確かにスゴイと思います。

しかし、「本気で一発当てよう」という野心で臨んで大ブレイクした BABYMETAL に対して、LADYBABYは「アイドル×メタルのブームに便乗してみたら、思いのほか大当たりしちゃった」的な雰囲気をどうしても感じてしまうのです。

BABYMETAL の大ブレイクは、実際 "運" による部分も大きいですが、BABYMETAL チーム自体は "本気で天下を獲る" 覚悟で臨んでいたように思います。"メジャーデビュー前夜" のインタビュー記事からもその雰囲気は窺えます。

参考記事
異色メタルアイドル「ベビーメタル」はなぜ人気? “仕掛け人”を直撃!|OBSESSED with BABYMETAL

 

"志" は意外と近い?

前項で LADYBABY をこき下ろしておいてなんですが、レディビアード さんと BABYMETALチームは「 ”志” としては意外と近いものを持っているのではないか?」と勝手に解釈しています(実際のところはわかりません)。

"ダウンタウンDX" でレッスン中の模様が放送されていましたが、レディビアード さんのプロ意識は(見た目の奇抜さとは裏腹に)意外と高いです。

参考記事
「ダウンタウンDX」にLADYBABY初登場、中山優馬のモノマネ特訓映像も|音楽ナタリー

また、(上手いかどうかはともかく)歌唱面での安定感もあります。

もし気になったら、他にも "つけまつける" "おどるポンポコリン" ”ヘビーローテーション” 等ありますので、覗いてみてください。クリーンボイスは全然ですが、デスボイスは割と聴けます。

 

おそらく、レディビアードさん自身「普通にメタルコアをやっても目立たないから "女装" してやってみたらどうか?」という着想からスタートしているのではないでしょうか。これが BABYMETAL チームの場合だと「アイドルとメタルを組み合わせてみたらどうだろうか?」という所からのスタートなので、"発想" 自体は決して遠くありません。

問題は、両側の2人(金子理江さん・黒宮れい さん)です。そもそも LADYBABY 加入に至った経緯が「ミスiD2015がキッカケで選ばれた」だけなので、(本人達にとって)このユニットを続ける動機やメリットが薄い気がします。

立場的に近い YUIMETAL さん・MOAMETAL さんの "メジャーデビュー当時のインタビュー" を読むと、ユニットに対してのモチベーションが高いんですよね。

参考記事
YUIMETAL インタビュー|音楽ナタリー Power Push

MOAMETAL インタビュー|音楽ナタリー Power Push

 

"メディアのオモチャ" から脱皮できるかどうかが鍵

LADYBABY の海外における取り上げられ方は BABYMETAL に近いので勘違いしてしまいがちですが、BABYMETAL と LADYBABY は言うまでもなく「立っているポジション」が全く違います。"シーンの開拓者" と "フォロワー" という圧倒的な違いです。

BABYMETALが大ブレイクした理由をメタル側・アイドル側の両方から考察してみる

スルーを決め込んでいた日本のメディアも注目せざるを得ないほどに巨大化してしまったベビメタ。その理由を独断と偏見で考察してみます。

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海外メディアは良くも悪くも、"実力への評価" より "話題性" で取り上げている側面が強いので、LADYBABY に飽きたらすぐに "別のオモチャ" を探し始めるでしょう。

これは ”BABYMETAL” にしても ”Perfume” にしても ”きゃりーぱみゅぱみゅ” にしても一緒です。"ジャンル違い" かつ "若干古い" ですが、DIR EN GREY の海外進出時も似たような状況でした。

しかし彼ら(彼女達)には、今も "根強い固定ファン" がしっかりと付いています。これは言うまでもなく "本人達が継続的な努力を怠らなかった" ことによるものです。

 

LADYBABY が手にした “1000万再生突破" という武器を今後どのように使うかはわかりませんが、LADYBABY というユニットに "還元" するような形で活動を続けていくのであれば、面白い方向性に進化していく可能性はゼロではないかもしれません。

ただ、身も蓋もないことを言ってしまうと、LADYBABY にしても他の "ベビメタ風アイドル" にしても、BABYMETAL と似たようなコンセプトでは絶対にBABYMETALを超えることはできないでしょう。どんなにクオリティの高い楽曲・パフォーマンスを実現したとしても「BABYMETAL の影響力すげー」で終わってしまいます。

続・雑食メタラーが選ぶ、ロック好きのための音楽性重視アイドル5選

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最後に

BABYMETALが開拓したジャンルにも関わらず "カワイイデス" "カワイイコア" というジャンル名を先回りして付けてしまう図太い神経はなかなか面白いです。

あと、個人的に「ニッポン饅頭」は "良曲" だと思っています。"ポスト・ヒャダイン" の呼び声高い 浅野尚志 さんによる作曲ですし、駄作になる要素がありません。

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