HAGANEYA(@imech_jp)です。
音楽が好きな方であれば、曲を山ほど iTunes に保存されているかと思います。
もちろん、音楽好きの iTunes ユーザー全員がきちんとライブラリを整理しているとは限らないでしょう。中には「いや、別に聴ければ良いし」という方々もいらっしゃるとは思いますし、それはそれで良いのかもしれません。
私の場合は、曲を入れる時点でかなり細かく情報を編集しています。「聴きたい楽曲を探す際に、なるべく最短距離・最短時間で辿り着ける」からです。
今回は「面倒くさくて情報編集してなかったけど、できれば今後のために "楽曲を探す際のストレス" を軽減したい」という方のために、私が普段行っている "iTunes音楽ファイルの整理方法" をシェアしようと思います。
[アーティスト] [アルバム(もしくは曲名)] [ジャンル] [年] 以外の情報は不要
CDからリッピングする際に特に多いのが、[アルバムアーティスト] や [作曲者] の欄に情報があらかじめ入っているパターンです。
このままでも特に問題が無いような気もしますが、わざわざ作曲者で楽曲を検索して聴く機会はあまり無いかと思います(あったらスミマセン)。
また、[アルバムアーティスト] と [アーティスト] 両方に情報が入っていると [アルバムアーティスト] のほうが優先的に表示されてしまうため、アーティストによっては表示がバラバラに分かれてしまう場合もあります。アルバムアーティストの項目が必須なのは基本的にコンピレーションアルバム(ジャンル・年代などでまとめられたアルバム)だけですので、それ以外の "単独アーティスト" の作品には不要な項目です。
というわけで [アルバムアーティスト] と [作曲者] の欄は、元々入っていたとしても削除しちゃって問題ないでしょう。
一方で、絶対に必要となる項目が [アーティスト] [アルバム(もしくは曲名)] [ジャンル] [年] です。これらは、楽曲をスピーディに検索する際の "手がかり" となります。
上記の4項目さえあれば、どの方面からでも楽曲を見つけ出すことが可能となるので、最低限入れておきましょう。
“Wikipedia” もしくは “Amazon” の収録曲(Track listing)を参考にする
日本人の作品はあまり問題無いんですが、海外作品は単語の頭が毎回 "大文字" で表記されていることが多いです。
その場合、私は以下のように修正します。
- 修正前:This Is A Pen
- 修正後:This is a Pen
どうでしょう?こうすることによって、字面にメリハリが生まれて読みやすくなった気がしませんか?
例文が短過ぎるのでピンと来ない方もいらっしゃるかもしれませんが、接続詞を小文字にすると長文の英語タイトルは結構読みやすくなります(例:a / the / by / for / of / is / in など)。
ただし、頭に "a" や "the" などが付く場合は例外です。例えば "The Alfee" とか "A Perfect Circle" みたいなパターンですね。このような時は、頭の英単語を "大文字" で表記するようにしています。
ちなみに、この "接続詞=小文字" ルールは Wikipedia の収録曲(Track listing)の記述を参考にしました。
Amazonの曲リストだと、アーティストによっては大文字表記の場合もあるので、優先順位としては Wikipedia > Amazon > アーティストの公式サイト みたいな感じです。
ジャンル名は "英語" で統一する。
"英語で統一する" と書きましたが、日本語のほうがしっくり来るのであれば日本語で統一してください。私はデザイン的に英語のほうがシンプルかつ洗練されているように見えるので、英語で統一しました。
英語と日本語が混在していると見栄えが悪くなりますし、以前に作ったことを忘れて「英語と日本語それぞれでジャンルを重複作成」してしまう恐れもあるため注意が必要です(例:"メタル" と "Metal" など)。
[トラック] や [ディスク番号] の欄もきちんと入力する ※入力されていない場合
[ディスク番号] はそこまで影響が無い気もしますが、[トラック] が空欄(もしくは順不同)になっていると曲順がバラバラになってしまうことがあります。「マイナー過ぎて、リッピング時にネットから情報を自動取得してくれない作品」や「複数の作品から楽曲をチョイスして、自分の好きな順番でまとめた」などの場合ですね。
また、[ディスク番号] も "2枚組以上のアルバム" であれば、きちんと入力しておいたほうが良いです。
これをしておかないと、2枚組であろうと3枚組であろうと "1枚のアルバム" とみなされてしまい、曲順が続けて表示されてしまいます。「2枚組の "2枚目の1曲目" が、1ではなく "11" みたいな感じで "1枚目の最終曲の続き" と認識される」ということですね。
これに関しては、気にならないのであればそのままでも良いかと思います。1枚組でも2枚組でも、聴く際は特に問題ないので "余裕があれば" ぐらいな感じです。
アートワークは "綺麗な画像" を "省エネサイズ" で
アートワーク(ジャケット画像)は、500x500px 〜 600x600px ぐらいの間で
探しています。
関連記事
iTunesジャケット画像取得ソフト「Broadway」が超便利!
以前は、上記関連記事でご紹介した『Broadway』というフリーソフトを使用していましたが、現在は使用していませんね・・・
少ない枚数であれば iTunes の [プロパティ] → [アートワーク] に画像をドラッグ&ドロップすれば良いだけなので、Broadway を引っ張り出す必要はありません。何百枚のアルバムにアートワークが設定されておらず "穴ぼこ" 状態になっているのであれば、まあまあ役に立つかと思います。
なお、Broadway を使わず手動でアートワークを挿入する場合、使用する画像は "圧縮" してサイズを減らすことをオススメします。
iTunes 上で圧縮処理がされているかどうかわかりません。ただ仮に "そのままの状態" で保存されているのであれば「画像サイズが原因でデータベースの読み込みが遅くなるかもしれない」ので、こちら側で出来ることは極力やっておいたほうが良いかと思います。
最後に
今回は "基本編" ということで、私が曲を入れる際に毎回行っている作業をご紹介しました。
とりあえず、今回ご紹介した箇所を編集しておくだけで、何もやっていないよりかは遥かに曲が探しやすくなるはずです。
次回は "応用編" として「このアーティストはどのジャンルに入れるべき?」といった具体的な部分にフォーカスしていこうと思います。
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