2019年春に打ち切り・最終回を迎えたバラエティ番組&スタートしたバラエティ番組について、個人的に気になるものをピックアップしてみました。

なお、書きそびれたので 2018年秋にスタートした番組などもまとめて取り扱っています。

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新番組についての雑感

有吉ぃぃeeeee!〜そうだ!今からお前んチでゲームしない?〜

2018年10月にスタートした、有吉弘行さんの冠番組。

正直、最初は「またeスポーツか・・・」と思ってしまったのですが、いざ蓋を開けてみるとまさかの “おもしろ街ブラロケ&プロレスファン御用達バラエティ” という意外な展開。最高です。

『ぶらぶらサタデー』でおなじみの2組である有吉さん&タカトシのお2人がまさかテレ東でタッグを組むとは思いませんでしたが、レギュラー陣の掛け合いを見ていると相性が抜群だということがよくわかります。プロレスネタを放り込んでくる有吉さん&トシさんも楽しそうだし、それを見ているタカさんやアンガールズ田中さんもニッコニコ。

こういったユルユルなバラエティ番組を嫌う方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、個人的には『有吉ぃぃeeeee!』のような “遊んでるんだか仕事してるんだかわからない” 感じの番組がもうちょっと増えてくれても嬉しいかな・・・なんて思っています。地上波で。

 

佐久間宣行のオールナイトニッポン0 (ZERO)

『乃木坂46 新内眞衣のオールナイトニッポン0(ZERO)』の後継番組として2019年4月スタート。

佐久間さんと言えば、もちろん『ゴッドタン』『青春高校』『ウレロ☆シリーズ』『キングちゃん』などを手掛けるテレ東の人気プロデューサーとしての顔が有名ですが、同番組内での MCへの切り返しは、その辺のお笑い芸人を凌駕していると個人的には感じています。

とは言え、ガッツリ喋り倒している場面はなかなかテレビでは流れないため、ラジオでの巧みなマシンガントークにまず意表を突かれました。

と同時に、ラジオでの言葉選びなどを聴いていると「ゴッドタンのあの絶妙な空気感は、佐久間さんによる部分が大きいんだろうな」と改めて気付かされました。バラエティ番組はタレント次第な側面もありますが、「このタレントさん、他の番組だとイマイチ面白くないかも・・・」みたいな場面も結構見かけますからね。

「ゴッドタンは好きだけど、プロデューサーは演者じゃないから喋っても面白くないでしょ」なんて思われているのであれば、ぜひ聴いてみることをオススメします。実は佐久間さん自体が、歩くゴッドタン的な存在だったということに気付くはずです。

 

しくじり先生 俺みたいになるな!!(第2期)

2014年10月~2017年9月までレギュラー放送し、以降は特番として不定期に放送されていた人気バラエティ番組が 2019年4月より復活。

地上波では、深夜時代と同様の30分番組として放送されていますが、なんと完全版が1時間放送として AbemaTVにて公開されています。Abema版では地上波版の内容を網羅しつつ、30分の放送時間に入り切らなかった未公開部分も公開されているので、きちんと観たいのであれば地上波版は切って Abema版だけを観れば良いかと思います。

しくじり先生はレギュラー第1期&特番時代も含めて割と欠かさず観てはいたのですが、ゴールデン進出後はどちらかと言うと教養番組っぽくなってしまったため、ぶっちゃけ観るのが面倒くさくなることもしばしばありました。とは言え、番組タイトルおよびコンセプト的な部分をより体現できていたのはゴールデン時代のほうだと思いますし、やらかしてしまった芸能人の救済番組としては『さんまのまんま』あたりと双璧をなしていた印象です。

今回スタートしたレギュラー第2期は、初回ゲストが『クロちゃん』、第2回目のゲストが『西野未姫』さんという、割とお笑いファンにウケそうな人選となっています。

実際の放送内容も、従来までは前半部分でゲストにヘイトを集中させつつ後半でお涙頂戴・・・という流れでしたが、今期はその流れが崩されている感じです。ゲストの手痛い失敗から学ぶというよりは、”ゲストの面白さを引き出しつつ終盤まで引っ張る” という本来のバラエティ番組然とした内容になっており、個人的に今期のしくじり先生の作風は非常に好みだったりします。

 

超人女子戦士 ガリベンガーV

2019年1月にスタートした、教養(?)トークバラエティ番組。バイきんぐの小峠さんが MCを務める他、バーチャルYouTuberの『シロ』さんがレギュラー出演しています。

基本的には教養番組に該当するのですが、この番組の本質は “言うことを聞かないVTuber達を巧みに誘導し、しっかりしたバラエティ番組へと昇華している小峠さんの敏腕ツッコミ芸人っぷり” にあると個人的には感じています。

VTuberが大好きな方であれば彼女達が何を喋っても基本的に喜ぶとは思うのですが、それ以外の視聴者にとって彼女達のノリはなかなか受け入れがたいのも事実です。そういった視聴者との “ズレ” を小峠さんが正すことによって、視聴者はそこに笑いどころを見出せるし VTuberもイジられることで結果的に美味しくなるという好循環が生まれています。

ツッコミ役が小峠さん1人に固定された『全力!脱力タイムズ』とでも言えば、分かりやすいでしょうか。脱力タイムズにおける “有識者” の枠が VTuberへと置き換えられているような感じです。

 

テレビ千鳥

『千鳥の大クセ写真館』→『テレビ千鳥(パイロット版)』を経て 2019年4月にレギュラー化。

特番時代は完全に『アメトーーク!』の使い回し感満載なセットをバックにスタジオトークが繰り広げられていましたが、レギュラー放送ではスタジオが無くなり、ロケバラエティへとリニューアルされています。

元々『島シリーズ』や『いろはに千鳥』などでロケスキルに定評のあった方々ですが、全国区の単独レギュラー番組として千鳥のロケが思う存分楽しめるようになったのは大きいですね。

 

乃木坂46のオールナイトニッポン

『AKB48のオールナイトニッポン』の後継番組として2019年4月にスタート。

ちなみに、乃木坂46の・・・となっていますが、実質『新内眞衣』さんのオールナイトニッポンです。ただし、今後は乃木坂46のメンバーが毎週ゲストとして登場していくとのこと。

放送内容としては、前身である『乃木坂46 新内眞衣のオールナイトニッポン0(ZERO)』を踏襲したものとなっており、水曜2部時代から聴いていた方にとっては “いつもどおりの” 放送です(というのは初回だけで、今後ガラリと変わっていくかもしれませんが・・・)。

先述した通り、基本的には “新内さんファンのためのラジオ” なのですが、坂道シリーズのメンバーが1部のメインMCになったことで、2部時代は限定的だった欅坂・日向坂メンバーとのコラボ放送が増えていきそうな気がします。実際、期待されているファンの方もいらっしゃるみたいですね。

 

バナナマンのドライブスリー

2019年4月にスタートした、バナナマンによるロケバラエティ。バナナマン×ロケと言えば『バナナ炎』のノープランロケを思い出すファンの方も多いはず。

基本的には車中でのゲストトークがメインなのですが、”差し入れ” と称してチェックポイントであるお店に立ち寄るといった、グルメロケバラエティ的な側面も持っています。

車内でのトークパートは比較的自由であり、さながら “バナナムーンTV版” とでも形容できそうな雰囲気です。ラジオで設楽さんが無茶振りするくだりが好きであれば、きっとこの番組にもハマるのではないでしょうか。

 

ひねくれ3

『車あるんですけど…?』の後番組として 2019年4月にスタート。

山里亮太さん・岩井勇気さん(ハライチ)小宮浩信さん(三四郎)の3人に、進行役として秋元真夏さん(乃木坂46)を加えた布陣。また、前番組からナレーションとして『マキタスポーツ』さんが続投しています。

ゴッドタンの『腐り芸人セラピー』コーナーを単独番組として切り離したかのような番組ですが、同コーナーに比べると若干ライトな雰囲気に感じます。

ただ、個人的には “ひねくれていないツッコミ役” に相当する方がいないのが引っかかりました(小宮さんあたりが、その役も兼ねているんだとは思いますが・・・)。アメトーークで言うところの蛍原さんだったり、笑神様(鉄道BIG4)で言うところの宮川大輔さんのような、一歩引いて見るテイの方がいないせいか、番組全体の雰囲気にどことなく閉塞感を感じてしまいました。

 

フィロのス亭

2019年4月にスタートした、『フィロソフィーのダンス』の冠番組。次回予告が2週間後の日付になっていたので、おそらく隔週のレギュラー番組ではないかと思います。

フィロソフィーのダンス(通称・フィロのス)について簡単に説明すると、ファンクを基調とした楽曲や切れ味鋭いダンスが武器の、いわゆる “楽曲派” と呼ばれる一派のアイドルグループです。アイドルに詳しいノブコブ徳井さんが過去に “SPEEDの再来” と評していますが、確かにそんな印象はあります。

番組自体は、よくあるオシャレな街ブラ情報番組といった感じで、深夜にボーッと観るには丁度良いぐらいの内容です。というか、それ以外の感想は正直出てきません(まだ初回だというのもありますけど)。

それはともかく、嬉しいのは “フィロのスを推したいと思っているテレビ関係者が存在する” ということ。そして、内容うんぬんはともかく冠番組のスタートにこぎ着けたということです。

『フィロのス』は、まだまだ有名なグループではないですし、同じぐらいの規模でくすぶっているアイドルグループは星の数ほど存在します。そんな中で、ド深夜とはいえ「試しにやってみようか」と思い立った方がいらっしゃるという事実。

ベタ褒めするようでアレですが、誰かが「この才能を埋もれさせてしまうのはもったいない!」と思ったのかもしれません。似たような音楽性を持つ『Especia』がイマイチ伸びず解散してしまった例も過去にありますし、アイドル自体に魅力があっても解散に追い込まれるのが、飽和しきった現在のアイドルシーンの難しいところなのではないかと思っています。

よく “楽曲派は日本のアイドルファンに刺さりにくい” と言われていますが、だからこそこのような冠番組があることでパフォーマンス以外でのメンバーの魅力が伝わりやすくなると思うんですね。番組自体はいつまで続くか分かりませんけど、これがキッカケで露出が増えていけば BiSHルートも夢ではないかもしれません。売れると良いなぁ・・・

 

松之氶カレンの反省だ!

人気講談師の『神田松之丞』さんと、怪しい日本語でおなじみ『滝沢カレン』さんによる冠バラエティ。松之丞さんが自らロケに行き、その様子を2人がスタジオでチェックするだけの番組です。

これはもう、ロケ内容は正直何でも良くて、ただただ2人の掛け合いを見ているだけで面白いですね。おそらく大方の人が想像されているかと思いますが、松之丞さんがカレンさんに翻弄され続けています。この組み合わせ、誰が考えたんだろう・・・

 

陸海空 こんなところでヤバイバル

“ナスD” でおなじみ『陸海空 地球征服するなんて』の後継番組として 2019年4月にスタート。前番組のバイきんぐ小峠さん&大石絵理さんに加え、本番組より高嶋政宏さんがレギュラー参加しています。

ゴールデン進出したは良いものの、時間帯的に放送できない内容が多かったとのことで、再び深夜帯へ戻ることになった模様。

そんな深夜帯復活後の初回放送内容は、”ものまねタレントが山奥でカラオケ全国1位を10曲達成するまで帰れない” という、『帰れま10』や『黄金伝説』に水曜日のダウンタウンの『ミックスルール』を組み合わせたような企画でした。

始まったばかりなので何とも言えませんが、個人的には「まだ手探り状態なんだろうな」といった印象を受けます。視聴者から「目線が分散して邪魔だ」と不評だった “番組への厳しいコメントを徹底排除した肯定コメントだらけの胡散臭いツイート表示バー” をなぜか復活してみたり、同番組のキラーコンテンツである『部族アース』とはまるでかけ離れた内容の企画を初回に持ってきたり(これはこれで面白いけど)。

前身番組である『地球征服するなんて』の晩年が『世界番付』のパクリ企画だらけになった際はおそらく多くの方々が落胆したかと思うのですが、中には「その間に後継番組のロケ企画を思いっきり撮り溜めしてるんじゃないの?」などと前向きな期待をされているファンの方もいらっしゃったのではないでしょうか。

とは言え繰り返しになりますが、まだ始まったばかりなので何とも言えません。思わぬ新企画が跳ねる可能性もあるでしょうし、ナスDが手掛ける新プロジェクトも気になるところです。

 

ロンドンハーツ

言わずとしれた、テレ朝の看板長寿バラエティ番組。

『ロンハー』がいわゆるネオバラ枠(『アメトーーク!』と同時間帯)に移動するのは今回が初ですが、同じく人気番組である『陸海空』と共に深夜帯へ移動したことからも、ゴールデン=昇格といった従来の公式が崩れてきていることが如実にわかります。

言うまでもないですが、『ロンハー』や『ゴッドタン』などといったクセの強いバラエティ番組がゴールデンに進出しようものなら、左翼の巣窟である BPOおよび悪質なクレーマーの標的にされた挙げ句、潰されてしまいます。22時台の『水曜日のダウンタウン』ですら槍玉によく挙げられているのを見る限り、21時台に攻めた企画ができなかったのも納得です。

参考リンク

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一方でロンハーは、かつての『めちゃイケ』や『みなさん』と同様 “オワコンバラエティ” の代名詞としても槍玉に挙げられがちな番組だったりします(有名税でしょうけど)。そんなゴールデン帯のバラエティ番組が “深夜バラエティ” としてどのようにリニューアルしていくのか、いちお笑いファンとしては非常に興味深いです。

 

特番・パイロット番組など

内村&さまぁ〜ずの初出しトークバラエティ 笑いダネ

2019年3月17日に放送された、内村光良さん&さまぁ~ずによる冠バラエティ。あの『内さま』とは関係無いのかな?と思っていたのですが、どうやらケイマックス制作とのことなので一緒ですね。

『笑いダネ』は前回の特番も観ていましたが、今回のゲストである『ココリコ』とさまぁ~ずが共演することは滅多にないので、非常に新鮮でした。両コンビは雰囲気がどことなく似ている気もしますし、さまぁ~ず×ココリコでレギュラー番組とかやってみたら面白そうな気がします。

 

世界ウルルン滞在記

1995年4月~2007年4月までレギュラー放送されていた人気紀行番組が特番として復活。そしてまさかのバナナマン登場(設楽さんがMCで日村さんがパネラー)。

バナナマンと言えば、パロディのほうの『世界ウルリン滞在記(『リンカーン』内の1企画)』でおなじみですが、まさか本家に出演する日がくるとは・・・あと日村さんがいるせいか、下條アトムさんの独特なナレーションを聞いているとついつい、イモD(『日村がゆく』に出てくる名物ディレクター)が頭に浮かんできてしまうのがツラいところです。

今回の旅人である竹内涼真さん・松本穂香さんの VTRも非常に良かったです。ただ個人的には「育てているマンゴーが水不足で枯れてしまう」と困っていた滞在先ファミリーのために、向井理さんが自腹を切って井戸を掘った VTRが感動的でしたね。後に畑の環境が改善し、マンゴーがきちんと育つようになったのを目の当たりにして「いちテレビ番組が(小規模とは言え)世界の歴史を変えることもできるんだな・・・」と衝撃を受けました。

 

滝沢カレン一座

2019年4月4日に放送された、滝沢カレンさんの冠番組。

演劇ド素人であるカレンさんが座長となり、オリジナル脚本&演出で舞台をプロデュースするという割とぶっ飛んだ内容でしたが、柄にもなく感動してしまいました。

もちろん、大方の視聴者の予想通り、セリフ回しは独特だしストーリーも設定もイマイチ頭に入ってきません。

にも関わらず最後まで集中して観てしまったのは、この番組が “座長・滝沢カレンの成長ドキュメンタリー” だったからなんでしょうね。どんな形であれ実際に完成へとこぎつけたのはスゴイと思いますし、未知の領域へと挑戦するカレンさんの勇姿を見ていると「自分も頑張らないと!」と励みになります。

 

爆笑オンエアバトル 20年SPECIAL 〜平成最後の年に一夜限りの大復活!〜

2019年3月23日に放送された、NHKが誇る伝説的ネタ見せ番組の復活版。歴代の司会者はアナウンサーが務めていましたが、今回は『タカアンドトシ』のお二人が司会進行を任されています。

現在でもオンバトタイプのネタ見せ番組は数多く存在しますが、何というか・・・本家はやっぱり空気感が違うと感じました。『R-1ぐらんぷり』や『ENGEIグランドスラム』などのような、わざとらしい笑い・悲鳴・感嘆・はやし立てる声などが足されている様子はなく、芸人と観客がガチンコで戦っている感じがとても刺激的でした。

オンバトと言えば『バナナマン』『博多華丸・大吉』『タカアンドトシ』『アンタッチャブル』『東京03』などを始めとする、現在第一線で活躍している人気芸人が多数参戦していたことで有名です。個人的には、その頃のオンバトと全く同じルールで現在の若手芸人が奮闘する様子を観てみたい気もします。

 

バナナサンド 〜フレッシュな人材おいしくします〜

2019年4月4日に放送された、『バナナマン』と『サンドウィッチマン』による冠バラエティ。

様々なジャンルのフレッシュな新人を紹介し、そんな彼らの魅力を MCの4人が引き出していくという内容です。

パッケージ自体は、なんてことないスタジオトークバラエティだと思うのですが、やはりこの2組がタッグを組むとまあ強い。個人的には設楽さんが、フォローしようとした相手になぜか「誰?誰?」と失礼なマウントを取られる “らしくない” くだりは結構新鮮でした。

ちなみに、↑で設楽さんに喧嘩を売った『若林萌々』さんですが・・・確か『日村がゆく』で永田裕志さんが出演した回に一緒に出ていた人ですね。最初、全然気付かなかった。

 

ビストロ・アース 〜未開拓食材バラエティ〜

2019年3月22日に放送された、紀行&グルメバラエティ番組。

内容を簡単にで説明すると『クレイジージャーニー』『ナスD』『ハイパーハードボイルドグルメリポート』などが好きな方々向けの番組です。

もうちょっと具体的に説明しますと・・・スタジオの MC&ゲスト陣に料理が振る舞われ、それを食べた後に “この料理はどういった工程を踏んだ上で、今目の前のテーブルに並んでいるのか?” といったことが VTRで明かされます。その料理はいわゆるゲテモノの場合もあるのですが、先に食べてしまったことにより先入観が無くなっているため、ゲスト陣からは肯定的な感想ばかりが出てくる・・・といった感じです。もっとも、獲ってくれた方や調理してくれたシェフの労力を考えると、嫌そうなリアクションは絶対に取れませんけどね。

屠殺の映像についてはエグい部分は編集でカットされているため、この手の映像が苦手な方でもギリ観れる程度にはなっていました。ただやはり、人を選ぶ番組ではあるのかな・・・といった印象です。

個人的に考えさせられたのは、女性ハンターの方が野生動物(ハクビシン)を狩る理由です。

狩らないと畑の作物が食い荒らされてしまうし、数が増えて生態系のバランスが乱れてしまう。気性が荒いため、最悪の場合は人間に危害を加えてくる危険性もある。ゆえに、狩らないわけにはいかないという話です。これに対して残酷だと批判するのであれば、あなたがもっと良い解決方法を考えてくれ・・・みたいな感じだったかな?

これ、捕鯨に対しては「クジラは頭が良いから食べちゃダメ」みたいな屁理屈をこねて反対してくるくせに「牛・豚・鳥は人間に食べられるために生まれてきたから仕方ないの」などと言ってくる方々がいらっしゃいますが、あの構図と全く一緒なんですよね。だったら、自ずと「人類みんな一斉に肉や野菜を食べるのをやめて飢え死にしましょうね」という話になるはずなのですが、なぜかそうならない。そして、捕鯨禁止を訴えてくる欧米人は、何の罪悪感も持たずにスポーツハンティングを楽しんでいるという矛盾。

話がやや横道にそれてしまいましたが・・・この番組を観ていると、食べ物&それを獲ってきてくれる方々に対して以前よりもありがたみを感じるようになりました。

気になった点をしいて挙げるなら、ウミヘビ捕獲後にハンターの方から発せられた「テレビ的にこの絵、欲しいですよね?」という余計な一言ぐらいでしょうか(そのまま無言で仕留めれば問題なかった)。あれは運が悪ければ、動物愛護系の方々から目を付けられる案件になっていたかもしれない・・・

 

終了した番組についての雑感

有吉弘行のダレトク!?

2013年10月~2019年3月までレギュラー放送されていた、有吉弘行さんの冠バラエティ番組。

『ダレトク』は、”迷走期と安定期を交互に繰り返していた番組” といった印象が大きいです。23時台に放送されていた頃は YouTuberの焼き直しみたいな企画が多く、手探り状態が続いていた印象がありますが、2016年に登場した『キモうまグルメ』企画で物好きな視聴者の目を引くことに成功。

その後22時台に移動し、2017年に『没メニューレストラン』が登場、2018年に『スナック有吉』が登場。タイトルからして掴みどころのない番組でしたが、メイン企画だけをザックリ振り返ってみると、最終的には “グルメバラエティ番組” の色が強かったようにも思えます。

ちなみに・・・ジャニーズファンのアンテナに引っかかるような番組ではないので知らない方も多いかもしれませんが、スナック有吉ってほぼ『ビストロスマップ』だったんですよね。

“番組MCが毎回ゲストを呼んで、トークしながら調理工程を見せる” というフォーマットが完全にビストロなのですが、実は制作がスマスマと同じ『カンテレ(関西テレビ)』だったりします。なので個人的に、スナック有吉が開始して以降は “スマスマの精神的後継番組” として観ていた側面もあったかもしれません。

 

ナカイの窓

2012年10月~2019年3月までレギュラー放送されていた、中居正広さんによる冠トークバラエティ。

ほぼ日テレ版『アメトーーク!』だった件についてはとりあえず置いておくとして・・・情報系ばかりに偏りがちな最近のバラエティにおいて、芸人と同等かそれ以上の立ち回りができる中居さんと手練れのお笑い芸人がガッツリ絡む番組としてはなかなか貴重だった気もします。

『ナカイの窓』は(深夜帯としては)視聴率も悪くないとのことで、打ち切り理由については「ジャニーズ事務所への忖度ではないのか」といった声も多いようです。

それでなくとも日テレは長寿番組が非常に多いわけで、そんなテレビ局が長寿番組に育ちつつあるナカイの窓をアッサリ切るというのは確かに不自然ですし、視聴者から疑問の声が挙がるのも無理はないですね。

 

ひらがな推し

2018年4月~2019年3月までレギュラー放送されていた、日向坂46(旧・けやき坂46)による冠バラエティ番組。

後継番組の『日向坂で会いましょう』が、スタジオセットがほとんど変わっておらず MCも一緒なので終了という表現は適切ではないかもしれませんが・・・あえてセットをガラッと変えなかったところに、スタッフの番組に対する自信がうかがえます。逆に『欅って、書けない?』のセットをこのタイミングでド派手なものにリニューアルしたのは「番組・出演者・スタッフ全てに大きな変化や刺激が必要だ」と判断したからでしょうし・・・

『がな推し』については番組開始直後にも記事を書いたのですが、その時点では番組MCであるオードリーと日向坂46の相性がここまで良いとは思いませんでした。番組開始直後のブーストが掛かった状態が一段落した後は惰性でダラダラし始める未来も多少は想像していたので、本当「上手く乗り切ったな~」という印象です。

勝因はやはり『スナック真緒』や『キン肉マンを習得しよう!』などの、先輩2番組にはなかったフォーマットを取り入れたことではないかと思っています。番組の制作に携わっている『ケイマックス』は(坂道シリーズの3番組に限らず)1つのネタを複数の番組で使い回し過ぎる傾向があると個人的には感じているのですが、珍しく新たなアプローチを放り込んできたので新鮮でした。

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