2018年春に打ち切り・最終回を迎えたバラエティ番組&スタートしたバラエティ番組について、個人的に気になるものをピックアップしてみました。

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終了した番組についての雑感

浅草うず九

2018年1月スタート。2017年4月~9月まで放送されていた『浅草ベビ9』の後継番組ですが、レギュラーが『ベイビーレイズJAPAN』『9nine』からレプロ所属タレントに変わっています。なお、旧レギュラーも週替わりでアシスタントMCを務めていました。

“ヒムケン先生” コンビの小峠さん&小宮さんが MCを務めるということでベビ9時代から注目していましたが、案の定めちゃめちゃ面白かったです。MC陣の持ち味・ワードセンスがいかんなく発揮されているのはもちろん、何が良いって “バラエティに前向きなアイドルが全力で番組を盛り上げようと奮闘している” ということですね。

うず九の終盤でも、大矢梨華子さん(リコピン)が若手メンバー達にやる気を出すよう叱咤激励していたのが印象的でした。周りを強力に引っ張っていける先輩がいる組織は、やっぱり上手くいくと思います。

同じ K-max枠の『乃木坂工事中』『欅って、書けない?』の流れで見始めたアイドルファンは当初、あまりの毛色の違いに驚いたのではないでしょうか。アイドル要素よりもバラエティ要素に大きく舵を切っているため、おそらくこのノリが嫌いなアイドルファンも相当数いるであろうことは容易に想像がつきます。こればっかりは人それぞれの好みもあるでしょうし、何とも言えないところではありますね。

 

OHA OHA アニキ

2016年10月スタート。声優の山寺宏一さんが長年MCを務めた『おはスタ』降板後に始まった “深夜版おはスタ”。

内容的には、1980年~1990年代(現在の20代後半~30代)あたりの男性を対象とした、レトロカルチャー紹介番組です。

コロコロコミック・ゾイド・ハイパーヨーヨー・ビックリマン・ファミコン・ベイブレード・ポケモン・ミニ四駆・駄菓子。この辺のワードに反応する人間にとって、まさに夢のような番組だったと思います。

個人的にはまだまだ続けられると思っていたのですが、晩年は露骨にネタ切れ感を漂わせており「そろそろだろうなぁ」とは感じていました。既存のネタの第◯弾とかで全然良かったんですけどね。でも『Bダッシュゲーム道』よりは続いたので良かったです。

前の時間帯に放送している『勇者ああああ』が改編期を乗り越えたのは意外でしたが、向こうは “世代関係なく” ターゲットをゲーム好き&お笑い好きに絞ったのが勝因だと思っています。さすがアルピー。

 

キテるにハマる!課外授業 バナナスクール2

2017年4月スタート。2009年7月から続く『ブログ刑事』シリーズ第4弾にして最終作。

シーズン毎に微妙に内容をリニューアルしつつ細々と続いていた番組ですが、ついに終わってしまいましたね。やはり、バナナマンが忙しくなり過ぎてローカル枠までカバーしきれなくなったのが理由なのでしょうか・・・

個人的には、”ゲストの根性を叩き直す” 的な流れだった『ブログ刑事』~『バナナ塾』までのスタイルが好きで、地味に視聴習慣が染み付いていた番組でした。ただ、第3弾の『オトナ養成所 バナナスクール』からは MCとゲストの立ち位置が逆転してしまったのに加え、情報番組色がやや強まってしまったことで緩やかに興味を失っていったシリーズです。それなりに面白いとは思うんですけどね。

ちなみにブログ刑事シリーズの一番の見所は、大島麻衣さんが下ネタに全力で乗っかるところだと思っています。バラドル路線ってものすごく難易度が高いと思いますし、都合が悪くなるとアイドルを隠れ蓑にするバラエティ担当って多いですからね。大島さんもですが、野呂佳代さん・朝日奈央さん辺りもガチで体を張っているので、お笑い好きとしてはすごく好感が持てます。

 

とんねるずのみなさんのおかげでした

1997年スタート。前身番組『とんねるずのみなさんのおかげです』から数えると実に29年の歴史を持つ、フジテレビの看板バラエティ。

『みなさん』は、『仮面ノリダー』とかパロディコントをやっていた時代はよく観ていたのですが、番宣目的の『食わず嫌い王決定戦』ばっかりやるようになってからは、しばらく離れていました。マッコイ斉藤さんが演出を担当するようになり、バナナマン・おぎやはぎ・有吉弘行さん辺りがレギュラー参加し始めた辺りから再び観るようになった感じです。私と同じパターンの出戻り組も結構いらっしゃるのではないでしょうか。

後述する『めちゃイケ』と並んでネット民からの評価が低い(というか有名なのでターゲットにされやすい)番組の代表格でしたが、個人的には “内輪ノリ” と “若手芸人の忖度” さえ無ければ、すごくネット時代に適した番組だったと思っています。とんねるずの役割を、今は YouTuberが継承した印象ですね。

それこそ『みなさん』みたいなハチャメチャなバラエティ番組は、Abemaとかスカパーでたくさん放送されていますし、『内P』→『内さま』のような感じで後継番組をやってほしいな~と個人的には思っています。

 

NEO決戦バラエティ キングちゃん

2016年7月にスタートした、千鳥が MCを務めるバラエティ番組。

シーズン制を採用しており、今回最終回を迎えたのは “シーズン3” となります。周期的には数ヶ月空けて放送されていますので、今年中にシーズン4も来るのではないでしょうか。

ロケ番組×大喜利ということで、どことなく『内村プロデュース』や『有吉の壁』を彷彿とさせる雰囲気です。また『ゴッドタン』の佐久間宣行さんがプロデューサーを務めており、出演者の顔ぶれも割とかぶっています。

そのため、同番組特有のエグみというか “出演者のタブーを容赦なくいじっていく” あたりがソックリです。スタジオ収録メインの『ゴッドタン』でできないことを、コチラの番組がカバーしている感じでしょうか。

シーズン2までスルーしていたのが悔やまれる面白さです。諸事情により潰されてしまった『ざっくりハイタッチ』の香りも微かに漂っており、テレ東バラエティの魅力が存分に発揮されています。

 

めちゃ×2イケてるッ!

1996年10月スタート。単独で22年の歴史を持つ、フジテレビの看板バラエティ番組。

『みなさん』と同様、ネット民からの評価がすこぶる低い番組として有名ですが、どれだけ叩かれても “お約束の展開を絶対に崩さない” ことで根強いファンも多かった印象です。

個人的にドキュメンタリー番組風の感動ポルノな展開はあまり好きではなかったので、基本的に特番以外のレギュラー回はスルーしていました。たまに観ると意外と面白いんですけどね・・・

とは言え、晩年で原点回帰したのは好印象です。全てのコーナーが面白かったかというと何とも言えませんが、最終回のビートたけしさんのモノマネのくだりは普通に爆笑しました。

『はねるのトびら』『コンバット』『ふくらむスクラム!!』『ピカルの定理』『ミレニアムズ』といった “めちゃイケフォロワー番組” がことごとく終了していることを考えても、もはやこのスタイルのバラエティ番組が必要とされていないのでしょう。そのことに制作スタッフ気付くまでに、随分と長い年月を費やしてしまった印象です。本丸である『めちゃイケ』が長い歴史に幕を閉じたことで、バラエティ番組の新陳代謝が一気に加速しそうな気がします。

 

新番組・放送枠が拡大した番組について

オールスター後夜祭

2018年3月31日に放送された、有吉弘行さん・高山一実さん(乃木坂46)による生放送クイズ番組。言うまでもなく『オールスター感謝祭』の姉妹番組です。

基本フォーマットは完全に『感謝祭』を踏襲していますので、同番組が好きな方は普通に楽しめます。後夜祭が感謝祭と明確に異なるのは “クイズの4択にしれっと悪意を込めてある” という点です。

それもそのはず。前情報で既に知られていますが、当番組は『クイズ☆タレント名鑑』『水曜日のダウンタウン』などでおなじみの藤井健太郎さんが演出を担当しています。

前述の番組を観たことがある方はお分かりでしょう。藤井さんの演出は(良い意味で)底意地が悪く、視聴者にツッコまれるかツッコまれないかギリギリのマニアックな小ネタをこっそり仕込むことで有名です。

よくよく見ると、回答席を裸芸人だけで1列固めたり、最後列に “おなじみのメンバー” を固めて CM明けのカメラワークでいじったりと、いつもの藤井節が全開。普段『感謝祭』を観ないお笑いファンへの訴求力も十分、といった印象です。

 

KEYABINGO!4 ひらがなけやきって何?

2016年7月から定期的に放送されている『KEYABINGO!』シリーズの第4弾として、2018年4月にスタート。

『NOGIBINGO!9』の後番組に『STU48のセトビンゴ!』が入ってきたことで「欅坂ついに切られたか?」との噂も立っていましたが、今回は『けやき坂46(ひらがなけやき)』が単独で出演することに。

2期生の追加。武道館3days。新番組『ひらがな推し』スタート。単独アルバムのリリース。そして、KEYABINGO!シリーズ初となる “副題を前面に押し出した” 番組タイトルからは、運営の「ひらがなガンガン推してくぜ」感をひしひしと感じます。

BINGO!シリーズは、テレ東の坂道系バラエティに比べるとアイドルファン受け狙いの演出が非常に強いのですが、今回は割とお笑い好きにもウケそうな内容だと感じました。日テレバラエティは(アイドル番組に限らず)テンポを重視し過ぎて間を大事にしない印象があるのですが、サンドウィッチマンの実力とひらがなメンバーの頑張りによって観れるレベルに達しています。NOGIBINGO!や KEYABINGO!はドルオタ向け過ぎて見てられないけど『AKBINGO!』なら何とか・・・という方は、試しに観てみても良いかもしれません。みんな面白いですが、加藤史帆さんと影山優佳さんは特にお笑いのセンスがあると思います(素人がエラそうに申し訳ない)。

『ひらがな推し』もそうですが、漢字欅とのセット売りから解放されたことで、番組全体に風通しの良い雰囲気が漂っているのが印象的です。2期生の明るさに引っ張られて1期生も本来のキャラクターを出せるようになってきている感じですし、MCとメンバー間に壁を感じないのも良いですね。

ただちょっと気になるのは、テロップ等でやたら “ひらがなけやき=元気・明るい” というイメージを植え付けようとしているように見えることです。まるで「漢字欅は意図的に暗いイメージで売っているんです」と言わんばかりの過剰な元気アピールは(色んな意味で)漢字欅・ひらがなけやき両方に悪影響をもたらしてしまうような気がします。

漢字欅には漢字欅の良さがあるし、ひらがなにはひらがなの良さがある。なのにそれを「ビジネス的にこういうキャラでやってます」みたいなニュアンスにしてしまうと、それこそメンバーに要らぬ負担が掛かってしまうだろうし、”明るいキャラ/暗いキャラを演じる” という方向に行ってしまうとしんどいでしょうね。漢字欅も離脱者が続出しているので、運営の方々はケアをしっかりしてあげてほしいところです。

 

青春高校3年C組

2018年4月スタート。『ゴッドタン』でおなじみ佐久間宣行さんがプロデューサーを務める、夕方の生放送バラエティ。

帯番組であり、なおかつ “曜日ごとに異なるMCを起用” するという、昼の情報番組のような形式をとっています。『バイキング』や『ヒルナンデス』みたいな感じですね。

  • 月 → メイプル超合金
  • 火 → 小峠英二(バイきんぐ) ※隔週レギュラー
  • 火 → 千鳥 ※隔週レギュラー
  • 水 → 三四郎
  • 木 → おぎやはぎ ※隔週レギュラー
  • 木 → バカリズム ※隔週レギュラー
  • 金 → 日村勇紀(バナナマン)
  • 金 → 柴田英嗣(アンタッチャブル)、飯塚 悟志(東京03) ※隔週レギュラー

ただし全曜日を通して、中井りかさん(NGT48)と若手お笑いコンビ『ノブナガ』がアシスタントとしてレギュラー出演しています。前述の2番組で言うと、メインMCと曜日MCの立場が逆転していると考えれば分かりやすいかもしれません。

・・・と、ここまでの情報だけだと「バイキングやヒルナンデスみたいな情報番組だったら、別に観なくても良いかな」と思われる方も中にはいらっしゃるでしょう。ただ、よく考えてみてください。わざわざ佐久間さんと上記の超強力なメンツを揃えておいて、そんなヘマをやらかすわけが無いんですよね。

この番組を一言で説明すると、”天才てれびくん×アウトデラックス” です。

毎週6人の生徒候補が色々な企画に挑戦していき、金曜日に1人の生徒が選出されます。選ばれた生徒は翌週以降もレギュラー出演できるため、1週ごとに1人ずつ生徒が増えていくというシステムです。オーディション要素が加わった『天才てれびくん』といった感じでしょうか。

ただし、この番組は “生放送” のため、何が起こるか先が全く読めません。

例えば、担任である三四郎・小宮さんに対して「(空き缶積みゲームにて)ちゃんと積めよ」などと舐めたタメ口を叩く生徒や、ゲストで呼ばれた覆面YouTuberカップルの彼女を奪おうとするヤバい生徒がいたりと、観ていてヒヤヒヤする場面が非常に多いです。もちろんある程度の台本の流れはあるでしょうし、スタッフから(MCやゲストに暴言を吐けと)入れ知恵されている可能性も考えられますが、なかなかエグい空気感だと思います。

と同時に思ったのが、今まで “タレントにヤバい一般人をぶつける” パターンは結構あったけど、”ヤバい一般人VSヤバい一般人” の構図って意外と見たことが無いな・・・ということです。ヤバいYouTuberとサイコパスな学生の口喧嘩なんて、めちゃめちゃ面白いですからね。

番組名や MC陣から『万年B組ヒムケン先生』を連想される方も多いかと思いますが、まさにアレを生放送でやっている感じです。今回シオプロは直接的に関わっていないものの、オークラさんを始め、『日村がゆく』の福田卓也さん、『水曜日のダウンタウン』の矢野了平さん・大井洋一さんなどといった放送作家陣が名を連ねており、両番組の “面白い放送事故を意図的に起こそうと企む” 作風はしっかりと引き継がれています。

そしてもう一つ。この番組がユニークなのは “曜日MCの力量が試される” という点です。

生放送なので編集やカットは当然できず、30分という限られた時間内で結果を残さないといけないため、視聴者に本当の実力が見透かされてしまいます。また、態度の悪い生徒の挑発にうっかり乗ってしまうことで、煽り耐性だの何だの言ってくる面倒な輩に目を付けられかねないリスクも抱えているわけで、ホント「割に合うのか?この番組」というのが正直な印象です。

ちなみに個人的には、この番組で小峠さんの実力の高さを改めて思い知らされました。元々、切り返しの上手さに定評のある方ですが、生放送&30分という短い放送時間で、いつもどおりの爆発力をいつもどおりに再現しているのには心底驚きました。SMAという弱小事務所にも関わらず大手事務所所属タレントと互角以上に渡り合えているのは、裏方さんからの「また使いたい」という声が多いからなんだろうな・・・と。

また、日村さんの抜群の安定感&明るい人柄は、月~木曜日で緊張しきった生徒の緊張をほぐしてくれるという点で、最終日担当MCにふさわしい人選だと感じました。早い段階で柴田さん&飯塚さんを進行役に迎え、日村さんが自由に動ける環境を作ったのも英断だと思います。

まだ始まったばかりですし1週分しか観ていないので何とも言えませんが、いちお笑いファンとしては、先が非常に気になる番組です。机の位置を変えたり、細かい所でも色々と試行錯誤しているみたいなので、これからどんどん変わっていくのでしょう。

既に見切りを付けている方もいらっしゃるみたいですが、生放送バラエティは視聴者の声がリアルタイムで反映されていくものです。見切りを付けるのはまだ早いと思います。

 

ひらがな推し

『浅草ベビ9』→『浅草うず九』の後番組として2018年4月にスタートした、けやき坂46(ひらがなけやき)の初冠番組。MCは『オードリー』が担当。

まず、”初回からメンバーを出した” のは大大大正解だと思います。欅坂46(漢字欅)の冠番組である『欅って、書けない?』は番組開始当初メンバーを出し渋りまくっており、会議室でメンバー自作のPR動画を土田さん&澤部さんが延々と見続けるという単調な番組構成だったんですよね。さすがに、同じ轍は踏まないか・・・

初回が放送されたばかりなのでまだ全貌はつかめませんが、オードリーは過去に『AKB チーム8のブンブン!エイト大放送』というアイドルバラエティ番組の MCを務めているため、そちらを観ていた方は大体想像がつくのではないでしょうか。

この手のアイドルバラエティをいくつか観ている方はお分かりかと思いますが、MCってコンビ間の役割分担がハッキリしていると上手く回りやすいんですよね。例えばバナナマンで言うと設楽さんが司会進行&指導で、日村さんがムードメーカー。ちょっと古いですが『うたばん』だと中居正広さんが司会進行を務め、石橋貴明さんが場の空気を作っていく・・・みたいな。オードリーはまさに役割分担が明確に分かれているコンビですので、かなり早い段階で面白い番組へと導いていってくれると思います。

話が逸れますが・・・例えば『けやかけ』で言うと、澤部さんは番組的にはムードメーカー的な役割を期待されているのだと思われますが、その澤部さんが司会進行まで担当しちゃっているわけです。そうなると自由に動ける土田さんが、ムードメーカー的な役割を担当していかなければならない。ところが、土田さんもどちらかと言うと司会進行寄りの方なので、澤部さんと役割が被っちゃっているという。

ちなみに、澤部さんが他の番組でどのような立ち回りをしているのかというと、この方は優秀なので司会・ガヤ・リアクションと “何でもできちゃう” んですよね。なまじ何でもできちゃうもんだから、その副作用として “ビジネスムードメーカー感” が出ちゃうというジレンマ。一方の土田さんも普段ムードメーカーキャラを売りにしていないこともあってか、どうしてもビジネス感が出てしまう。

で、ビジネス感が少しでも見えちゃうと視聴者はうっすら勘付いちゃうんですよね。芸人さんって大変だよなぁ。でも、あそこまで人見知り&内弁慶なメンバーが多いと、やっぱり心を開かせるのは難しいんだろうか・・・

あまりに漢字欅が大人し過ぎることもあってか、一部では “けやかけ=葬式” などと揶揄されているみたいですが、MCの役割分担をしっかりと行うことで番組の爆発力が上がりそうな気がします。

ただもしかすると、ひらがな推しとの差別化で “あえての現状維持” も有りなのかもしれません。先日のアメトーークで土田さんが漢字欅・ひらがなけやき両グループの紹介をされていたり、自身のラジオで “笑わないアイドル” というキャッチコピーの誤解を解こうと奔走しているのを知っていると「漢字欅は土田さんで良かったのかな」とも感じます。視聴者の目に見えている情報だけが全てではないでしょうし。

面白いのが、『浅草ベビ9』『浅草うず九』の小峠さん&小宮さんペアは、逆に両方ともムードメーカータイプなんですよね。なので個人的には、小峠さん・小宮さんのどちらかを土田さん・澤部さんのいずれかとトレードしてみたら、案外上手く収まりそうだな・・・なんて思ったりしました。うず九もう終わっちゃいましたけど。

・・・と、なぜか『けやかけ』の話になってしまいましたが、ひらがなけやきが単独のアイドルグループに昇格した理由の一つに漢字欅の現在の状況が大きく関わっていると感じたので、一応触れておきました。ちなみに私は、乃木坂も漢字欅もひらがなけやきもベビレ9nineも全部大好きです。

『ひらがな推し』がベビ9・うず九のようにシーズン制を採用するのか永続的に続くのかは分かりませんが、ベビ9シリーズも大好きなので1~2クール交替で放送してもらえると個人的には嬉しいなぁ。

 

吉本坂46が売れるまでの全記録

2018年4月にスタートした、吉本坂46のドキュメンタリー番組。スタジオMCに東野幸治さん・松村沙友理さん(乃木坂46)・クイズ王の古川洋平さんを起用している他、『情熱大陸』『そうだ旅(どっか)に行こう。』などを筆頭に数多くの番組ナレーションを務める窪田等さんを起用しています。

プロジェクト発足が発表されて以降、多くの坂道シリーズファンを敵に回し続けている吉本坂46ですが、同プロジェクトの成功に懐疑的な東野さんと乃木坂&欅坂に造詣の深いクイズ王が、そんなファン達の気持ちを代弁&先回りするかのようにボロクソ言いまくっているという何ともシュールな番組です。それが本心からくる発言なのか運営から火消しを任されているものなのかはわかりませんが、お二人の容赦ないコメントによって怒りが多少和らいだというファンも意外と多いのではないでしょうか。あと、”松村さんが出るから仕方なく観ている” という方もいらっしゃるみたいですね。

コンセプトから何から手探り感が強過ぎるため「このプロジェクト大丈夫?」だとか、年齢性別不問&吉本興業所属タレントという応募条件に「どうせ企画モノで終わるんじゃないの?」なんて声も多いプロジェクトですが、思えば乃木坂も欅坂もひらがなけやきも “発足時はコンセプトがふわっとしていた” わけで、ある意味では坂道シリーズの伝統的な流れを踏襲しているとも言えるでしょう。むしろ、実際に動きながら徐々にコンセプトを固めていくというスタンスは今の時代に合っていると思います。

さて、#1~5までを観た時点での個人的な感想ですが・・・全然面白いです。お笑いサイドからアイドル番組を観ているのでアイドルファンの方々とは意見が異なるかもしれませんが、少なくともバラエティ番組としては成立しているように思います。

コテコテの大御所芸人やキャラ芸人が、目立ちたい一心で披露する持ちネタ・団体芸。それを観て “裏笑いで” 爆笑する東野さんという構図を見ていて『あらびき団』に近いものを感じました。というかこれ、メグちゃんのその後を追ったドキュメンタリー回まんまですね。

もちろん、アイドルファンからしてみれば「は?知らねえよ」って感じでしょうし、そもそも「わざわざ坂道シリーズでやらなくても良いじゃん」「乃木坂・欅坂の人気を利用するな」といった声が噴出するのもうなずけます。

お笑いサイドから肯定的に見ている自分ですら、一部の大御所芸人・若手芸人が46のことを “48” と言い間違えている現状を見て「こいつら、舐めてんな~」と率直に感じました。これから入社しようとしている会社の面接官に向かって間違った会社名を連呼するとか、普通に考えたら落とされますからね。これはマジで失礼だと思います。

一方で、お笑い芸人である以上何もしないというわけにはいかないでしょうし、”持ちネタの披露” “お約束の団体芸” あたりは許してあげてほしいですね。彼らもある意味、被害者です。

吉本坂46がどのような形で世の中に出るのか?まだまだ不明な点のほうが多いですが、同じく秋元康さんが絡んでいるオーディション番組『青春高校3年C組』が一つのヒントになっている気がします。あちらも男女混合でメンバーを増やしていっていますが、それの “吉本タレント&年齢不問” バージョンだと考えれば、何かしら見えてくるものがあるかもしれません。

 

らじらー!サンデー

2015年4月にスタートした、オリエンタルラジオ・乃木坂46・SKE48によるラジオ番組。

2017年11月の時点でアシスタントMCが中元日芽香さんから井上小百合さんへとバトンタッチ済みですが、4月からは新たに星野みなみさんが加わり3時間番組に拡大。井上さんと星野さんが隔週で担当することになる模様。それに伴い、SKE48枠は消滅するとのこと。

この番組を聴いていて気付かされたのが、オリラジの2人のフリートーク力です。”武勇伝” やその後の芸能活動のイメージで “オリラジ=チャラくて中身が無い” みたいな先入観があったのですが、見事に覆りました。

旧レギュラーの中元さん(ひめたん)や現レギュラーの井上さんがトチったとしても、何とかオチを導き出して笑いに繋げてしまう安定感。これは “乃木中” において、何でもないエピソードを力ずくで広げて爆笑へと持っていくバナナマンの手腕をも彷彿とさせる、かなり高度なスキルだと思います。先日の公開生収録でのアドリブ全開なトーク展開も凄まじかったですし、お笑いファンから過小評価され気味なのが不思議なコンビです。

 

最後に

今期もっとも注目しているのは、やはり生放送&帯番組の『青春高校3年C組』でしょうか。某所では「もうこういうノリは流行らない」とか「おっさん向けの番組」だとか「番組名が昭和」なんて言われていましたが、私も実際オッサンなので「まあそうだよね」としか言えません。お笑い好きな30~40代男性向けの番組だと思います。

そういえば、後日『三四郎のオールナイトニッポン0』聴いたら、案の定 “例の生徒” について言及していましたね。どうやら学生時代に歯が欠けていたため、同級生から(小宮さんに似ていると)からかわれたことで逆恨みしていたみたいです。ちなみに小宮さんは、番組のアフタートークで彼に「お前のせいだよ」と暴言吐かれた挙げ句、軍手を投げつけられたとのこと。なんて理不尽な・・・

ともあれ、こういう放送事故ギリギリの先が読めない展開も、生放送バラエティならではの魅力だと思います。こういうのは YouTuberがやったほうが面白いとの声もありますが、編集無しで安定して番組を成立させられるという点においては、まだまだ TVタレント側に分があるのかもしれません。

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