HAGANEYA(@imech_jp)です。

メカニカルキーボードや静電容量無接点キーボードといった高級キーボードに目移りしつつも、変態キーボードの呪縛から逃れられず『Sculpt Ergonomic Keyboard』を購入してしまいました。

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Natural Ergonomic Keyboard 4000』導入以前から延々と “ほしいものリスト” に残り続けていたものの、巷の評判が何とも言えない感じだったため購入を躊躇していたキーボードです。

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さて、本商品を使って実際に当記事を書いているわけですが・・・既に、前モデルと比較しての良い点・悪い点がうっすら見えてきました。

もちろん、しばらく使ってみないと浮き彫りにならない点もあるかとは思いますが、ひとまず現時点で率直に感じたことを書き残しておこうと思います。

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『Sculpt Ergonomic Keyboard』のここが良い!

小さい

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『Natural Ergonomic』から乗り換えたということも影響してるとは思いますが、想像していた以上に小さいです。写真だと違いが分かりづらいですが、一回り以上はコンパクトになっていると思います。

数値でサイズを確認しておらず「『Natural Ergonomic』と同じぐらいの大きさなんだろうなぁ」と勝手に想像していたので、商品が届いた時は「・・・えっ?」って感じでした。

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もちろん、テンキーが独立していることも要素としては大きいと思います。ですが、このサイズならテンキー一体型でも全然かさばりません。

 

マグネット着脱式

キーボード裏の “電池蓋” や “パームリフト(キーボード底上げパーツ)” が、マグネットでくっつきます。

まず “電池交換がしやすい” という要素は、無線式のキーボードにとって圧倒的なメリットです。些細なことなんですけど「あぁ~電池切れちゃった!」という時にスピーディに電池を入れ替えられるだけで、モチベーションの下がり方は随分緩やかになります。

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底上げ ↔ 底無しの切り替えが気軽にできる” のもグッドですね。高さに違和感を感じたらすぐに取り外すことが出来ますし、万が一外に持ち出す際も、パームリフトを取り外すだけでかなりコンパクトになります。

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ちなみに『Natural Ergonomic』のパームリフトはプラモデルのような “スナップフィット” 式の着脱方法を強いられるため、一度付けてしまうと取り外しが若干面倒でした。力を入れる方向を間違えるとツメ部分が折れてしまう危険性もゼロではありません。地面との噛み合わせも悪く、おそらくそれが接触不良の一因となっていたのではないかと考えています。

そんな経緯もあったため、マグネット式うんぬん以前に “目立たないパーツの質もしっかり改善してきた” という時点で「よくやった!」という感じです。

 

サイズの割に “ほど良く” 重い

前項の “噛み合わせの改善” も要素としては大きいですが、本体が程良く重いので “打鍵時にキーボードがズレにくい” です。

持った感じは『Natural Ergonomic』とそこまで変わらないのですが、コンパクトな本体に部品を凝縮したことにより “負荷が分散しにくくなっている” のが理由ではないでしょうか。

デスクトップで腰を据えて使用するキーボードにおいて “軽さはデメリット” なので、これは良い仕様だと思います。

 

すべり止めゴムがベタベタしない

前モデル『Natural Ergonomic』のすべり止めゴムが1年もせずに剥がれてしまったため、デスク上に接着剤が付かないよう早い段階で本体奥のツメを起こして使っていました。

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『Sculpt Ergonomic』には本体奥のツメが付いていませんが、すべり止めゴムの面積が大きくなり、はがれにくそうな作りになっています。

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打鍵感が良い

絶賛するほどではありませんが、打鍵感は割と良いです。アイソレーション式のキーボードなのでノートPC ユーザーはすんなり受け入れられると思います。

かと言って、ノートPC のキーボードにありがちな「パチ!パチ!」といった安っぽさも無く “適度にストロークが深い” ため、オールドタイプのメンブレンキーボードを使っていたデスクトップPC ユーザーの方も違和感なく移行できるはずです。

とりあえず、前モデルの “SPACEキーのパコパコ感” に不快感を覚えていた私としては、それが無くなっただけで執筆時のモチベーションが下がりにくくなりました。打鍵音も静かです。

 

『Sculpt Ergonomic Keyboard』のここが惜しい!

キーボードの位置関係が把握しにくい(前モデル比)

アイソレーションキーボード特有のフラットな形状により、指の感触でキーの場所を特定するのが難しくなりました。慣れの問題もあるかもしれませんが、ひとまずここは『Natural Ergonomic』に軍配が上がります。

もっとも、ほぼ同じような形状のキーボードを3年使っていたわけで・・・30分程度で大体のキー配置は定着済みです。

個人的に難しいのは [“] [ー] [Shift] 辺りのキーでしょうか。前述のキーを打ち込む時だけは、どうしてもキーボードを見てしまいます。あと、大きくなって位置関係が把握しやすくなったはずの [Delete] キーも、まだ押し慣れていません。

 

右上 [Fn] スイッチの謎

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本体右上にある [Fn] キー切り替えスイッチの使い勝手が悪いです。

開封直後の時点では “青” のほうにスイッチが入っており、この状態でファンクションキーを押すと別の動作が行われてしまいます。“明るさ調節” とか “ボリューム調節”とか。

ちなみに、前モデル『Natural Ergonomic』ではファンクションキーとは別で便利ボタンが用意されていたため、スイッチの切り替えは不要でした。”便利ボタン&ファンクションキーの一元化” は本体のコンパクト化に伴う仕様変更ですので、仕方ないといえば仕方ない部分ですね。

そのまま使い始めると確実に混乱すると思うので、とりあえず “白” のほうにスイッチを切り替えておくことを推奨しますが・・・私はおそらく、もう二度と “青” に切り替えることは無いでしょう。 便利ボタン使わないし。

 

保護ビニールがリストレストと本体の “繋ぎ目” 部分に挟まっている

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これは個体差でしょうね。

開封時に貼ってある保護ビニールを剥がそうとしたのですが、左端のリストレストと本体との繋ぎ目部分に挟まっており、該当箇所のみビニールが残ってしまいました。

我慢できないことも無いんですけど、何というか “奥歯に詰まった食べカスが取れない” イライラを新品キーボードで味わうとは思いもしませんでした。

と同時に思ったのが「保護ビニールって、組み立て前の時点で既に貼られているんだ・・・」という、製造工程への素朴な興味。

クリームパンの袋の中にメロンパンの欠片が入っていた時に抱く、”嬉しいとも嬉しくないとも言えない” あの感覚に近いかもしれません。まあ・・・動作に問題無ければ良いか。

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“疲れにくい” と “オシャレ” を両立したクール系キーボード

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持った時の重量は『Natural Ergonomic Keyboard 4000』とあまり変わらない感じですが、本体がコンパクトになったことで “中身が詰まっている” 印象を受けました。『Sculpt Ergonomic Keyboard』に慣れてしまうと、Natural~ を手に持った時のハリボテ感の強さに笑ってしまいます。

例えが分かりにくかったら申し訳ありません。初代ニンテンドーDS から ニンテンドーDS Lite に買い換えた時の「うわぁ洗練されたな〜!」っていう “あの” 満足感や驚きに近いです。わかるかなぁ・・・

打鍵感は改善されたし、省スペースだし、電池蓋&パームリフトの着脱もラク。

あとは、アイソレーションキーボード特有の “キーと指との距離感” さえつかめてくれば移行完了!という感じです。練習も兼ねて当記事は Sculpt~ で執筆してみましたが、1~2週間ぐらいあれば何とかなると思います。

正直なことを言うと、前モデルも同社のエルゴノミクスキーボードだったので新鮮味は薄いですし、タイピングしていて猛烈にモチベーションが上がるタイプのキーボードという感じでもありません。 ですが、前モデルの欠点である “打鍵時の安っぽさ” から来るストレスは軽減されました。

しいて言うなら “疲れにくいオシャレキーボード” という表現が一番しっくり来る感じです。

Natural~ のギーク感も捨てがたいですが、向こうが完全に男性向けのデザインだったことを考えると「よくぞここまで小奇麗にまとめてきたなぁ」と率直に感心しました。女性の部屋に合うかどうかは分かりませんが、クールな雰囲気の演出には一役買いそうです。

「キーボードに頼らず自力でモチベーションを上げられる・・・でも腱鞘炎がツラい」という方や、「インテリアにも使えるキーボードが欲しい!」という方は、1台確保しておいても良いと思います。