HAGANEYA(@imech_jp)です。

PCで物書きに携わっている誰もが、どこかしらのタイミングで必ず悩まされることになる “腱鞘炎” 問題。

始めた当初「キーボードなんてどれ使っても一緒だろ?と舐めてかかっていたけど、結局質の良いキーボードに乗り換えざるを得なかった」みたいな方も多いのではないでしょうか。

しかしながら、人によってはキーボードよりも腱鞘炎を誘発しかねないデバイスが存在します。そう、”マウス” です。

記事を書く際に画像を多用される方はむしろ、マウスを触る側の手により負担が掛かっている気がします。画像加工まで始めた日にゃ、手首はもうボロボロ。

そこで今回は、”腱鞘炎防止” を主なテーマとして、長時間の作業をサポートしてくれそうなマウスをいくつかチョイスしてみました。

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予算5千円前後で仕事の効率が上がりそうなマウスを探してみた

エレコム『EX-G M-XGL10DBBK』

参考価格:約6,000円
相場価格:約2,000円

“握りの極み” とか言う、コンビニのプレミアムおにぎりみたいなキャッチコピーが付いた、エルゴノミクスタイプのマウス。

形状が人間工学的であることを除くと、とりたてて特徴のあるマウスではありません。5ボタンも、最近のマウスであればよく見かけますし・・・

ですが、”滅多に取り替える必要が無いほど電池の持ちが良い” とか “ホイールクリック時の負荷が軽い” とか、当たり前にクリアしていてほしい点をしっかりクリア出来ているのはやっぱり嬉しいし、この環境をわずか2,000円で手に入れられるのは結構お得だと思います。

ちなみに、SANYO 時代の既に生産終了したエネループを入れて使っていますが、購入から半年経って2回しか電池交換していません。充電機能が低下した旧エネループで、です。

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サンワサプライ『MA-ERGW6』

参考価格:約8,000円
相場価格:約3,500円

“つぶ貝” や “ヤドカリ” や “マリオ3の塔” を彷彿とさせる、うずまき型の形状が超独特。

左ボタン・ホイール・右ボタンをマウス右側に移すことで、“缶ジュースやコップを持つ感覚” でマウスを握ることが可能となっています。そして、マウス左側の親指置き場には “戻る/進む” ボタンも搭載。

今回ご紹介しているノーマルマウスの中では、最も好き嫌いが分かれる形状だと思います。キーボードで言うと『Natural Ergonomic』『Sculpt Ergonomic』などを受け入れられるタイプの方々向けといった印象です。

カスタマーレビューに「ホイールの滑りが徐々に悪くなってくる」というコメントがいくつか見られましたが、これはおそらく “ホイールが横に倒れているため、重力に負けて歪んでくる” のが原因ではないかと思います。

この手の変則デバイスは、接触不良の問題と付き合い続けなければいけないのが難点ですね。

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マイクロソフト『Sculpt Ergonomic Mouse L6V-00013』

価格:約4,500円

同社の変態キーボードと『Sculpt Ergonomic Desktop』としてセット販売もされているエルゴノミクスマウスの “単品” バージョン。

コンセプト的にはエレコムの『EX-G』シリーズと同じですが、右側にくぼみが無く、左側のくぼみはそこまで極端にえぐれているわけではありません。

その代わりマウス全体が若干右に傾いており、この “手首をねじらなくても良い” 形状こそが長時間作業に耐えうる “隠し味” 的存在なのではないでしょうか(あとバターロールに似てるかも)。

あと、マイクロソフト純正ならではの機能として “スタートメニュー用ボタンが標準装備されている” という点があります。

ぶっちゃけ、他社製マウスでもボタン割り当てソフトによって搭載可能な機能ですが、やはり “初期状態で割り当てられている” というところに意味があると思いますね。ボタン割り当てソフトには、色々と弊害もあったりしますし・・・

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ケンジントン『OrbitTrackball with Scroll Ring 72337JP』

参考価格:約6,000円
相場価格:約4,000円

トラックボールマウス界の横綱『ケンジントン・テクノロジー・グループ』による、エントリーモデル。”有線” なので注意。

左サイドにボールが付いている『M570t』や『M-XT3DRBK』は右利き限定ですが、本商品は “中央にボールが搭載されている” ため、利き手を選ばないデザインとなっています。

また、富士通製ガラケーのホイールを彷彿とさせる “スクロールリング” によって、Webブラウジングの負担を軽減。長時間の使用を想定した構造となっています。

たまたま、上位モデルにあたる『ExpertMouse Wireless Trackball K72359JP』を中古で安く手に入れられたため購入候補からは外れましたが、この価格帯で左右対称のトラックボールマウスが手に入るのは左利きユーザーとしては非常にありがたいです。

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ロジクール『M570t』

参考価格:約8,000円
相場価格:約5,000円

ロジクールの大人気トラックボールマウス。

ノーマルマウスな形状でありながら、左サイドにトラックボールを搭載。これによって、ノーマルマウスからトラックボールマウスへの乗り換えを考えている方々の “最初の1台” としての立ち位置を確立しています。

独特の形状もさることながら、単3乾電池1本で “最大1年半” も持つというロングライフっぷりも魅力。

なお、M570t のボールを取り出して、競合品であるエレコムの『M-XT3DRBK』などに入れて使っている方もいらっしゃるようです。

本商品はボールの評価が高いため “トラックボールのみの単品販売” もされていますが、前述のような使い方をされる方が多いからか、在庫切れが続いています。

 

最後に

マウスは1万円超えた時点で高級モデルみたいな扱いになるため、5千円と言えど侮れません。1,000円マウスから2,000~3,000円台のマウスに乗り換えただけでも、作業環境が大きく改善される可能性があります。

ただ、実店舗だと若干ボッタクリ価格で売られている場合があるので、この手の商品はネットを探したほうがだいぶお得に買えると思います(経験則です)。

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おまけ:単なるマウスの枠組みを超えてしまった “最強のマウス”

さて、ここからは完全に余談ですが・・・マウス界の最高峰として名高いロジクールの『MX2100sGR MX Master 2S』には、”Logicool FLOW” というマウス共有機能が搭載されています。

いわゆる “同一ネットワーク内の複数 PC(最大3台)を1つのマウスで操作可能” といった機能です。

Synergy』『Input Director』などと同様の機能ですが、Logicool FLOW にはさらに “異なる PC 間でのファイルのコピー&ペースト” 機能も搭載されています。こうなると、デュアルモニター環境とほぼ一緒です。

この手の “ネットワーク” 系が絡む機能は、得てして設定が複雑だったりするわけですが、公式サイトの情報によると 以下の手順ですぐに使えるとのこと。

  1. Logicool Options』というソフトをインストール
  2. マウスをペアリング
  3. 全ての PC が同一 Wi-Fi 内に繋がっていれば使用準備OK!

これが『Synergy』や『Input Director』だと、”IPアドレス” とか “サーバPC とクライアントPC の位置関係” だとかを逐一設定する必要があります。もちろん、異なる PC 間でのファイルのコピペも出来ません。

1万円超えマウスということで導入には相当勇気が要りますが、各 PC 毎にマウスを1台1台用意することを考えたらむしろ安上がりな気もします。

4分割(マルチディスプレイ)機能のある40型モニターを1台買うか、21.5型のモニターを4枚買ってモニターアームでくっつけるか・・・みたいなのと考え方としては一緒ですね。

もし「マウスに1万円出しても良い。いや・・・むしろ出させてくれ!」という方は、検討してみても良いのかもしれません。他のデバイスに比べると比較的価格は低めなので、私もその内導入すると思います。