HAGANEYA(@imech_jp)です。

異なるPCを一つのマウス&キーボードのみで操作できる『Synergy』ですが、Windows / Mac の両方で使えるのはもちろんのこと、さらに Ubuntu(Linux)にも対応しています。

現在では、Basic版が10ドル・Pro版が29ドルの有料アプリケーションになってしまいましたが、Nightly Build(開発途中)版であれば無料で利用可能です。

ただし、開発途中のアプリなので動作保証はありません。バージョンによっては動作が不安定なものもありますが、私が愛用している Version1.4.18 は比較的安定しています。既に公式サイトからはダウンロード出来なくなっていますので、どうしても旧バージョンにこだわりたいのであれば synergy 1.4.18 windows / synergy 1.4.18 mac / synergy 1.4.18 linuxsynergy 1.4.18 deb)などの単語でググッて探してみてください。

どのファイルを選べば良いのかわからない場合は、以下を参考にどうぞ。

  • 32ビットPCの場合 → x86 / i686 / i386
  • 64ビットPCの場合 → amd64 / x86_64

Ubuntu の場合「古いPCを活用したい」という動機で導入されている方も多いかと思います。00年代前半に製造されたPCの多くは “32ビット” なので、該当の方は i386 とか i686 という表記のファイルを選んでおけばOKです。

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Linux/Ubuntu版の Synergy は勝手に自動起動してくれない

Windows版 Synergy の場合、バージョンによっては [Setting] 内に [Automatically start server or client when GUI starts] という項目があります。この項目にチェックを入れて保存すると、次回のOS起動時から Synergy が自動で起動可能です。

私が使っている 1.4.18 には該当の項目がありません。どうやら特に設定をいじらずとも、勝手に自動起動してくれているようです。

ところが、同じ1.4.18 である Linux/Ubuntu版Synergy は、初期設定を済ませただけでは自動起動してくれません。

「WindowsXPユーザーの受け皿になる」と聞いて Ubuntu に流れた人達にとっては、思いのほか独特な仕様に戸惑っているのではないでしょうか。

 

Synergyのショートカット設定方法

前項を読む限りだと少々難解に聞こえてしまうかもしれない “自動起動” の方法ですが、Windows と考え方は一緒です。「Windowsで言う所の “スタートアップ” にショートカットを作る」だけなのですが、確かに作り方は少々面倒かもしれません。

 

1.以下のディレクトリまで移動してください。この autostart ディレクトリが、Windows で言う所の “スタートアップ” に相当します。

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2.右クリック → 新規作成[N] → Shortcut をクリックすると、[Shortcutの新規作成] ウィンドウが開きますので、そのまま [OK] ボタンを押します。名前はどうせ後で変えるので、今編集する必要はありません。

[ファイルの作成後~] のチェックは付けてても外してもOKです。※付けたままだと、直後に [ランチャーの編集] ウィンドウが開くので [キャンセル] で閉じちゃってください。

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3.先ほど作ったショートカットを右クリックし、[アプリケーションで開く(W)] → [Leafpad] で、設定ファイルを開きます。管理者権限は必要ないので、[Leafpad] と [Leafpad(root)] どちらで開いても構いません。

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4.Synergy のショートカットを編集します。編集する箇所は「Name=(名前)」「Comment=(コメント)」「Exec=(コマンド)」「Name[ja_JP]=(日本語名)」の4つです。以下を参考に書き換えてみてください。
※ Comment= の部分は、面倒なら書き換えなくて良いかもしれません。

 

あえてテキストエディタから編集する方法を説明しましたが、後になって考えてみたら [ランチャーの編集] から直接編集しても一緒だと気付きました。(今さらですが)お好きな方法でどうぞ。ただ、ソースの記述方法を理解しておけば別の作業にも応用できるようになるので、練習がてら挑戦してみるのも悪くないですよ。

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5.スタートメニュー → [設定] → [デスクトップセッションの設定] → [自動スタートするアプリケーション] タブ内の [デスクトップ環境の開始時に自動で立ち上げるアプリケーション] の中に “Synergy” の名前が追加されていて、なおかつ「有効」にチェックが入っていればOKです。

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6.PCを再起動すると、Synergy が自動起動するようになっています。もし自動起動しない場合は「設定項目が保存されていない」可能性がありますので、Synergy を再起動してみてください。

 

最後に

マウス&キーボード共有ソフトの存在によって、異なるOS間を自由に行き来することが可能となりました。

Linux/Ubuntu版 Synergy の自動起動設定さえ済ませてしまえば、もはや Windows なのか Ubuntu なのかがわからなくなるぐらい作業空間が広くなるのでオススメです。大昔の化石PCも、工夫すればまだまだ現役で使えます。

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