HAGANEYA(@imech_jp)です。

兼ねてから気になっていたデスクトップPC用メモリの増設を試してみました。

今回試してみたのは、CFD(シー・エフ・デー販売)の『W3U1600HQ-4G』というデスクトップ用メモリ。【Amazon.co.jp限定】と付いているとおり、Amazon.co.jp以外では購入できない商品です。

限定販売だからと言って信頼性の高いメモリとは限りませんがCL(CASレイテンシ/Column Address Strobe latency)の値が小さい」「オーバークロック可能」「ヒートシンク(冷却機能)搭載」「同社の最上位メモリにも関わらず “安い”」「安定性が高い」という多くのメリットがあり、Amazonベストセラーのメモリ総合ランキングでも4位(デスクトップ用では1位)に食い込むほどの人気があります。

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自分のパソコンに対応したメモリを調べる方法

完成品の PC であれば型番はすぐにわかりますが、”友人に組んでもらった自作PC” などの場合は型番を知らないという人も多いかと思います。

このような、型番がわからないPCの “詳細情報” がすぐにわかる『CPU-Z』というフリーソフトがありますので、まずはインストールしちゃいましょう。

 

CPU-Z を起動し “Mainboard” タブを開くと、Manufacturer の欄に “メーカー/ブランド名” が、Model の欄に “型番” が記載されています。私のデスクトップPCは、台湾 MSI(Micro-Star International)社の『G41M-P33』というモデルだと判明しました。

メーカー公式サイトの製品仕様を見れば、大抵のことがわかります。どうやら、このモデルの対応メモリは「DDR3-1066(PC3-8500)」で「デュアルチャンネルに対応」しており「メモリスロットを2基搭載」していて「最大実装容量が “8GB”」のようです。

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DDR というのは “メモリー規格” のことなんですが、メモリー規格には互換性がありません。

メモリを調べていると、よく ”DDR4” や ”DDR3” などの表記を見かけるかと思いますが、DDR4対応のマザーボードに “DDR3のメモリ” を入れることは不可能です。

 

また、メモリー規格の他にも “PC3-12800” や “PC3-10600” などが併記されていますが、こちらは “モジュール規格” と呼ばれています。

メモリー規格とは違い、モジュール規格には互換性(下位互換)があるので、PC3-12800メモリを “PC3-10600対応マザーボード” や “PC3-8500対応マザーボード” に搭載することは可能です。この場合、PC3-12800メモリは、それぞれの性能(PC3-10600 / PC3-8500)に合わせて動作しますが、マザーボードとの相性によっては上手く動作しないこともあります。

ただし「上位互換性は無い」ので、PC3-10600対応マザーボードに “PC3-12800メモリ” を搭載することはできません。

 

ちなみに、モジュール規格には二通りの読み方が混在しています。例えば、PC3-12800 の場合は『DDR3-1600』で、PC3-10600 の場合は『DDR3-1333』などのように。

どちらか一方しか記載されていないシチュエーションも結構多いですが、基本的には「同じことを言っている」と思って大丈夫です。

 

ついでですが『DIMM』は “デスクトップPC用メモリ” のことを指し、『SO-DIMM』は “ノートPC用メモリ” のことを指します。

Amazon の商品写真などを見ると「ノート用・デスクトップ用で明らかに形が違う」ので間違えることはないとは思いますが、覚えておくと役に立つかもしれません。

参考記事

種類、規格 – メインメモリーの選び方|パソコンの選び方と買い方

 

デスクトップ用メモリを交換してみる

前項のルールに則って購入したのが『W3U1600HQ-4G』になります。PC3-12800 規格のデスクトップ用メモリなので、PC3-8500 対応のマザーボードに搭載しても動くはず。

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デスクトップPCのフタを開けると、中にメモリが2枚挿さっています。

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メモリの取り外し方は、どのメーカーも基本的に同じです。

メモリを固定してある “両側のツメ” を下に押し込むことによって、メモリが外れるようになっています。くれぐれも、メモリ本体を落とさないようご注意ください。

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メモリを挿していない状態。

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メモリを挿す場合は「メモリの両端を “カチッ” と音が鳴るまで押し込めばOK」です。多少強めに押し込まないと、きちんと挿さりません。

くれぐれも、表と裏を間違えないようにしましょう。間違って挿入しないように “切り欠き” があるので大丈夫だとは思いますが、ムリに押し込むと破損する危険性があります。

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換装前のメモリを並べて比較。

形状は全く一緒ですが、W3U1600HQ-4G は基盤の部分がアルミで覆われています(ヒートシンク機能)。基盤を触ることで故障の原因になる場合もあるかもしれないので、これは親切だと思いました。

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ちなみに、挿さっていたのは Kingston の『KVR1333D3N9K3/6G』というメモリ。”6G” とありますが、元々 “2GB×3枚組” で売られているものなので「合計で6GB」という意味です。

DDR3-1333(PC3-10600)規格なので、DDR3-1066(PC-8500)対応のマザーボードと互換性があります。

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上位モデルの DDR3-1333(PC3-10600)で動作していたんだし、DDR3-1600(PC3-12800)の『W3U1600HQ-4G』も当たり前のように動作するはず。

 

最後に

さて・・・本来であれば、ここからは「メモリを増設したら、これだけ快適になったよ!」という話をする予定だったのですが、想定外の事態が発生。『W3U1600HQ-4G』を搭載した途端、PCが起動しなくなりました。

厳密に言うと「電源は入るけど、画面が映らない」という不具合です。

この場合の対処法としては「メモリを抜き挿しする」「PC内部のホコリを取り除く」「放電」「BIOSアップデート」などがありますが、一通り試してみても変化は見られませんでした。もちろん「一度完全にメモリを取り外して電源を入れる → ビープ音 → 再びメモリを挿入して電源を入れる」という手順もクリア済みです。

また『Memtest86+』も試したかったのですが、そもそも↓の画面を出す前の段階で PC が止まってしまうため、話になりません(↓の写真は Kingston『KVR1333D3N9K3/6G』のチェック画面)。

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これがおそらく “相性” というやつなのかな、と思います。もしくは「同じDDR3系だけど、発売時期の違い等で対応していない」とか。

 

仕方がないので、明日 Amazon にて返品手続きを行うつもりです。

本来であれば “不良品” なのか “相性の問題” なのかを確かめるために交換するのが一番だとは思うんですが、また同じ結果になったらそれはそれで面倒なので、別のメモリを購入しようかと考えています。

代替品の候補としては・・・ Amazon 評価は微妙ですが、PC3-8500 の『RamMax RM-LD1066-D8GB』あたりが妥当でしょうか。マザーボード本来の対応メモリが PC3-8500 なので、やはり「規格を忠実に合わせる」というのが、一番安全なのかもしれません。

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