HAGANEYA(@imech_jp)です。

メタルアイドルユニット BABYMETAL が最新曲『KARATE』の MV を公開しています。この曲は、2ndアルバム『METAL RESISTANCE』に収録。

KARATE については、以前にフルサイズの音源を聴いて感想を書きました。ただやはり、MV と一緒に聴くと若干印象が変わりますね。

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既に楽曲についての感想は書いているので、今回は MV のほうに触れていこうと思います。

まず、質感が変わりました。今までの BABYMETAL は、若干コミックバンド的な作りの MV が多かった気がしますが、ここに来て “本格派” の空気感が出てきたように思います。凛とした表情がとてもクールです。

このピリッとした空気感は、メンバー3人が大量のライブをこなしてきたことによる努力の賜物でしょう。「神バンドの演奏能力」や「SU-METAL(中元すず香)さんの歌唱力」「メタル×アイドルというコンセプト」というキーワードばかりが取り上げられていた従来の BABYMETAL に、場数を踏んだことによる “説得力” や “オーラ” がさらに加わった印象です。

なんだかんだで最新曲(蓮華チャンス! / セシボン・キブン)を2曲同時に公開し、活動を続けている LADYBABY がコミカル路線を突き進んでいるのとは対照的ですね。あれはあれで面白くて好きですが、BABYMETAL がいつまでもフォロワーと同じ路線を続けていると変な所で比較対象に挙げられてしまうでしょうし、本格派路線への移行は妥当というか「するしかない」といった感じなのかもしれません。

そう言えば、最近の TBS のインタビューで、メンバーの口から “Limp Bizkit” や “Slayer” の名前が自然と出てきたのを思い出しました。MOAMETALさんは『同じものを感じる。最近は Limp Bizkit を検索して聴いている』、YUIMETALさんは『(Vo.ケリー・キングさんの)髪の力を使っていないヘドバンが格好良い』などとコメント。すっかりメタル畑の人達になっちゃったな・・・と、感慨深いものを感じます。

 

もっとも、自分は現時点で BABYMETAL が好きなので、若干ひいき目に見てしまっている部分は否めません。5年後・10年後に BABYMETAL を海外のメタルバンド等と聴き比べた時に、果たして良いと思えるだろうか?という懸念はあります。

規模は小さくなりますが、似たような売れ方をした DIR EN GREY は、海外ファンに最も支持された4th〜5th以降、本格的なメタル路線に舵を切りました。実際、7th『UROBOROS』や 8th『DUM SPIRO SPERO』は音楽的にはとてつもなくレベルアップを遂げた作品ですが、売上枚数的には下降線を辿っています。

『KARATE』の “本格派” への路線転向を見ていると、かつての DIR EN GREY と同じように人気が縮小していき “マニア御用達” みたいになってしまうような気がするのは私だけでしょうか。それが良いのか悪いのかはともかく、今後の展開が気になるところです。

ともあれ、世界規模でメタル界に新風を吹き込み、メタル音楽の人気拡大に貢献した “偉業” は今後も決して廃れることはありません。ぜひ先駆者として、誰も予想がつかないような成長を遂げていってほしいです。

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