HAGANEYA(@imech_jp)です。

兼ねてより気になっていた Bluetoothスピーカーを購入してみました。

今回購入したのは、Anker社の『SoundCore』です。今月頭に発売されたばかりの新商品になります。

ちなみに『Anker』は、iPhone/iPad の充電器やカバー・ケースを “高品質” かつ “低価格” で販売しているメーカーです。私は “デジタル機器界のユニクロ” と勝手に呼んでいます。

気になって調べてみると「2009年に Google の元スタッフが独立して立ち上げた会社」とのこと。以前より「消費者のニーズを的確に読めているなー」と感心していましたが、Google界隈のメーカーとあれば納得です。

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Apple製品のセンスにも通ずるシンプルな外箱

外箱は、高級感はありませんが、Apple製品の外箱に通ずるシンプルさがあります。海外のパッケージは、注意書きまでもが “デザイン” の一部みたいになっているので格好良いです。

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説明書もシンプル。

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『Anker SoundCore』の外観

サイズは「スリムサイズの角型ペットボトル(450ml)」ぐらいです。大き過ぎず小さ過ぎずで、“持ち歩きやすさ” と “音質” を両方実現できそうな丁度良いサイズ感だと思います。

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背面の “ANKER” ロゴが目立たないので拡大してみました。前面にもロゴがでかでかと彫られていますが、個人的には「Anker だったら許しても良いかな…」といった感じです。品質が非常に良いブランドなので「ロゴの存在が信頼の証」になると思います。

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底面の四隅には、軽めの滑り止め加工がされています。

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充電ケーブルも付属しています。

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重さは『iPad mini』や『初代ゲームボーイ(電池込み)』ぐらい

重さは358グラム。サイズの割にはズシッときます。

もちろん、持ち歩けないような重さではありません。最低限このぐらいの重量がないと屋外で風に吹き飛ばされちゃうだろうし、ちょうど良い重さではないでしょうか。

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ピンと来ない方は「『iPad mini2』『iPad mini3』と同じぐらい」だと考えるとわかりやすいかもしれません。※ iPad mini を持っていないので、同じぐらいの重さのもの(ゲームボーイ)を比較対象として用意しました。

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無駄な機能が一切無い5つのボタン

スピーカー天面には、5つのボタンが付いています。

左から順に「電源ボタン(長押しでON/OFF)」「ボリューム小」「再生/一時停止ボタン」「ボリューム大」「Bluetooth接続解除ボタン」です。再生/一時停止ボタンは、YouTube でも使えます。

「ボタンが固い」との声もあるみたいですが、個人的には許容範囲でした。実際のところ、ボタンを操作する機会はほぼゼロに近いので極端な話 “電源ボタン” だけで良いぐらいです。

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ちなみに、上部の「+」「-」ボタンは iPhone/iPad のマスターボリュームと連動しています。端末とスピーカーで個別に音量を管理する必要がないので、非常にわかりやすい構造です。

これは、裏を返せば「接続する際に iPhone/iPad 本体のマスターボリュームがMAXになっていると、音楽再生時に爆音が鳴り響く」ということでもあります。心臓に悪いので、音量調節にはご注意ください。

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大容量バッテリーにも関わらず「バッテリー残量が表示」される

接続中は iPhone/iPad の画面右上に「Bluetoothスピーカー本体のバッテリー残量」が表示されます。ちなみに開封してからまだ一度も充電していませんが、バッテリー残量はずーっと50%前後のままです。

あまりにも減らないので、ついつい接続してることを忘れてしまいます。公称の “連続再生24時間” はダテじゃありません。

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今あなたが頭に描いているイメージの “2~3段階は上” の音質

検証用に YouTube の MV などをいくつか流してみました。

iPhone/iPad の内蔵スピーカーと比較する際に SoundCore のほうから先に聴いてしまったので「あれっ…こんなもん?」と一瞬思ったんですが、Bluetoothを切ってみてビックリしました。”音の広がり” が全然違います。

音のバランスについてですが、中音域〜高音域を5とした場合、低音域は「3〜3.5」ぐらいの感覚です。個人的には、ちょうど良いチューニングがされているように感じました。

3〜3.5とは言ったものの、低音域はしっかりと聴こえます。中〜高音域に焦点を合わせているというだけで、低音域がないがしろにされているわけではありません。

 

巷では「低音がやや弱い」という意見もあれば「低音もしっかり出ている」と、意見が割れているようです。ではズバリどうなのか?というと「どちらも正しい」と言えます。

そもそも、大きさが “スリムサイズの角型ペットボトル(450ml)” ぐらいなので「“このサイズ” で “この低音” は、かなり健闘している」のではないでしょうか。

こう書くと「あー…やっぱり、”それなり” の音なんだ」と思われるかもしれませんが、今あなたが頭に描いているイメージの “2~3段階は上” だと考えてもらって大丈夫です。

一つだけ言えるのは「7〜8割の人は満足する音質」だということです。少なくとも「3,999円の音ではない」といった感想を抱くでしょう。

 

ジャンルで言うと、“EDM” や “ヒップホップ” などの低音であれば全く問題ないです。↓の動画だと若干チープな音質だと感じるかもしれませんが、実際はもっとクリアに聴こえます。

 

一方、”ロック” “メタル” などの生楽器系は「iPhone/iPad の内蔵スピーカーに比べればマシ」ぐらいに考えておくと良いかもしれません(ただし “ライブ音源” は臨場感が増します)。

そもそもバンドサウンド系は、ポータブルスピーカーに限らず「理想の音質を追究し始めるとキリがない」ものなので、ある程度割り切ったほうが良いです。

 

なお、『Radiko』や『Podcast』のユーザーで Bluetooth スピーカーを1つも持ってないという人は、間違いなく「買って満足する」はずです。『バナナムーン』や『メガネびいき』などのラジオ番組をより楽しめるようになることでしょう。

ラジオ番組もですが「語学系の音声教材などは、油断していると聴き逃す」ことも多いので、音の広がりが加わることでかなり快適になります。

 

あえて「Bluetoothスピーカーとして使わない」という選択肢もアリ

AUX端子が付いているので、ステレオミニプラグも使用可能です。「Bluetoothスピーカーをわざわざ有線で使う奇特な人がいるのか…?」なんて一瞬思ってしまいますが、新しい Bluetooth スピーカーを購入した後に有線機器への “お下がり” として再利用できると考えれば、なかなか嬉しい仕様ではないでしょうか。

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古いスマホでも動きます

ちなみに、iPhone4 でも普通に動きます。Bluetooth 対応機器なので当たり前と言えば当たり前ですが「5年以上前のスマホ」で「2015年発売の最新スピーカーが何食わぬ顔で動作している」という事実に感動を覚えました。

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楽器アプリには不向き

実を言うと『Anker SoundCore』を購入した一番の理由は「楽器アプリの音を良くしたい」でした。

ところが「midi キーボードをつなげて弾いてみたら、音が遅れて鳴った」のです。最初は midi キーボードの原因も疑いましたが、ソフトウェアキーボードによるタップ演奏でも遅延がみられたので Bluetoothスピーカーが原因だと思われます。

というわけで「リアルタイム演奏やリアルタイムでの打ち込みは厳しい」みたいです。もちろん「再生される音質は何の問題もない」ので、完成した曲・製作途中の曲などの確認時に利用するのが無難ではないでしょうか。

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※2015年12月29日追記

灯台下暗し・・・ついさっき自分で書きましたね。ステレオミニプラグで有線接続すれば、楽器アプリも遅延が無くなります。

Bluetoothスピーカーをこういう風に使うのは本末転倒かもしれませんが、実際問題「解決している」ので良しとしましょう。このスピーカーの拡張性の高さに助けられました。

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ゲームは意外と遅延しない

楽器アプリが遅延しまくりだったので、ゲームも同じ結果だろうな・・・と思っていたら、意外にも遅延は感じられませんでした。

厳密に言えば多少の遅延はあるのかもしれませんが、基本的には「バックでBGMが流れている」状態なので、操作による遅延とは無縁だということでしょうか。

逆に言えば、操作時のSE(ジャンプ音・攻撃音)などは多少の遅延があるかもしれません。でも気づきませんでした。

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最後に

「楽器アプリの演奏に向かない」という誤算はありましたが、おおむね満足しています。

Bluetooth スピーカーなので「どこにでも置ける」というのが良いですね。横や後ろから音が聴こえてくるのは変な感覚ですが、じきに慣れてきました。

音を持ち運べる」というのは何とも不思議な感覚です。

ゴリゴリの音圧・重低音を実現できる “据え置き型のスピーカー” も良いですが、Bluetoothスピーカーには「場所の縛りから解放される」というメリットがあります。

キッチン・トイレ・寝室・車内・屋外などなど、たくさんの場面で活躍しそうです。