HAGANEYA(@imech_jp)です。

先日、グランジ・バンド Stone Temple Pilots の元ボーカル、スコット・ウェイランドさんが亡くなりました。

参考記事

元ストーン・テンプル・パイロッツのスコット・ウェイランドが死去|MTV JAPAN

海外の有名人で「薬物絡みで20代を生き延びた」人でも、40代前後で力尽きる方は多いような気がします。それにしても、48歳・・・まだ全然若いです。

スポンサードリンク

 

グランジ=ドラッグ(薬物)というイメージの強さ

Alice In Chains のレイン・ステイリーさんは、薬物の過剰摂取により亡くなっています。Nirvana のカート・コバーンさんもまた、薬物により自殺未遂を繰り返した末に自殺してしまいました。スコットさんの場合まだ死因は特定されていませんが、彼も長年ドラッグに苦しんでいたので、全く関連性がないとも言い切れない感じです。

このように「グランジ・ムーヴメントにおいて活躍した主要バンドのメンバーが、薬物によって命を落とす」パターンは結構あります。

もちろん、Pearl Jam・Sound Garden・Dinosaur Jr.・Smashing Pumpkinsなどのようにクリーンな状態で活動を続けているバンドもいるわけで、必ずしもイコールで結びつくものではありません。

おそらく “目立つ” んでしょうね。

グランジの気だるい音楽性は “ドラッグのイメージ” と結びつけやすいので、結果としてメディアに訃報などが流れた際に「あぁ・・・やっぱりね」と納得してしまう部分も少なからずあります。

実際は、グランジ以外のバンドでもドラッグが原因で死亡している人はいます(レッチリ初期メンバーのヒレル・スロヴァクさんとか)。

 

「自分の力でやってみたい」と思えるかどうか

薬物がバンド活動に支障をきたした例としては、The Doors のジム・モリソンさんや、Pink Floyd のシド・バレットさんなどが有名です。シドさんの場合は長生きしたほうですが「薬物により精神を病み、引きこもったまま死を迎えた」わけで、ある意味では “薬物死” とも言えるでしょう。

サイケデリックな音楽は大好きなので心境は複雑ですが「薬物を利用してまで作品を生み出す必要はあるのだろうか」とは思います。

確かに、薬物中毒者による作品には “後世に残る名盤” もありますし “作品のオリジナリティ” も卓越しています。ですが、やはり “ファンは次回作を待ち望んでいる” のが世の常というもの。「途中で死なれては困る」のです。

 

松本人志さんが以前、こんなことを言っていました。

芸術家などで「感覚が研ぎ澄まされてもっといいところへいけるから」とやっている人がいました。

昔の画家なんかみんなやってたでしょう。

でも、ボクはやらないです。必要ないです。

アスリートたちがステロイドを使って運動能力のポテンシャルを高められるのであればそりゃあ手を出すでしょう。

でも、ボクは自分の力でやってみたい。最悪なのは感覚も研ぎ澄まされないシンナーのような中途半端なものです。
なんのプラスもなりませんから。

覚醒剤も、寝んと働いてもタカが知れてますし。

(「松本人志伝説」より引用)

本当の天才は “薬物に頼らずに傑作を生む” 努力をしているのです。

 

最後に

Stone Temple Pilots は、グランジ世代のバンドで一番好きでした。

1st「Core」を最初に聴いた時は何とも思わなかったんですが、2nd「Purple」で一気にハマり、改めて1stを聴き直したら「あれ?結構良いじゃん」となったのを覚えています(私は、この現象を “洋楽ロックあるある” と呼んでいます)。もちろん、以降の作品も全て好きです。

ストテンは、グランジの中では比較的聴きやすい部類に入るので、もし興味があれば過去の作品を色々聴いてみてください。

スコット・ウェイランド さんのご冥福をお祈りします。

スポンサードリンク