HAGANEYA(@imech_jp)です。

2015年10月31日をもって、アイドリング!!! が9年間の活動に終止符を打ちました。同時に、バラエティ番組としての「アイドリング!!!」も終了を迎えました。

アイドリング!!! 涙の“全員卒業”「私の誇り」 5年後の再会も決定 (オリコン)|Yahoo!ニュース

「アイドリング!!!」をきちんと見始めたのは、せいぜい2~3年前です。「谷澤恵里香」さんや「菊地亜美」さんなどの有名なメンバーは知っていましたが、グループとしては興味がありませんでした。正直、歌もあまり聞いたことがありません。

元々の見始めた動機も「バカリズムさんの冠番組」としてです。どちらかと言えば ”お笑いファン” からの視点でこの番組を観ていました。

しかしながら、私は声を大にして言いたい。アイドリング!!!は、従来のアイドルの中で「最もバラエティに強いグループ」であった、と。

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アイドリング!!! が数あるアイドル番組の中で「ズバ抜けて面白かった」理由

まず、ひな壇からのヤジの飛ばし方は、下手な若手お笑い芸人を凌駕する実力を持っています(メジャーな人気若手芸人は除く)。

番組内でのバカリズムさんのフリに対する反応の早さは、眼を見張るものがありました。とりわけ「朝日奈央」さんと「酒井瞳」さんの適応力は群を抜いています。「とりあえず何か言葉を返さなきゃ」という ”打てば響く” スタイルの芸風は、他のアイドルではなかなかできない芸当です。

もちろん、自身の冠番組だけであれば「ただの内弁慶」とも判断してしまいがちではあります。めちゃイケの「フジ縛霊」のコーナーに出演した際のアイドルとは思えぬ安定感・存在感を目の当たりにしたことで「ホームじゃなくても、ここまで喋れるのか」と驚いたのを覚えています。

「全力!脱力タイムズ」に出演した際の ”AKBのパロディ” なんかも平然とやってのけていたりと、良い意味での「プライドの無さ」は彼女達の強みではないでしょうか。

 

あと、地味にすごいスキルだと思うのが「性的な撮れ高に依存しない」ということです。やっぱり、普通に考えれば「美しい女性」揃いだと思います。でも彼女達はそういった売りを表には出さず、己が培った「トーク力」「アドリブ力」で前に出ようとします。

これはひとえに、バカリズムさんの育成力があってのことでしょう。なぜなら、彼女達のバラエティ番組における ”間合いの取り方” は、完全に「お笑い芸人」そのものだからです。

バカリズムさん自身も以前ラジオで言っていましたが「場の空気を的確に読む」ので、これ以上前に出たら番組の空気が寒くなると思ったら、すぐに引っ込むバランス感覚を持っています。

たまに、僕のレギュラー番組だったりとか、こういうところ(ラジオ)に来てトークしたりだったりとかいう時に、すごい気を遣ってるのがわかるんですよ。「升野さんのレギュラー番組を台無しにしてはいけない」っって。

すげえ空気を読むように・・・別に誰が教えたってわけじゃないですけど、何となくの「ずっとやってきたこと」で叩きこまれちゃってるから「変にガツガツしない」とか。

MCが「もういいよ」っていう空気を出したら早々に行くとか。「この辺で良いでしょ」っていうのを的確に見極めて。

普通ある程度は、空気読まずにガツガツ噛み付いて行ったりだとかね、爪痕を残そうとするのが、若い子達じゃないですか。そんな子が一人もいないんですよ。

みんな「求められたサイズ」の「求められたコメント」をちゃんと邪魔しないように置いて行って「お疲れ様でした」って帰っていこうとするから。

「バカリズムのオールナイトニッポンGOLD」2015年8月3日放送より引用

 

アイドリング!!! 最終回の感想

最終回は、”めちゃイケ” 辺りがよくやりそうな「バレバレのハプニング」感に溢れたドタバタなオープニングから始まり、好みが分かれる感じの「いかにもフジテレビ的な演出」が終始繰り広げられていました。

前半のバラエティパートは「森さんがコサージュを付けたいメンバーは?」→「守ってほしい卒業後の約束」などと続き、いつものアイドリング!!! のレギュラー放送に近い雰囲気でした。

番組の大部分を占める後半「メンバー最後のスピーチ」は、各期それぞれのメンバーが面白かったです。橋本姉妹のノープランなスピーチ・橘ゆりかさんの鼻水のくだりも笑いましたが、やはりダントツで存在感を放ってたのは “うめ子”こと「河村唯」さんではないでしょうか。

 

河村さんは、直近のレギュラー放送で「三宅ひとみ」さんとケンカをしてしまい、関係がギクシャクしていました。この件に関しては、ネット上でも「三宅さんがかわいそう」「河村さんのことが嫌いになった」など色々と言われていましたが、最終回でお互いに和解していたので良かったと思います。

そんな直近のエピソードも織り交ぜつつ、放たれるセリフの一つ一つがいちいち面白かったので会場は爆笑の渦に包まれていました。アイドルのスピーチでありがちな “泣き” に逃げなかったのも潔くて良かったです。

河村さんの「私これからバラエティもやっていこう。升野さんの元でやっていこう」「家は知らなくていい。お金も貸さなくていい。だから一生、升野チルドレンでいさせてください」発言にバカリズムさんがドン引きしていたくだりは、アイドル番組の歴史に残る名場面だと思います。

 

アイドリング!!! みたいなアイドル番組は果たして今後現れるのか?

バカリズムさんは自身の冠番組「そんなバカなマン」で “バカリズムのアイドル探し” というコーナーをやっています(やらされています)。

アイドル探しと言っても、実際は「売れない地下アイドルのお悩み相談」みたいな状態なので、半分ネタでしょう。

ですが、もしバカリズムさんがMCを務める新アイドル番組がスタートしたら、私は引き続き見続けると思います。

 

バナナマンMCの「乃木坂工事中」、おぎやはぎMCの「マスカットナイト」「AKBの今夜はお泊りッ」なども面白いですが、これらはどちらかと言うと「芸人サイドの面白さ」でようやく番組が成り立っているところがあります。

アイドリング!!! も当初はそんな感じだったのかもしれませんが、年月を経て「自らで笑いを取れるアイドル」に成長しました。バカリズムさんの ”バラエティタレント育成力” は、2000年代~2010年代ではトップクラスだと思っています。

個人的には、90年代における「うたばん(石橋貴明さん × モーニング娘。)」に匹敵するアイドルバラエティでした。

”バカリズム監督” の復活は、果たしてあるのでしょうか?いちお笑いファンとして今後の動向が気になるところです。

https://youtu.be/4S-oe1-56yI

https://youtu.be/KaXv8EAhAv4

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