どうも、ハガネ屋(@hagane_ya)です。

というわけで、「カバーソング」後半戦(下巻)となります。

※上巻(メタルバンドのメタルカバー)は、こちらからどうぞ。

往年の名曲をカバーする後輩メタルバンド10選!【洋楽編】(上巻)

 

前半でも多少触れましたが、メタルバンドがメタルバンドをカバーしても
性格上、意外性や新鮮味が出てきにくいです。なんせ大元が一緒だから。
「先輩バンドに敬意を表しました」程度のノリにならざるを得ないというか。

ですからむしろ、ポップスだったりメロディアスなロックなどのほうが
カバーの醍醐味を味わいやすいのではないかなーと個人的には思います。

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で、例のごとく基準はあくまで「筆者が真っ先に思いついたバンド」です。

※クリックで各項目へ飛びます(戻る時は右下のBACK TO PAGETOP)

Korn
・Evanescence – Thoughtless
・Chelsea Grin – Right Now
・EarlyRise – Narcissistic Cannibal

Michael Jackson
・Periphery – Black or White
・Alien Ant Farm – Smooth Criminal
・The LoveCrave – Thriller

Genesis
・Disturbed – Land Of Confusion
・Phish – Watcher of the Skies
・Keane – That’s All

Tears for Fears
・On Being Human – Shout
・Achilla – Shout
・Exes For Eyes – Break It Down Again
・Katy Perry – Head Over Heels
・Dillinger Escape Plan – Head Over Heels

The Beatles
・Yellow Magic Orchestra – Day Tripper
・Type O Negative – Day Tripper
・Satan’s Host – Norwegian Wood
・Trouble – Tomorrow Never Knows
・Pain – Eleanor Rigby

 

(下巻)往年の名曲をカバーする後輩メタルバンド10選!【洋楽編】

 

「Korn」をカバーする後輩バンド達!

気付けば、芸歴20年を超えていた、ベテランニューメタルバンドKornですが
カバーされるネタ元としては、まだまだ少ない部類に入るかもしれません。

ですから、EvanescenceのピアノアレンジによるThoughtlessを聴いた時は
原曲とはまた別の形でのゴシックが表現されていて唸らされたのを覚えてます。
Thoughtless収録の5th「Untouchables」自体ゴシック色は強めですが、
どちらかと言えば原曲が、Paradice Lost系のニュー・ウェーヴ曲なのに対して
Evanescence版は、現代型フィメール・ゴシック色が出ていてすごく新鮮。

 

・・・と、Evanescence一本で押し切るつもりだったんですが思わぬ伏兵。
米デスコアバンドChelsea Grinによる、Right Nowカバーがこれまた秀逸。

終始グロウルで押し通すボーカルに、楽器隊のシアトリカルなアレンジが冴え
ゴリゴリ系の原曲に、昨今のニューウェーヴKornな雰囲気が加わった感じ。

 

Narcissistic~の原曲はダブステップ色強めで、若干うるさい気もしますが
そんな方には、EarlyRiseによる清涼感抜群のカバーがちょうど良いかも。

というか、EarlyRiseってイスラエル出身のバンドだったのか・・・
ただその割には、オリジナル曲含め、中東色ゼロのような気がする(笑)
Orphaned Landみたいなフォークメタルばっかりだと思ってたので意外。

 

Evanescence – Thoughtless

オリジナル

 

Chelsea Grin – Right Now

オリジナル

 

EarlyRise – Narcissistic Cannibal

オリジナル

 

「Michael Jackson」をカバーする後輩バンド達!

Michael Jacksonは、基本ポップスですがジャンルが広範囲に渡っているし、
ロック色強めの曲も結構あるので、カバーしやすいアーティストだと思います。

 

Alien Ant FarmのSmooth Criminalが、おそらく一番有名ではないかなーと。
原曲をそのままロックアレンジした良カバーですが、聴き過ぎて飽きました(笑)

イタリア産ゴシック系ニューメタル「The LoveCrave」のThrillerカバーは、
先ほどのEarlyRiseと同様、米オルタナ系ガールズロックな雰囲気のアレンジ。

Djentの立役者、PeripheryによるBlack or Whiteは比較的原曲に忠実ですが
中盤のテクニカルなパートを人力で再現してると考えると恐ろしい。

 

Periphery – Black or White

オリジナル

 

Alien Ant Farm – Smooth Criminal

オリジナル

 

The LoveCrave – Thriller

オリジナル

 

「Genesis」をカバーする後輩バンド達!

Genesisは、プログレッシブ・ロックとポップス両方の要素を持っていて
なおかつ、どちらの方向性でも成功した稀有なセンスを持つバンドです。

ちなみに・・・フィル・コリンズがボーカルに転向&ポップス化した、
いわゆる「第二期Genesis」のカバー曲をDisturbedとKeaneの二組が、
そして、ピーター・ガブリエル在籍時の4th「Foxtrot」の代表曲でもある
Watcher Of The Skiesを、ジャムバンドのPhishがカバーしています。

 

今回のGenesisカバーを聴いていて面白いと思ったところがあります。
各バンドがそれぞれの立ち位置にあった選曲をしっかりしているんです。
しかも原曲の良さをつぶさず、オリジナル曲のように溶け込んでいるし。
(Disturbed→メタル、Keane→ピアノロック、Phish→即興、フュージョン)

Genesisの作風自体、バラエティに富んでいるという理由もありますが
カバーする側のバンドのジャンルが幅広いので、一括りにできませんね。

 

Disturbed – Land Of Confusion

オリジナル

 

Phish – Watcher of the Skies

オリジナル

 

Keane – That’s All

オリジナル

 

「Tears for Fears」をカバーする後輩バンド達!

この並びだとTears for Fearsは、やや知名度が落ちるかもしれません。
一応。80年代に活躍したシンセポップ・ニューウェーヴ系の2人組バンドです。

http://youtu.be/5YjV5KFGJek

見てのとおり、館ひろしさんのスズキ・カルタスのCMにも起用されたのですが
なんせ1985年ですからね・・・自分にとっては、うろ覚えレベルの曲でした。

 

カバーの有名どころは「Shout2000」でおなじみDisturbed辺りでしょうか。
最初に聴いた時、デジャブ感に襲われましたね。うろ覚えにも関わらず(笑)
「あれー?なんかどこかで聴いたことあるかも」みたいな感じのパターン。

ただ、Disturbed版は1オクターブ高いShout!からAメロが始まるんですよね。
あのアレンジが、原曲のアンニュイな雰囲気を良くも悪くも消してるというか。

そういう意味では、原曲に忠実なキーで始まるOn Being Human版だったり
Achilla版によるアレンジのほうが、Tears for Fearsぽいのかもしれない。

 

もっともDisturbed以後、Shout自体は飽きるほど聴いてしまったわけですが
Break It Down AgainやHead Over Heels等、他の良曲を色々聴いていると
「やっぱりTears for Fearsって良いな~」としみじみ感じてしまうのです。

メロディがよく出来ているので、Exes For Eyesのようなテクニカル系にも
Katy Perryのアコースティック・アレンジにも対応できちゃってますね。

 

On Being Human – Shout

Achilla – Shout

オリジナル

 

Exes For Eyes – Break It Down Again

オリジナル

 

Katy Perry – Head Over Heels

Dillinger Escape Plan – Head Over Heels

オリジナル

 

「The Beatles」をカバーする後輩バンド達!

YMOのDay TripperにしてもType O Negativeによる同曲にしても・・・
それぞれ系統は異なれど、独自のセンスにより大胆なアレンジがされてますね。
同じ曲をカバーして、ここまで方向性がハッキリ違うのも中々面白いです(笑)

あとTrouble、T.O.N.は両方ドゥーム・ストーナー系のロックバンドですが
サイケデリック・ロックとしてのBeatlesを愛しているのが伝わってきます。
Painによる、インダストリアル風味なEleanor Rigbyカバーも悪くない。

 

そんな中、Satan’s Hostがカバーするノルウェーの森が妙に気になって
「そもそもSatan’s Hostって?」と調べてみたら、ブラックメタルでした。
ジャケットの感じは一見ヴァイキングメタルっぽいですが、US産みたい。

しかも77年にパワーメタルでデビューし、00年にブラックメタルで復活。
異色の経歴も良いところです(笑)こういう器用貧乏そうなバンドが大好き。

 

Yellow Magic Orchestra – Day Tripper

http://youtu.be/bXnooZKQkqo

Type O Negative – Day Tripper

オリジナル

 

Satan’s Host – Norwegian Wood

オリジナル

 

Trouble – Tomorrow Never Knows

オリジナル

 

Pain – Eleanor Rigby

オリジナル

 

まとめ

Judas Priest
・As I Lay Dying – Electric Eye
・Devin Townsend – Sinner
・Machine Head – The Sentinel

Deep Purple
・デーモン閣下 – Burn
・Dimmu Borgir – Perfect Strangers
・Type O Negative – Highway Star

Black Sabbath
・Type O Negative – Paranoid
・White Zombie – Children of the Grave
・人間椅子 – Into the void

Metallica
・Sum 41 – Master Of Puppets
・Limp Bizkit – Welcome Home(Sanitarium)
・Korn – One

Iron Maiden
・Trivium – Iron Maiden
・Angra – The Number Of The Beast
・陰陽座 – The Trooper

※ここまでが上巻

Korn
・Evanescence – Thoughtless
・Chelsea Grin – Right Now
・EarlyRise – Narcissistic Cannibal

Michael Jackson
・Periphery – Black or White
・Alien Ant Farm – Smooth Criminal
・The LoveCrave – Thriller

Genesis
・Disturbed – Land Of Confusion
・Phish – Watcher of the Skies
・Keane – That’s All

Tears for Fears
・On Being Human – Shout
・Achilla – Shout
・Exes For Eyes – Break It Down Again
・Katy Perry – Head Over Heels
・Dillinger Escape Plan – Head Over Heels

The Beatles
・Yellow Magic Orchestra – Day Tripper
・Type O Negative – Day Tripper
・Satan’s Host – Norwegian Wood
・Trouble – Tomorrow Never Knows
・Pain – Eleanor Rigby

※クリックで各項目へ飛びます。

 

As I Lay Dyingのメタルゴッドカバーが発端となり、始まった今企画。
ざっと振り返ってみて、個人的に”特に”気に入ってるのがこの辺りです。

・Type O Negative – Highway Star
・Type O Negative – Paranoid
・Limp Bizkit – Welcome Home(Sanitarium)
・Evanescence – Thoughtless
・Chelsea Grin – Right Now
・Disturbed – Land Of Confusion
・On Being Human – Shout
・Katy Perry – Head Over Heels
・Satan’s Host – Norwegian Wood
・Trouble – Tomorrow Never Knows

サイケなDeep Purple。ラップコアなMetallica。
アコースティックなTears for Fears。ピアノ・ロックなKorn
テクニカルなThe Beatles。演歌メタルなGenesis(笑)

共通しているのは「良くも悪くも、我が強い」こと。

原曲を忠実に再現する系のカバーソングもそれはそれで良いんですけど
やっぱり、そのバンドならではの”味”を体感したいですね、せっかくなら。

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