どうも、ハガネ屋(@imech_jp)です。

ももクロのOZZFEST2013参戦辺りから、密かに気になっていた
アイドルの音楽性重視路線。とりわけ最近は「ロック音楽」への傾倒が目立つ。

個人的には、Perfumeの出現・成功がターニングポイントというか
「本格派で攻めても良いんだ」的空気が生まれたのが理由だと思っています。

加えて、絶対的メインストリームとしての「AKB48」の存在があることで
「カウンターとしての音楽性重視路線」がやりやすいのも背景にあったりして?

そんなわけで今回は、雑食リスナーである筆者が個人的に気になった
ロック好きにも受ける(かもしれない)アイドルの楽曲を探してみました。

 

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・ももいろクローバーZ
・BABYMETAL
・東京女子流
・BiS
・モーニング娘。

 

ロック好きのための「音楽性重視」アイドル5選

ももいろクローバーZ

 

BIRTH Ø BIRTH

 

猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」

「ももいろクローバー」として、2008年に結成。

2011年、リーダーの脱退を機に「ももいろクローバーZ」へ改名。

言うまでもなく、AKB48と並ぶ現世代のメインストリーム。

ロックリスナーやお笑い芸人他「著名人のファン」が異常に多い。
マキシマムザホルモンのメンバーがファンを公言してることでも有名。

 

ただ個人的には、後述するBABYMETALやBiSなどの存在を考えても
「OZZFESTに参戦した割には」楽曲が軽くないか?と思っていたりもする。

もっとも、やり過ぎると「出オチ」っぽくなってしまうだろうし、
アイドルとしての寿命が縮まる懸念があるため、バランスを考えてるのかも。

カウンター→メインに昇格してしまったがゆえのジレンマだろうか。

 

和嶋慎治、布袋寅泰、大槻ケンヂ、ROLLY、前山田健一、NARASAKI、
マーティフリードマン(ex:Megadeth)、Freddy Lim(ChthoniC)…

ももクロに関わる、通ウケしそうなロックミュージシャンの名を見ても
この面子なら、もっと振り切った楽曲作れそうな気もするけどなー。

 

BABYMETAL

メギツネ

 

ド・キ・ド・キ☆モーニング

2010年結成。

同事務所のアイドルグループの派生ユニットとしてスタートしたが、
なぜか、本家より有名になってしまったという面白いパターン。
Spiritual BeggarsとARCH ENEMYの関係に似ているかもしれない。

YouTubeの再生数・コメント等を見る限り「海外ウケ」が凄まじい。
最新曲「メギツネ」に至っては「Megadethの新譜より良い!」などという
本気か冗談か分からないようなコメントをするメタラーまで出現するほど。

 

楽曲に関しては、Wikiにもある通り、伝統的NWOBHMというよりも
日本で今流行りの「エレクトロニコア」「トランスメタル」がベースな感じ。

初期Fear Factory、Ministryを彷彿とさせる「Catch me if you can」等
エレクトロ~を通り越して、インダストリアルメタルみたいな曲まである辺り
COALTAR OF THE DEEPERS的ゴッタ煮感を一番感じるアイドルです。

ついでに、レーベルが「トイズファクトリー」という徹底ぶり(笑)

 

個人的に今回挙げた5組の中で一番、将来性を感じています。
その理由として、筆者が挙げるのはズバリ「以下の3点」。

・Vo. SU-METALの歌唱力の高さ・安定感・カリスマ性
・脇を固める2人(YUIMETAL、MOAMETAL)がまだ若い
・海外メタルリスナー、フォーラムでの反響の高さ

 

路線は違えど・・・Perfumeのように海外で人気が定着すれば
息の長いアイドルグループとして活動していける気がします。

もちろん「辞めなければ」「運営元にやる気があれば」の話。
本家が卒業制みたいだし、どうするつもりかは知らないけど
10年後も存在してれば間違いなく「本物の仲間入り」でしょう。

 

東京女子流

Liar

 

Limited addiction

 

運命

2010年結成。エイベックスからデビューした

「THE・90’sエイベックス」な感じのアイドルグループ。

結局、90年代J-POPにあって2000代に無かった匂いってのは
ファンク・フュージョンの要素があるか無いかだったのだろうか?

東京女子流の音楽を聴いていて抱く感覚は「懐かしさ」。
陳腐な表現は承知の上なんだけど、それが最もしっくり来る感じ。

実際、中の人である松井寛(royal mirrorball)氏が手掛けた
珠玉の作品群を見れば、東京女子流の音楽性の高さにも納得。

 

「絶対外さない」と、宇多丸が熱く語る気持ちも分かる一方
Fade Outに固執する、全くノらないマツコの気持ちも分かる(笑)

ただ、懐かしさを全面に押し出し過ぎるがあまり
小さくまとまり過ぎちゃってる気がしないでもない。優等生な感じ。

あと、東京女子流の楽曲はマジで「捨て曲が一切無い」ので
今回ピックアップする上でもっとも苦労しました。

 

BiS

ASH

 

My Ixxx

 

DiE

2010年結成。

ポスト・ハードコア、スクリーモ好きは食いつくかもしれない
ロキノン臭プンプンなアイドルグループ。メンバー名が片仮名。

YouTubeのでも同様のコメントをされている方がいたけど、
アイドル枠というよりも「ロキノン枠」の括りがしっくり来る印象。
関連動画にSEKAI NO OWARIやアーバンギャルドが出るぐらいだし。

 

中心人物の「プー・ルイ」がどこまで企画・コンセプトに介入してるか
定かではないが、全部自分で考えてるとしたら相当な逸材だと思う。

 

ちなみに、プロデューサーの「松隈ケンタ」氏がそもそも
「Buzz72+」というバンド(既に解散)で活動していた経緯もあって
BiSの音楽性に、その要素が受け継がれているような気もします。

What It Is to Burn期のFinchとTHE BACK HORNを足した感じ。

 

モーニング娘。

Help me!!(Dance Shot Ver.)

 

One・Two・Three(Dance Shot Ver.)

 

ブレインストーミング

1997年結成。15年を超えて支持され続ける老舗アイドルグループ。

元々、水面下において確固たるポジションを築いていた人達ではある。
が・・・メディアの取り上げ方・YouTube再生数の急激な増加を見るに
分かりやすい形での「再ブレイク」が来ているのではないかと推測。

 

表面的なことを言ってしまえば「エレクトロポップにすり寄った」とか
「Perfume、少女時代の成功」を受けての路線変更と取れなくもない。

ただ、現在のモー娘が支持されているのは「そこではない」と思う。

 

「ダンスが激しいから、口パクでもOK」という暗黙の了解を断ち切り
テクノポップだろうが、激しいダンスだろうがブレない歌唱力の実現。

さながら、レイモンド・ヘレーラが、機械のごとく正確なドラミングを
人力で再現するかのような「高度な技術をいつでも繰り出せる」的余裕感。

現体制のモーニング娘。の強みとは「生へのこだわり」ではないだろうか。

 

あと、Help me!!~One・Two・Threeを続けて聴いてみると分かるが
黎明期のモー娘には無かった「一貫性」を感じる楽曲が多い事に気付く。

「バラエティに富んだ楽曲群でリスナーを飽きさせない」という
前世代的な方法論からの脱却を意識してるのではないかなーなんて
素人ながら感じたりもした。これは「東京女子流」にも通ずる感触。

 

まとめ

・ももいろクローバーZ
・BABYMETAL
・東京女子流
・BiS
・モーニング娘。

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今回入れるべきか迷ったのが「アリス十番」。

9人体制(現在は8人)でマスク、モッシュ&ダイブ、ヘドバンありと
明らかに「Slipknot」を想起させるメタルユニットなんですが・・・

メタルアイドルを自認する割に、楽曲にメタル要素がないという
割と「押しどころに困る」スタイルだったため、今回は外しました。
(メジャー性→ももクロ、クオリティ→BABYMETAL、過激度→BiS)

本来カウンターを狙って「メタル」をモチーフにしたんだろうけど
類似アイドルが多数出てきてるってのが、何とも皮肉・・・

 

というわけで、今回も例のごとくノリで書いてみたこの記事。

当初は、世の偏屈リスナー同様「音楽を馬鹿にするでない!」と
声を大にして言いたい気持ちはありましたよ。ええ、僕だって。

でもそういう人って、意外と「他の音楽をあまり聴いたことが無い」とか
別の意図(世間に対する憎悪とかがキッカケ)でハマった人もいたりするし
案外、アテにならなかったりするんですよね。

例えば「スラッシュメタル以外を音楽だと認めない」人のレビューとか、
本当ヒドイですからね(笑)理不尽な切り捨て方とか普通にするし。

 

「音」を「楽しむ」が音楽。それ以上でも以下でもない。

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